愛媛県今治市のM様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

道後温泉

神代話

神代の昔、大国主命(オオクニヌシノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)の

二神が国造りのために伊予に訪れた。折悪しく少彦名命が重病に倒れ、これを見た

大国主命が湧き湯にひたされたところ、さしも重病もたちまち治ったのだという。

そしてこの二神が浴池を整えられたのが、道後温泉の始まりだとか。

日本は古く、数々の神話や昔話はあるが、そのそれぞれは紆余曲折もありながらも

本当にあった話であるという事は、わたしは信じている一人であって、

PAOに乗れば、その時空にタイムワープが出来るかもしれないと思う一人でもある。

PAOトラディショナル 道後温泉駅

PAOトラディショナル 道後温泉駅

この度は、愛媛県今治市にお住いのM様の元へお届けにあがられた、

PAOトラディショナルをご覧頂きたい。

アイボリーのノーマルルーフは非常に希少であり、昨今はほぼ流通していない。

今回は、パオチーフデザイナー古場田良郎氏著のパオのキセキをお読みになられ

内外装からすべてをフルオリジナルで製作するという拘り様である。

PAO フルオリジナルな内装

PAOフルオリジナルの内装

アイボリーの車両は、スイッチ、ウィンカー、ハンドルなどがブラックで

統一されているというのは、PAOイストの中では周知の通り。

フロアカーペットもオリジナル

フロアカーペットもフルオリジナル

これほど綺麗なオリジナルのカーペットも珍しい、というよりデッドストックを

探して装着。オーナーのただならぬフルオリジナルの拘りにSWが応える。

道後温泉 平姿見

道後温泉と平姿見

唯一天皇に入浴される時に開かれる道後温泉の御門前。

昭和天皇もこちらからお入りになられた、と案内された。

御成門

御成門の屋根

唐破風に千鳥破風に切妻から入母屋まで、すべての屋根のフルコース。

明治の建築技術は恐るべしである。

PAOちゃんと記念撮影

PAOちゃんと記念撮影

この度はM様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

長らくお待たせ致しましたが、頑張って復元させて頂きました。

これから末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

何もしないで負けるより

努力して負けるほうがカッコイイ

ほんとそうですよね~。

滋賀県守山市のT様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

PAOトラディショナル アクアグレイ

貿易風

PAOトラディショナル 前方正面姿見

PAOトラディショナル 前方正面姿見

この度は、滋賀県守山市にお住いのT様の元へお届けにあがられた、PAOトラディショナルをご覧頂こう。

アクアグレイの車両はレストアを施し、バンパーやグリル、ホイール、ワイパーはオーナーがチョイス。

バンパーはアイボリーに、グリルはグレイ色でラッカーフィニッシュが施されており、個性を演出。

50スタンダード レザーシート

Well+50DESIGNパオレザーシート

乗り心地などにも手を加え、ロングドライビングも可能としている。

オーナーのカラーの選定には時間が用意され、心置きなく拘る事が可能だ。

パオ フロントフェース

PAO フロントフェース

フロントフェース部のカラーリングを拘ると楽しいものになる事間違いはない。

他と差をつけたいようであれば、個性を出してみては如何だろうか。

PAOトラディショナル 後方妻姿見

PAOトラディショナル 後方妻姿見

パオの見どころでもあるヒップスタイル。

パオちゃんと記念撮影

PAOちゃんと記念撮影

この度はT様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

オシャンティーなご自宅にPAOが在る姿は、近所でも評判となる事間違いはありません。

またお土産まで頂き、恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

運は努力でつかむ。

間違いありませんなぁ。

日産PAO ベンチレーターが生産廃止!?

桜が満開の季節、皆様如何お過ごしでしょうか。

この桜、東北地方ではゴールデンウィークが満開となるわけで
日本全国で考えれば1カ月は楽しめると言えるでしょう。
ということで、本日は日産PAOのベンチレーター、通称吹出し口が
生産廃止ということで、早速に在庫を確保しリペアパーツの
製作に取り掛かる事に致しました。

パオ 吹き出し口

中央のベンチレーター PAO用

中古車では、前オーナーが汎用のコップ受けをベンチレーターに
取り付けていて、外す際にルーバーが折れるという始末。

特に運転席、助手席の目前にあるパーツであるため、
この部位が壊れていると視界は良好とは言えません。

という事で、リペアパーツの製作に取り掛かる事に
致しましたので、どうぞご安心ください。

まだまだPAOは現役で走り続けれます!!

