奈良県奈良市のG様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

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NardiとDanese

ナルディのハンドルはここから始まったといっても過言はない、美しいスタイルは

エンリコ・ナルディのエンジニアとしての手腕や美的センスを活かしたウッドリムの

直観的なデザインであり、クルマのインテリアを特色付ける素晴らしい肌触り、

スタイリッシュで独立したアクセサリーとして1951年に伊太利で製造された。

そして、瞬く間にフェラーリやポルシェに採用されて以来、世界中で愛されるハンドルへと

上り詰めるわけであるが、理由はハンドルから美術工芸品に昇華したような

なんともとろけるような美しさであるとわたしは思う。

特に、ハンドルを取り外して応接間などの壁に掛けているだけでも絵になる

訳であるから、これ以上の説明は必要ないであろう。

しかし、いろんなクルマにナルディのハンドルが似合うのは、やはり先に説明したように

独立したアクセサリー的な存在ではなかろうか。

しかし、デザインされたのは1950年代の話であり、その時代のコックピットのインパネに

装着されていた幾つかの独立したメーター類を見通せるようなスポークの配置であるのだから

現在の新型車のような、メーター類が丸くなく違和感のあるデザインがほどこされた

電光物には似合うことはまず無い。

その点、プリミティブな三連メーター風に仕立てたラシーンに装着するという流れは正統であり、

だれしもが、とてもお似合いだと賛美のまなざしを贈るのである。

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ラシーントラベラー 前方正面姿見

この度は奈良県奈良市にお住いのG様の元へお届けに上がられた

ラシーントラベラーをご覧頂くこと致そう。

今回はそのラシーンの機械らしさを控えめに演出するため、

純正バンパー色『ガンメタリック』をボディー色に変更を加えて製作が行われた。

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謹製ウェル帆布 50スタンダードレザー

謹製ウェル帆布がオーナーの思ひのカラーで製作する素敵なレザーシート。

素敵になるかどうかはオーナーのセンス次第でもあるため、

少し時間を置いて思考していただくよう配慮している。

今回は紺色のボディーにハンドルと同色のレザー色が良く似合う。

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ラシーントラベラー 後方正面姿見

純正タイヤカバーのデッドストックを用意して装着された後方正面。

オーナーのオリジナリティーも漂わせながら、ラシーンの感覚を

楽しむのも一つの考え方である。

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G様とラシーンちゃんをガシャ!!

この度はG様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

バンド活動をなさっているという事で、ラシーンが機材の運搬に

役立つことを期待致しております。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間が人間として生きていくのに一番大切なのは

頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。

by中村天風

もちろん頭も必要ですが、良心というものが欠落すれば

なんの良いところもございません。

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