大阪府泉佐野市のY様 ラシーントラベラーCUSTOM-MADE納車おめでとうございます。

御料車

御料車 プリンスロイヤル

40年も長きに渡って、昭和天皇、上皇陛下に愛された御料車、プリンスロイヤルの、ヨネザワが製作した旧いミニカーである。ボディーは漆黒のようなソリッドカラーで高貴さが演出されている。今回はその漆黒の塗装をラシーンにて再現。ライカというドイツのカメラでも、ブラックペイントという特別なモデルが存在する訳であるが、まさしくそのような特別な仕様として今回は製作が進められた。

漆黒のラシーン

漆黒のラシーン

この度は、大阪府泉佐野市にお住いのY様の愛車となりました、ラシーントラベラーCUSTOM-MADEをご覧頂きたいと思います。外装のすべては漆黒のようなブラックペイントで製作致しましたが、バンパーやリップ、リヤエプロン、サイドステップ、ルーフレール、グリルの中央等はセミグロス『半艶』で手の込んだ仕上げを行い、漆黒の中でも特に味わい深い仕上げを致しております。

ラシーン トラベラー

ラシーントラベラーCUSTOM-MADE 左舷前方姿見

フロントグリル、ヘッドライトも角型に変更が行われ、益々男らしい佇まい。ウィンカーのアンバーレンズ色が挿し色に決まっております。ボディーのドアをご覧頂くと、漆黒のペイントにより風景が反射しているのが良くわかります。

ラシーン専用 ルーフレール

ラシーン専用 ルーフレール

SWが製作するラシーン専用ルーフレール。今回は、ボディーカラーに合わせてブラックペイントで仕上げを行いました。

ラシーン シート張替え

レザーシートの張替え 50デザイン

SWでは、販売車両の全車に最高級のマテリアルを使用したレザーシートの張替えが着いてきます。カラーは100色以上、単色でもツートーンでもはたまた何色でも使用することは可能。今回のラシーンはリヤのスペアタイヤは取り外しが行われたが、スペアタイヤカバーの張替えも着いてきます。

ラシーン トラベラー

ラシーンのある風景

ラシーンはそのクルマの存在だけで画になるわけであって、これが昨今のエコカーであればココはたわいもない、ただの駐車場となるだろう。

ラシーン 日産ラシーン RASHEEN

ラシーンと記念撮影

この度はY様、ラシーントラベラーCUSTOM-MADE納車誠におめでとうございました。末永くお乗り頂けます様に、整備に力を入れて製作差し上げました。また、洗車は大変だと思いますが、じっくりワックスで磨き上げて頂ければ艶々になると思います。

今日はコレマデ。

本日の名言

変化こそ唯一の永遠である。

by岡倉天心  

東京都葛飾区のM様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ ルーフキャリア

民藝の100年

民藝とは柳宗悦らが民衆的工芸という言葉を端的に表した造語であって、ココ100年来の言葉である。その民藝という概念の生みの親である柳宗悦が没後60年ということで、東京国立近代美術館で今年の2月13日まで開催された民藝の100年に足を運んだ。どこかローカルでありモダンである、それまで見過ごされてきた日常の生活道具の中に潜む美を見出し、工芸を通じて生活と社会を美的に変革しようと試みられた時代であり、これがまた戦前戦中と過酷な時代の中であったわけであるから、とてもエネルギッシュである。柳宗悦にはたくさんの同志が集まり以降民藝運動に発展していくのであるが、パオにもその民藝の息吹を少し感じるわけである。パオチーフデザイナー古場田良郎氏が仰った言葉に、擦れれば擦れるほど味わい深くなる、とか少し凹んでも美しく見えるだとか、古場田さん、間違っていたらごめんなさい。そのような用の美は、まさに民藝に通ずるものであるとわたしは思うのである。また、パオは現代のクルマからすれば遥かに手づくりであり、一台いちだいが、同じように見えて、しかし少しずつ風合いが違うのである。こういったものもデザインと工藝のハザマであり、工業製品のなかでも味わい深いモノ、となるのであろう。現在パオ用のルーフレールを試作しているが、取付部など昨今のルーフキャリアと違い、味わい深く仕上げてみたが如何だろうか。

パオ 東京

この度は、東京都葛飾区にお住いのM様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルをご覧頂きたい。アクアグレイの車体は、本当に希少となったMTである。M氏のこだわりにより、フェンダーミラーに取替られ製作が進められた。

