香椎造り
日本人は元来、大陸の様式を取り入れながらも立派な
デザインが行える人種であった。
というのは、この唯一香椎造りからも伺う事が出来る。
ヒノキの皮、いわゆる桧皮葺き(ヒワダブキ)の屋根の造形の
それはもう美しいこと。
桧皮は50年から前後で傷みが激しくなってくるから、
時期がくればまた新しい桧皮に葺き替える。
そうすることによって常に若々しく生き返る事が出来るという、
常若(トコワカ)の思想。
PAOに乗って、本来の日本の姿を見つけて楽しんでみては如何だろう。
PAOトラディショナル フロントフェース
この度は、福岡県の博多区にお住いのI様の元へお届けにあがられた
PAOトラディショナルをご覧頂きたいと思う。
アイボリーの内装風景
PAOは純正では、内装の一具は外装色でまとめられており、
今回はドアパネルやインストルメントパネルなども
アイボリーにラッカーフィニッシュが施され、製作された。
特にドアの周辺のカラーの切り分けにまで自然とつながるように
ウェザーストリップゴム内部で外装と内装の色訳を行うという
スピードウェルのこだわりも見せている。
ポケットにもこだわり
レザーポケットが多い中、メッシュタイプの袋を使用した
シート裏のポケット。
カラーの選定などは自由に選べるが、このようにお洒落に
選べば、見る人を魅了する。
水蒸気は完全燃焼の證
PAO用リプレイスメントマフラーもたくさんご要望頂き、幸いであるが
遂に4月1日よりFIGARO用リプレイスメントマフラーも発売が決定。
厚く御礼申し上げます。
PAOちゃんと記念撮影
この度はI様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。
末永くお乗り頂けます様に、こだわってメンテナンス致しました。
大変美しく、街では人気者になる事間違いはありません。
この度は有難うございました。
今日はコレマデ。
本日の名言
文化なくして経済なし
by黒川紀章
すでに、日本の文化は西欧の文化の波に大きく流され、
国際化とは、本来はこう言う事ではないと思う人々も
増え始めたのではないでしょうか。
国際化と同時に、日本人であるという誇りを持って
他国の文化に流されず、そして協調しあい
新しい日本の夜明けを迎えてもらいたいものです。