ダンパーを交換する
生産廃止から2年ほど経つだろうか、リヤハッチのダンパーが経年の劣化で
PAOのほとんどがハッチを開けたまま保持することが出来ない状態である。
今回は、名古屋にお住いのN様のご提案でダンパー交換のすべてをご覧頂く。
ボールジョイント部を取り外す
純正のダンパー上部はステーを介してボディに直接ネジ止めであり、
下部は、ボールジョイントを介してガラスハッチにナット留めのような形。
それぞれを取り外して、ダンパーの交換を行う。
モンロー製 ダンパー
こちらは、モンローのダンパーである。欧州車用に開発されているが
長さはPAOの純正ダンパーとほんの数センチ違いであり、これは装着が可能である。
モンローとでかでかとホワイトマーカーで印字されているのには
いささか主張しすぎではあるが、好みは分れるところだ。
ボールジョイント装着絵図 ロアー
ボールジョイント装着絵図 アッパー
上下部をボールジョイントに交換する作業が必要であるが、
グラインダーやリューターなどお持ちであればDIYでも装着は可能である。
ただ、ボールジョイントが4個必要になるため、何かの自動車の部品を代用しないと
出来まめん。
日産PAO リヤハッチ御開帳
今日はコレマデ。
本日の名言
何でも不器用に造るが良い。
見かけが器用に出来た物に長持ちする物は無い。
by三遊亭円楽
これがね~本当に素敵な名言です。
まるで現在の日本のメーカーが出しているクルマや、家電なんか
みんなそのような感覚であって、性能うんぬんかんぬん、でなくて
本当に長く持ちたい、と思えるものがございません。