パオ フェンダーミラー

TEX ストレートショートアーム 丸型

英国製TEXの丸型ショートストレートアーム仕様である。一般的にはルーカスフェンダーミラーが装着される事が多いが、いかんせんアームが短く、特に左側はワイパーブレードに隠れて見ずらい。このTEXショートストレートアームなら、改善出来、またパオのボディーサイズにマッチする。

パオ レザーシート

純正仕立てのレザーシート

アイボリーの最高級レザーで仕立てた純正仕立てのレザーシート。アイボリーであるが、トップのコーティングによりジーンズなどの色移りもほとんどしない。

パオ ルーフキャリア

パオ専用 ルーフキャリア

パオの天井に最大限の大きさのルーフキャリアという事で、前後は足の幅がギリギリの丁度良いところに納めて製作。プロトタイプゆえ、一般の販売は改めてブログ等で告知差し上げ候。

この度はM様、PAOトラディショナル納車、誠におめでとうございました。頼んで良かったと仰せ頂き、本当に感動致しました。改めて御礼申し上げます。それでは、PAOちゃんと素敵な人生を歩んでください。またお土産も頂き、心より感謝申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

人生に失敗がないと、人生を失敗する。

by齋藤茂太

大分県大分市のH様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

薦枕

薦枕

『たがにへびとぞ しぎつきのぼる あみおろし さでさしのぼる』

こもまくらという御神楽の本歌である。 すでに奈良時代、平安時代の言葉であって現在ではインターでググろうとも、意味は見つからない。時は養老四年、西暦でいう720年の事である。朝廷は隼人の反乱を抑えようと出兵。この地を訪れ、三角池に生えている真薦(マコモ)で枕を編んで八幡大神の憑代とし、八幡大神の神託によって隼人は鎮圧されたのである。以降卯酉年の6年に一度に宇佐神宮に神の憑代となる薦枕が送られる事となった。大分県は温泉県でもあるが、古代の神話の伝承地も多く、神秘的な地域である。

ラシーン 大分県

一村一品

この度は、大分県大分市にお住いのH様の元にお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。ダークブルーの車体をベースに再整備を行い、内外装も十分に手を入れて製作されたラシーン。オーナーH氏の拘りもふんだんに詰め込んで製作差し上げました。

ラシーン 大分県

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

ラシーン ウッドパネル

ラシーン用ウッドパネル Dバーズアイ

ラシーン フロントフェース

ラシーントラベラー フロントフェース

タイヤカバー

ラシーントラベラー 謹製タイヤカバー

ラシーン スピードウェル

この度はH様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。長く使用に耐えれます様に、各箇所に部品交換を行い製作差し上げました。お楽しみ頂ければ幸いです。また、豪華なお昼ご飯をごちそうになり、厚く御礼申し上げます。それでは、ラシーンライフをお楽しみ下さい。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間が自分で意味を与えないかぎり、

人生には意味がない。

byエーリッヒ フロム

神奈川県大和市のO様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

父親から譲られたナルディウッド

若かれし頃、愛車に使用していたナルディが、世代を渡り受け継がれるという事に、どれだけ喜ばしいことであろうか。そして、これから未来の自動車産業にどう訴えかける事ができるだろうか。価値のあるモノは必ず残り続けようという力が働く訳である。価値のあるモノづくりとは、いったいどのようなものなのであろうか。2月13日まで、東京国立近代美術館で民藝の100年という展覧会があった。わたしは、モノづくりの視点からとても興味深々であり、柳宗悦没後60年という節目の開催と云われて回顧的にも手仕事の良さを存分に楽しんできたのである。民藝の話は、長くなるのでココからは少しそれるが、自動車は工業製品である。ナルディウッドハンドルは手仕事である。この工業製品と手仕事の違いと良さであるが、工業製品は同じものを沢山作る事が出来るということである。そして手仕事の良さは、肌触りの良さや温もりを感じる事が出来るであろうか。と、そう単純な話ではない。またこの話は長く長くなってしまうので、いきなりであるが、工業製品とは出来上った時が一番美しい。しかし手仕事は、生まれてから、人の手に渡り、そこから使えば使うほど味わい深くなっていくものである。これは、時間と共にある程度正比例しているように思える。