今日はコレマデ。

京都府舞鶴市のS様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

舟屋

舟屋のある生活

PAOトラディショナル 平姿見

舟屋

PAOフロントフェース

PAOトラディショナル モノクローム

この度は、京都府舞鶴市にお届け差し上げました

PAOトラディショナルをご覧頂きました。

白黒なので、解りにくいかもしれませんが

車体色はアクアグレイでございます。

納車日当日は雪雨の模様で、写真がなかなか難しく

立派にお撮りすることが出来ませんでした。

しかし、舞鶴は戦後の最後の引揚げ港であり、

大勢の方々が祖国の地に足を踏みしめた歴史的な場所であります。

この度はS様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。

千葉県佐倉市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

日産 パオ

PAOな風防

見るからにPAOな風防ではあるが、パオの発売当時には

この風防に見えるPAOのマークはPAOSIDEというアンテナショップで

大小さまざまな大きさのステッカーとして販売されていた物である。

わたしも、ステッカーの1セットは以前所有していたが、

時が経ちどこかに仕舞い込んで、現在は行方知れずであって

久方ぶりに出会って感動をした。

しかしながら果たして、単一車種においてキーホルダーやら、

Tシャツやら、時計やら、サングラスなど

多種多様なグッズが販売されたものはあるだろうか。

もちろん、これはバブルという時代に生まれた特別な物であった

かもしれないが、それ以上にPAOというクルマが異次元の物であり

その異次元の痕跡が、このPAOの風防に現在刻み込まれているわけである。

PAOトラディショナル オリーブグレイ

PAOトラディショナル オリーブグレイ

この度は、千葉県佐倉市にお住いのK様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナルのオリーブグレイをご覧頂く事に致そう。

キャンバストップから内装には、モカブラウンカラーの素材を使用し

それぞれに張替えが加えられ、シートのステッチには

グレイトーンの物を使用して少し洒落をプラスした。

PAO フロントフェース

PAO フロントフェース ラッカーフィニッシュ

純正風ラッカー仕上げとなった、バンパーやグリルたち。

60スタンダード仕上げ PAOレザーシート

Well60DESIGN PAOレザーシート

PAOトラディショナル 平姿見

PAOトラディショナル 平姿見

パオ納車おめでとうございます

PAOと記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナル納車おめでとうございます。

シートなどのカラーはお任せ頂き、有難うございます。

末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

できない理由を探すな。

福岡市博多区のI様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

香椎造り

香椎宮の下

香椎造り

日本人は元来、大陸の様式を取り入れながらも立派な

デザインが行える人種であった。

というのは、この唯一香椎造りからも伺う事が出来る。

ヒノキの皮、いわゆる桧皮葺き(ヒワダブキ)の屋根の造形の

それはもう美しいこと。

桧皮は50年から前後で傷みが激しくなってくるから、

時期がくればまた新しい桧皮に葺き替える。

そうすることによって常に若々しく生き返る事が出来るという、

常若(トコワカ)の思想。

PAOに乗って、本来の日本の姿を見つけて楽しんでみては如何だろう。

PAOトラディショナル フロントフェース

PAOトラディショナル フロントフェース

この度は、福岡県の博多区にお住いのI様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナルをご覧頂きたいと思う。

