日産RASHEEN 1.8Lエンジン(SR18DE型) ウォーターポンプ交換の巻!

どんもす~。ウェルです!
さてさて、本日はラシーンのft(1,8Lエンジン)の
ウォーターポンプの交換をご覧頂くコトに致そう。
まず、ラシーンのエンジンについてだが合計3タイプ
用意されていた。
初期モデル(平成6年から8年まで)のものには1,5Lエンジンのみ
の設定であったが、平成9年のマイナーチェンジに伴い
1,8Lエンジンを搭載したラシーンftが発売された。
その後ラシーンにはフォルツァというグレードが仲間入りし
フォルツァには2,0Lエンジンが搭載されるという。
今回はその1,8Lのウォーターポンプについてお勉強致そう。
20090718a.jpg
これが1,8L(SR18DE)エンジンだ。
排気量:1838cc、DOHC16バルブ、自然吸気マルチポイントインジェクション。
ヘッドカバーの色はシルバー。
ボア×ストローク:82.5×86.0
出力:92kW(125ps)/6,000rpm 156N・m(16.0kg・m)/4,800rpm
もちろんレギュラーガソリン仕様。
さて、本題だがウォーターポンプの交換という事で、まず
ウォーターポンプというのは何ぞや!と申せば、
エンジンを冷やす冷却水を循環させる装置だ。
冷却水はラジーエーターというところで冷やされ、
その冷やした水をエンジン内(ウォータージャケット)に流入させ
エンジンの熱を吸収させるのだという。
まあ早い話が、このウォーターポンプがなければエンジンが
オーバーヒートしてしまい、動けなくなるという事。
ピストン最上部の温度は2000度にまで達するのだから是非とも
冷やして欲しい。
20090718b.jpg
この中央部分、エンジンの側面にウォーターポンプが張り付いている。
20090718c.jpg
そう、この下辺りにウォーターポンプが生息する。
これをはずそうもんなら、エンジンマウントを外し、そこについている
ブラケットを外せばようやくウォーターポンプが顔を覗かせるのだ。
20090718d.jpg
外れた様子。
解かりやすく遠めで撮影したのだが
もっと近くでご覧頂こう。
20090718e.jpg
この場所にウォーターポンプが装着されていた。
さすがアルミエンジンらしく、冷却通路に大きな汚れはないように見える。
20090718f.jpg
これがお古のウォーターポンプだ!
しかし、フィンの状態も綺麗であった。
なかなかこのウォーターポンプや10万Km以上走っても交換が不要なのかも
しれないと思われる。
しかし、ベアリングの不具合や、シール類の劣化で水漏れが起こる危険性も
あるから予断を許さない。
20090718g.jpg
これが新品のウォーターポンプだ。
しかもこのパーツは社外品。
なぜ純正品を使わないかと申せば、この写真をご覧頂こう。
20090718h.jpg
左がお古『純正』右が新品『スピードウェル社外品』だ。
ほら、肉厚が違う。
より強固になったウォーターポンプを採用している訳だ。
スピードウェル社では、純正品とより良い社外品とを
調和を取り製品造りに挑戦する。
20090718i.jpg
新しいウォーターポンプが鎮座した。
さてさて、今回はウォーターポンプの交換を行った訳だが、
エンジンを始動時にヒョウイヒョウイ~というような音が出たら
疑う価値はあり。
皆も聞き耳をたててラシーンの調子を伺って欲しい。
今日はコレまで~
本日の名言
神仏を祟びて神仏を頼らず
by宮本武蔵
そういうことでしょうなぁ~。結局のところは自分自身でモチベーションを
上げるための一つのきっかけなのでもありましょう。

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