パオ PAO スピードウェル
PAO パオ 内装

この度は、神奈川県大和市にお住いのO様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルのアイボリーMT車をご覧頂きました。どうしてもMTということで、長くお待ち頂きまして、晴れてオーナーとなられましたO氏。全体的には純正風という事で、内装もマテリアルはレザーでありますが、純正カラーを踏襲して縫製。ざっくりしたシートがなんともPAOの風を感じます。ハンドルは父親より譲られたという事で、取付さしあげました。O様、この度は納車大変おめでとうございました。末永くお乗り頂けます様に。

今日はコレマデ。

本日の名言

悲観主義者は風にうらみを言う。
楽観主義者は風が変わるのを待つ。
現実主義者は、帆を動かす。

byウィリアム・アーサー・ウォード

愛知県一宮市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーントラベラー

若草色

今年は久しぶりに首都圏でも雪が降り、滋賀県の米原では観測史上最大の降雪となったようである。米原から少し行けば、日本一の豪雪を誇る伊吹山がそびえており、熊襲平定に向かったヤマトタケルへと思いを馳せてしまう訳である。という話に頷けるのは歴史好きな証拠である。しかしながら、雪の内ではすでに春が始まっており、今回のそのラシーンはペールグリーンという前期モデルのカラーは、若草であるから、今の季節にぴったりである。

ラシーントラベラー
ラシーン

この度は、愛知県一宮市のM様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラー、ペールグリーンをご覧頂きました。内外装のレストアによりピカピカに復元された車体、ナルディウッドのハンドルやレザーシートの張替えに、外装後部は、背面タイヤレス化しスムーシング加工。オーナーM氏の拘りを詰め込んだ仕様となりました。この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。お土産も頂き恐悦至極に存じます。末永くお乗りいただけますように。

今日はコレマデ

本日の名言

何歳まで生きたかは重要ではない。

いかにして生きたかが重要なのだ。

byリンカーン

愛知県一宮市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

人工という天然自然

はたして、この宇宙はだれがどうやって作ったものであるのだろうか。かの物理学者、アインシュタインは無神論者でも有名であるが、宇宙の始まりだけは神の仕業によるものであるという。人間は、あらゆるものを創造し作り出す生き物であると思い込んでおり、そこで人工という言葉が生まれる訳である。しかし、この地球上では石油を作る微生物もいたり、光合成をして酸素を作る植物たちがいたり、それらは天然、自然という言葉で語られる事に不思議を感じる訳である。あくまで、宇宙の中でラシーンという宇宙船から眺めれば、人間がいくら何を作ろうとも、天然、そして自然なのである。

ナルディ ウッド
ラシーン 内装張替え
ラシーン 一ノ宮

この度は、愛知県一宮市にお住いのM様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きました。内外装にオーナーのこだわりの配色でシートの張替えやタイヤカバーの製作、ホイールやワイパーのカラーリングなど、純正よりカスタマイズ。ナルディのウッドハンドルも良く似合います。この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

今日はコレマデ

本日の名言

どこに行こうとしているかが わかっていなければ

どの道を通ってもどこにも辿りつかない

奈良県生駒郡斑鳩町のU様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 奈良
ラシーン 内装
ラシーン シート張替え
ラシーン シート張替え

この度は奈良県生駒郡斑鳩町にお住いのU様にお造り差し上げました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。こちらも後期(平成9年から12年)のモデルに採用されたサンドベージュというカラーのラシーンをベースに内外装の各部のカラーをお選び頂き出来上がりました。今回の見どころは内装で使用されたツイード生地。オーナーが悩みに悩んで、選ばれましたベージュのようなグレイのカラーでございます。U様、この度は納車誠におめでとうございました。

ご家族と共にラシーンとの思いでが沢山出来ます様に、お祈り申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

諦めない奴に誰も勝てっこない

byベーブ・ルース

大阪府南河内郡のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 大阪府

この度は、大阪府太子町にお住いのK様に納車さしあげました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。

ラシーン レザーシート

レザーシートの張替え

スピードウェルでは、それぞれの販売車両には最高位のマテリアルを使用したシートの張替えが着いてくる。それぞれの、オーナーの思いをカタチへ。

ラシーン

ラシーントラベラー 右舷後方姿見

シックにまとめられたラシーンのカラー。サンドベージュは特に人気なカラーである。ホイールの塗装や背面タイヤのステー、ルーフレール、ドアミラー、バンパーなどの塗装もしっかり行い、ピカピカに仕上げられた。