アイボリーの内装

アイボリーの内装風景

PAOは純正では、内装の一具は外装色でまとめられており、

今回はドアパネルやインストルメントパネルなども

アイボリーにラッカーフィニッシュが施され、製作された。

特にドアの周辺のカラーの切り分けにまで自然とつながるように

ウェザーストリップゴム内部で外装と内装の色訳を行うという

スピードウェルのこだわりも見せている。

ポケットにもこだわった

ポケットにもこだわり

レザーポケットが多い中、メッシュタイプの袋を使用した

シート裏のポケット。

カラーの選定などは自由に選べるが、このようにお洒落に

選べば、見る人を魅了する。

リプレイスメントマフラー

水蒸気は完全燃焼の證

PAO用リプレイスメントマフラーもたくさんご要望頂き、幸いであるが

遂に4月1日よりFIGARO用リプレイスメントマフラーも発売が決定。

厚く御礼申し上げます。

PAOと記念撮影

PAOちゃんと記念撮影

この度はI様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

末永くお乗り頂けます様に、こだわってメンテナンス致しました。

大変美しく、街では人気者になる事間違いはありません。

この度は有難うございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

文化なくして経済なし

by黒川紀章

すでに、日本の文化は西欧の文化の波に大きく流され、

国際化とは、本来はこう言う事ではないと思う人々も

増え始めたのではないでしょうか。

国際化と同時に、日本人であるという誇りを持って

他国の文化に流されず、そして協調しあい

新しい日本の夜明けを迎えてもらいたいものです。

埼玉県さいたま市のM様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

PAOトラディショナル

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

PAOトラディショナル 右舷前方風景

この度は、埼玉県さいたま市にお住いのM様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナルをご覧頂く。

