日産パオ ウェル帆布謹製 天張りをスペシャルに交換するの巻!!

どもども〜ウェルです!
さて、今回のお題はパオの天井の内装(天張り)を〜
張り替えるという特集をご覧頂こう。
今回製作させて頂くお車は兵庫県のKオーナーのパオ。
そもそも、パオの天張り、特にキャンバストップ車両の
天張りは破れていることが多く、見栄えもあまり良くないという事で
今回の張替え騒動に至ったわけで御座いますが、
純正生地でもよろしいのですが、今回はスピードウェル社が
特注の生地(いつものぶつぶつしたモノ)で張替えるという。

パンチング加工を施し、よりノスタルジックさを演出している。
そう、この生地は別注で製作している訳で、スピードウェル社の
コダワリでもあるのだが、今までにはサンバイザーにも
取り扱っていた物と同じもので御座る。
まずは、パオちゃんの天張りを全て剥がしたところからご覧
頂こう。

後部座席の上側だ。
なんとも天井には骨格があるのみだが、普段は拝む事が出来ない場所
なので皆々ラッキーで御座る。

前部座席上部。キャンバストップの溜まった水を逃がすホースが伺える
そう、キャンバストップ車両には四隅に排水口が設けられており、
フレーム内に延びているホースを伝って水が車外に放出されると言う。

天井には四隅に補強が。
キャンバストップ自体は天井に大きく穴を開けて取り付けられている
のだから、ボディー剛性が落ちるところ。
しかし、きっちり補強が入っており、ノーマルトップ車両とは
10kgもの重量差があるという。

後部座席上の排水ホース。
このホースを伝って丁度リヤタイヤハウス後ろぐらいに
ホース出口が存在するのだが、この場所に土が溜まって
水が抜けにくくなっているものもしばしば。

キャンバストップにホースを取り付けた様子が伺える。
このようにして排水されているのでござ〜る。
大雨でも、四隅から排水されるので中に雨漏りする心配はないのだが
キャンバストップ自体が破けているのであれば論外。
パオのキャンバストップは中古車を購入される方々は
張替え無しではもう難しかろう。
あーだこーだ言っている内に出来上がったのだ。

ノスタルジックが加速する。
中心のキャンバストップ自体の生地は雨が当たることもあるゆえ
このパンチング素材は使えないので純正のままだ。
その他はぐるりと張り替えた。

後部座席の上もご覧の通り。
往年の仕上がり。
若干シワが寄るところも存在するが、そこはご愛嬌である。

サンバイザーもセットで交換すればもっと雰囲気は変るだろう。
という事で、今回は天張りを交換したのだが、
できれば夏に行うほうが作業的には疲れない。
冬場は気温が低く、素材自体が縮みやすいからだ。
いずれにせよ、おもむきは抜群である。
今後、天張りの張替えも徐々に増えていくだろうが、
これはスペシャルで御座る。
ちなみにKオーナーはシートも張替えたのだ。
少しだけお見せしよう。

Well60レザーシートだ。
カラーは少し濃い目のブルー(紺色)だが、パイピングを
べージュで仕上げている。
黄金比が効いているのでバランス非常に良い。

リヤポケットの網の部分は2タイプ存在する。
シートカラーにも合わせて2色に網をご用意しているのだが、
このポケットにも惜しみなくゴールデンレート(黄金比)が
投入されているのだ。
こだわり出したらキリが無いのだが、来月さらに
驚きが待っている。
今後共楽しみで御座るなぁ〜
今日はコレまで!
本日の名言
やればできる。
できないのはやらないからだ。

by飯田庸太郎
単純で御座いますが、やろうともしていないのにできないと言う人、
これは全く成長する見込みゼロで御座いますな。
少しきついかもしれませんが、やろうとする姿勢がその人の価値
かもしれませんなぁ。

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