この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。末永くお乗り頂けます様に整備にも気合を入れましたので、大切にして頂ければ幸いです。

今日はコレマデ

本日の名言

自分にはできると信じれば

あなたはもう道半ばまで来ている
byセオドア・ルーズベルト

迎春 三重県伊勢市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

伊勢神宮

アメツチ

皆様、明けましておめでとうございます。

さて、一年はじまりましたが、皆様は初詣はされましたでしょうか。わたくしは、伊勢の神宮、出雲の大社にお参りを。天津神、国津神、八百万の神々に神恩感謝を申し上げ、令和4年が始まりました。アメツチとは大和言葉で天と地、それは宇宙にあるそのものを表しております。わたしたちは、その宇宙、自然、動物の一部の人間という生き物。あくまでも宇宙のごくごく一部でしかありません。けっして人間が一番偉い存在ではなく、自然に生かされているのもなのであります。昨今環境問題、温暖化問題など地球上で生きて行くなかで、待ったなしの状態にあり、持続可能な社会を目指して全世界で動かないといけないところまで来てしまいました。しかし、果たして電気自動車が正解なのでしょうか。果たして、太陽光発電が持続可能なのでしょうか。このまま世界人口が増加するなか、本当に必要な事は、産業革命以前に戻る事ではないかと思います。資本主義社会ではSDGsを使った利権争いしか生まれていないのが現状。わたくしたちは、現在あるラシーンやパオなど、一つの物が長く使い続けれられるように努力し、少しでも持続可能社会の方向に向かえるよう努力したいと思います。

それでは、 本年も皆様の益々の繁栄をお祈りすると共に、スピードウェルは今まで以上に製作に拘りをもって良いクルマ造りに全力を尽くしたいと思いますので何卒よろしくお願い申し上げます。

パオ
パオ
パオ
パオ

この度は、三重県伊勢市にお住いのK様の元にお届けにあがりました、PAOトラディショナルをご覧頂きました。アイボリーのPAOはオールペイントで製作。内外装のレストアも終え、フロントガラスも新調。内燃機関もオーバーホールを行い、これから長くお乗り頂けるPAOに。内装のカラーはオーナーが悩みに悩んでお選びになられました。ダッシュパネルの上下の張替えとシートのカラ―もとても良い雰囲気に仕上がっております。定番のナルディウッドクラシックを装着して、完成致しました。

この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。また、お土産まで頂き恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

どなたかの おわしますかは しらねども 

かたじけなさに なみだこぼるる

by西行

西行が伊勢の神宮にお参りした時の一句。

あまりの神々しさに涙がこぼれたのでありましょう。

今年最後の納車の巻

パオ 和歌山

和歌山県 西牟婁郡 白浜町のN様 PAOトラディショナル納車

大阪府泉大津市 H様 ラシーントラベラー シダーグリーンOP納車

パオ モケット
パオ 大阪府

大阪府枚方市 M様 PAOトラディショナル アクアグレイ納車

パオ 阪南市

大阪府阪南市のS様 PAOトラディショナル オリジナルモデル納車

ナルディ ウッドハンドル
ラシーン 奈良

奈良県生駒郡斑鳩町のU様 ラシーントラベラー サンドベージュ納車

パオ リミテッド
パオ リミテッド

埼玉県東松山市のK様 PAO SW-LTD納車

パオ 高知県
四万十市 パオ

高知県高岡郡四万十町のT様 PAOトラディショナル納車

パオ 三重県

三重県松阪市のS様 PAOトラディショナル アイボリー納車

ラシーン

大阪府大阪市のH様 ラシーントラベラー OG40納車

12月31日の先ほど、最後にスピードウェル社屋でH様の納車が行われました。皆様には仕上げに沢山のお時間を頂戴いたしましたが、誠に納車おめでとうございました。今年も最後まで全力で走りましたが、まだまだ皆様のご要望にすべてをお応えできなく、来る年、令和4年1月より初心に返り精進してまいりたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

しかし、本当に急に寒くなりましたので、皆様にはどうかご自愛頂ければ幸いです。

それでは、皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

スピードウェルは新年は1月6日より営業致します!