走行は10万キロ近い車両ではあるが、タイミングベルトやウォーターポンプ

並びに、オイルシール類なども交換が施され、内燃機関は

これからまた10万キロとお乗り頂けるような具合。

ダッシュ上下の張替え

ダッシュ上下パネルの張替え

ダッシュパネル上下面は高品位レザーを使用して張替え。

ダブルステッチの装飾により、ひとつグレードがアップした

雰囲気に満ちている。

60DESIGN スタンダードレザーシート PAO用

60DESIGN スタンダードレザーシート

シートは、ベージュとブラウンの二色を使用して

60DESIGNで張替えが行われている。

ポケットは映っていないが、ベルトのカラーにもこだわった。

モンゴルのゲル

PAOトラディショナル 右舷後方より

草原にモンゴルのゲルのようなたたづまい。

遊牧民となって、人生の旅に出る。

まさにPAOの所以である。

PAOとご家族の記念撮影

PAOとご家族の記念撮影

この度はM様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

ずいぶんとお待たせ致しましたが、大変お喜び頂き感謝いたします。

今日はコレマデ。

本日の名言

行動を起こすから、

その先に何かが生まれる。

変化は突然ではなく

小さな努力の積み重ねから生まれるんです。

by野口健

小さな努力、それだけで良いんです。

しかし、この小さな努力も毎日するとなると

大変なものでもあります。

石川県金沢市のM様 PAO『SW-LTD』納車おめでとうございます

スピードウェル リミテッド

藍と呉須

アオとアオとそう読む訳であるが、藍色の染物や、呉須で描かれた陶磁器

の色は、日本人の感性に訴えかける色合いであって

今日でも染物に使用されていたり、食器などの彩色で使われていたりする。

石川県の伝統工芸である、九谷焼の山本長左氏はこの呉須の色合いに

こだわっているというのは、以前パオチーフデザイナーの古場田良郎氏に

窯元まで案内して頂いた時のお話である。

最近ではアーティストデザイナーのハイメ・アジョンが呉須を用いて

斬新な焼き物を製作しているのにも興味はあるが、

今回は、スピードウェルが思う藍色をオーナーと打ち合わせして

リミテッドモデルとして製作させて頂いた。

スピードウェル リミテッド

藍色のパオ

この度は、石川県金沢市にお住いのM様の元へお届けにあがられた

パオ『SW-LTD』をご覧頂く事に致そう。

オーナーM氏が思う、今回のPAOのコンセプトは、遠州好みであって

石畳DESIGNの古袱紗を元にフロアカーペットなど製作をして

敷いてみれば、風流である。

solo

solo

金沢駅のアパホテル脇にあるsoloという喫茶店の

暖簾もまた、藍色にこだわって何度も染めて

使用されていると、女将さんより聞く。

やはり、長く使えるもののほうが、愛着も湧くし

それより味が出てきて、それがこだわりになってくる。

フロントフェース パオ

フロントフェース

往年のレイヨットドライビングランプを隠し持っていたので、

この時ぞばかりに、リミテッドモデルに装填。

中央部が丸く残る光の影が特徴であり、味わいである。

現代になぜこのような癖のある物が

生まれないのか不思議で仕方がない。

右舷後方より

右舷後方より

藍色とテールライトのコントラストがとても美しい。

bd-1

bd-1 メイドインジャマニー

昨今ミニベロブームもあってヨーロッパの自転車がたくさん輸入され、

わたしもこだわって乗っている自転車があるが

M氏は自転車にもこだわりをもっておられ、

なんとbd-1に乗っておられるという。

さすがにドイツ製は特徴のある物で、

機能美の塊と言えばよいだろうか。

実に美しい自転車であった。

PAO納車おめでとうございます。

PAOとBD-1と記念撮影

この度はM様、PAO納車誠におめでとうございます。

自転車と同じく、末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

君が其処に生きているという真実だけで

幸福なのです

by椎名林檎

そうなんです。我々は、日本という国に生まれた、ただそれだけで

本当に幸せなんです。

それでは、なぜ幸せでないかというお話ですが、日本という国を

自分たちが知らない、ただ住んでいるだけだからなのでしょう。

日本という國を知って、真の日本人になりましょう。

日産PAO『ヘリテイジ』の製作 

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Heritage

自動車産業もすでに成熟を向かえ、現在ではクルマという物質より

経済性だとか、快適性などが追求される時代になった。

本来のクルマの持つ価値を好む人間にとっては、その

燃費だとか便利を追求した乗り物は、すでにタイヤが4つ

ついていればどれも同じように見える、と口をそろえる訳である。

現に、ヘッドライトやテールランプ廻りの小手先のDESIGN以外は

ほとんど同じ(セダン、ワンボックス、SUV)と言っても過言ではない。

はたして人類は自動運転となる来るべく日に、己の個性を主張する乗り物が

自動車のDESIGNに対して期待を寄せるかどうか、など考えなくても

答えはハッキリしている。

自動運転となった暁にはDESIGNは捨てても良いと。

そんなクルマとは真逆の世界が、PAOなどのパイクカーファミリーであったり

ラシーンや、初代ユーノスロードスターであって、

個性豊かなクルマの絶頂期に、奇跡的に生まれた時代の産物でもある。

この特異なクルマ達が、未来のDESIGNの一つの指針になるコトは

間違いなく、より一人でも多くの方たちに長くお乗り頂けるように

ヘリテイジというグレードでPAOの製作販売を行う事となったから

本日は、その序文である。

平成元年式 PAO ノーマルルーフ キャンバストップ

ベースを基にフルレストアを行う。

エンジンやミッションのオーバーホール、パワーステアリングやクーラー装置、

タイヤや足回りなどもほぼ新品の出来上がり。

仕上げ刃エンジンルームの塗装や内外装の塗装にも至る。

それらは、月産2~3台と少数ではあるが

これからまた10年20年とお乗り気持ちよくお乗り頂けるように

組立られるから、新車気分でお乗り頂く事は可能だろう。

それでは、以降ヘリテイジの車両製作風景もアップするから

是非とも楽しみにして頂きたいと思います。

京都府京都市のN様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

本日は晴天なり

お盆も開け、工場のメンテナンスも行われた。

PAOと三十三間堂

三十三間堂は六十六間堂

1間は約1.8181818メートルというのは、近年の話。

詳しく言うならば、織田信長が言1間は6,5尺であり、

1,96969697メートル、豊臣秀吉が言う1間は6,3尺、

1,90909091メートルである。

だから、京都の三十三間堂は近年の1,8メートル換算でいうならば

丁度60メートルほどの長さのお堂であると推測し、三十三間堂の門前に

PAOを並べてみたら、その倍近くあるのだからこれはおかしい。

そもそも、三十三間堂のパンフレットを観れば120メートルもある

と書いてある。だから、2倍もあるのだからこれは六十六間堂である。

などと真剣に考えていたところに、よく読めば、柱の間が33個ある

からそう呼ばれるようになり、その所以は観音菩薩の変化身三十三身に

基づくというおちがあった。ちなみにPAOは2間(フタマ)である。

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

フロントフェース

PAOトラディショナル フロントフェース

Rステンマフラー装着

人気のRステンマフラーを装着

三十三間堂とPAO

三十三間堂の門前とPAO

N様ご家族と記念撮影

N様ご家族と記念撮影

この度はN様、PAOトラディショナル納車、誠におめでとうございます。

京都の街にPAOが走る姿は本当にお洒落でございます。

納車中も、舶来の男女にちらちら覗かれ、万国共通で人気でございます。

今日はコレマデ。