三重県名張市のY様 ラシーンジョルジェット70納車おめでとうございます

ラシーンジョルジェット70

ラシーンとそれ以外の量産車を区別する

それはいわばクルマの中のオシャレの国境線のことだ。

いまやラシーンは「オシアンティーな人類や、新型車のデザインの退屈に飽きた若人」の

興味の向くところであって、量産車の座はとっくに降りている。

さらにラシーンは人がクルマを選ぶのではなく、クルマが乗る人を選ぶという

ストイックめいた観念さえ昨今漂わせている。

これはラシーン厳粛主義であって、日々ジャージにツッカケを履いた、

いわゆる(※1)ヤンキードンキーモンキー人類(以下モンキー人類)には

まったくラシーンが似合わないことを指している。

そしてモンキー人類とオシアンティーな人類の間には確固たる国境があり、

ラシーンに乗るためには日常生活そのものがオシアンティーになる必要があって

その心のないモンキー人類は「ラシーンは恥ずかしくて乗れな~い」と、つぶやくわけである。

そして面白いのは彼らはジャージにツッカケを履いて高級車に乗っているという真実だ。

これがとても似合うのであって、高級車にはジャージにツッカケがマストアイテムかと

思わせるような、モンキー人類が好むデザインの共通項が確実に存在する。

※1『ヤンキードンキーモンキー人類』
1903年(明治36年)、岡倉天心は米国ボストン美術館からの招聘を受け、
横山大観、菱田春草らの弟子を伴って渡米。羽織・袴で一行が街の中を闊歩していた際に
1人の若い米国人から冷やかし半分の声をかけられた。
「おまえたちは何ニーズ? チャイニーズ? ジャパニーズ? それともジャワニーズ?」。
そう言われた岡倉は「我々は日本の紳士だ、あんたこそ何キーか? ヤンキーか?
ドンキーか? モンキーか?」と流暢な英語で言い返した。

ラシーンジョルジェット70

ラシーンジョルジェット70 右舷前方姿見

この度は、三重県名張市にお住いのY様の元へお届けにあがられた

ラシーンジョルジェット70をご覧頂く事に致そう。

ラシーンのコンセプトカラーであるホワイトボディーに

茶色のコックスレザーをあつられた70レザーシートがソウチンされる

ジョルジェット70と云う名のラシーン。

カンガルー避け付き ラシーン

カンガルー避け改め、鹿避け。

昨今は野生の鹿が大繁殖していて、わたしも偶然にも真夜中の紀見峠で

軽自動車くらいの目方の鹿に遭遇した。

色は白く角はとても大きく、あれは山の神であったと今でも思うわけである。

もちろん、カンガルー避け(グリルガード)は

現在ではコスプレとしてソウチンされている。

ジョルジェット70 コックスレザーシート

ジョルジェット70 コックスレザーシート

オトナの空気が漂うジョルジェット70コックスレザーシート。

座り心地も良く、トータルでデザインされているのが手前味噌。

ワンランク上の上質さとワイルドさが見事に調和意したシートである。

ジョルジェット70 コックスレザーシート

ジョルジェット70 コックスレザー後部シート 

後部座席もご覧の通りに張替えが行われている。

本当に気持ちが良いから、一度後部座席に乗ってドライブに

出かけたいと願っている。

ラシーンジョルジェット70

ラシーンジョルジェット70 側面姿見

内装をよりフォーカスさせるために、外装は極めてシンプルに。

こういうのは良い例であって、悪い例はこっちもあっちもどっちも

色々いじくってしまう所にある。

もちろん、バランスが重要であって色々いじってバランスが良いようであれば

問題はないが、何をフォーカスしたいかをじっくり考えて製作を行えば

おのずと良い物が出来上がる訳である。

Y様とラシーンのショット

Y様とラシーンのショット

この度はY様、ラシーンジョルジェット70納車おめでとうございます。

別荘に本当にラシーンが似合っていて素敵でした。

さらに、Y様のお洒落感が本当にカッコよかったです。

またBBQの件はよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

教育とは、芸術である。

byルドルフ・シュタイナー

本当にそう思います。そして芸術のような教育をおこなってもらいたいとも思います。

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