日産ラシーン スロットルチャンバーを交換するの巻

どんどんどんも〜ウェルだす〜。
さて、今日はラシーンのお話。
しかも1500ccでは致命傷のスロットルチャンバーのお話だ。
まずスロットルチャンバーとは何ぞやと申せば、話は長くなるのだが
簡単に言えばエンジンの吸入空気量を調整&測定しているところ。
吸入空気量の調整はスロットルバルブが行い、アクセルペダルに
リニアに反応するバルブがスロットルバルブと言われる。
吸入空気量の測定はエアフローセンサーが行い、チャンバー内に
通り抜けるエアーの量を電気抵抗値の変化によって測定し、
コンピューターに信号を送っている。
このパーツが悪くなればどういう症状が起こるかと申すと、
?エンジンがかかり難くなる。またかからなくなる。
?アイドリングが不安定(急にアイドル回転が落ちる)
?高速走行時にパワーが抜けたような気がする。
などなど、要はきっちり吸入空気量を測定できず、コンピューターに
誤診信号を送っているエアフローセンサーが犯人なのだ。
硬い話は少し置いといてまずはご覧頂こう。

ラシーンの心臓部。
スロットルチャンバーはどこかと申すと、
ちょうどエアクリーナー(写真ではエンジンヘッドの後ろ側)
の真下に潜んでいるのである。
エアクリーナーを外してみよう。

これがスロットルチャンバー本体だ。
そう、エアフローセンサーだけを交換できれば話は早いのだが、
そこは問屋がおろさない。
アッセンブリーでの交換しか出来ないのが難点のどあめである。

リビルドのスロットルチャンバーだ。
日産の価格であれば新品が66,800円もするのだが、
スピードウェル社のリビルドであれば19,800円ですむ。
交換工賃を入れても28,000ほどですむ。
交換をご希望の方は前もって予約が必要で御座る。

付いていたチャンバーの裏側。
↑丁度中心のバルブがスロットルバルブであり、アクセルとリニアに
連動するところ。
チャンバー自体には色々なセンサーが取り付けられているのだが、
色々とご紹介いたそう。
吸入空気量測定器(エアフローメーター)、ホットワイヤー式
アクセルの踏み込み測定器(スロットルセンサー)、可変抵抗式
補助空気量制御器(AACバルブ)、ロータリーソレノイド式
ざっとこんな感じだが、最後にご紹介したAACバルブは
アクセル全閉時に吸入空気量を調整する事により、
エンジンの目標回転数に制御するのだ。
例えば、エアコン作動時などエアコンのコンプレッサーにエンジンの
出力を奪われる時などに吸入空気量を増やしエンジン回転を上げる
などが例。

チャンバー内中心右にエアフロメーターが存在する。
このパーツを交換すれば無問題なのに、アッセンブリー交換
だなんて、ホントにマイッタ。
さて、このパーツは1500ccのラシーンのもので御座るが、
今週中には1800ccの物も特集致そう。
今日はコレまで〜
本日の名言
夢は大きく 根は深く
by相田みつを
スローガンでも御座いますなぁ。
夢なんですから、でっかくなきゃ。そうたやすく現実になるものは
夢とは申しませぬぞ。
根は深くありたいものです。どっしりと腰をすえ、動かざる事
山の如しですなぁ。

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