究極のエコカーとは廃車率の低いクルマの事である

ラシーン

究極のエコカー

遂にその時を感じる、時が来たのである。消費者の環境意識の高まりに加え、減税や補助金でお買い得感をくすぐったハイブリッド車。これらは長い目でみてCO2削減 につながるのか検証してみると、同制度はCO2削減効果に乏しく、環境対策というより は、実態は買い替え促進による景気対策であった、というお話は公益社団法人日本経済センターの研究員の報告である。

燃費だけみたら、エスティマ11、6L /km。エリシオン9,1L/km。車格は違うがこんな、パオやラシーンよりも、燃費が悪い車でさえエコカー減税を受けている事自体が違和感でしかない。『国土交通省燃費一覧より抜粋』

はたして、エコカーと呼ばれるクルマが20年、30年、車検を受けて乗っている方がどれだけ居られるだろうか。はたして、どれだけ生産されて、どれだけ廃車にされたのか。そのほとんどは20年も経たずして廃車され続けただろう。

こんな事がまさにエコカーだと、もう叫んではいけない。本来の究極のエコカーはその廃車率の低いデザイン性能のあるクルマである。

たしかに、メーカーは新しい車を造って売らないと、経済も活性化はしないだろう。それ自体は否定はしない。ただ、わたしが言いたいのは、新車から13年以上経過した車に敬意を払わず、軽々も烙印を押して重税を課すという仕組みに問題があるという事を伝えたい訳である。

何度も言おう、究極のエコカーとは廃車率の低い車の事である。

パオは33年、ラシーンは27年、ずっと残ってきた訳である。これは究極のエコカーであるという証明書なのだから、胸を張って乗ろうではないか!!

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