大阪府泉大津市のM様 ラシーンフォルザ納車おめでとうございます

フォルザ フロント

フォルザのフロントフェースはスカイラインの直系

実に、この秘話は、まだあかされてはいない。このブログを見た人は、きっとラシーンフォルザについて魅力を感じる事であろう。ラシーンは平成9年に後期モデルと題してマイナーチェンジが行われ、そしてさらに平成10年フォルザという2000㏄の排気量を持つ屈強なラシーンが発売された。CMはムーミンとスナフキンが起用される。そのフォルザは丸目4灯のフロントフェースとオーバーフェンダーが特徴的である。ボディー本体も他のラシーンとは異なり、ベースは、速さへの情熱が詰まったパルサーGTI-Rそのものであり、このGTI-Rからターボチャーチャーを外したモノがフォルザのパッケージなのである。パルサーGTI-Rは1992年にWRC、いわゆる世界ラリー選手権に参戦していた車両であって、こんな強烈な4WDが何とフォルザのベースだった事を知る人は少ないはず。いや、居ないのではないか。また、特徴的なフロントフェイスは、なんと箱スカやケンアンドメリー、そしてジャパンのデザイナーである松宮修一氏によるもの。ここでようやく点と点が線でつながったと思う方も多いはず。なぜ丸目4灯だったのか、なぜオーバーフェンダーだったのか。それは往年のスカイライン直系デザインだったからだと言っても過言ではない。不運にも当時の流行の波に乗る事が出来なかったが、25年という歳月が流れ、フォルザは遂にビッグウェーブに乗って、とてもイカしたクルマに昇華したのであった。松宮さん、デザイナーチームの皆さん、本当に渋いクルマをありがとうございます。

ラシーンフォルザ

ラシーンフォルザ フロントフェース

この度は、大阪府泉大津市のM様に納車されました、ラシーンフォルザSWltdをご覧頂きます。今回は後期モデルにあるシダーグリーンを現代風にリミックスしたカラーで塗装を施し、内外装をくまなく仕上げ、さらにエンジンやミッション、ブレーキ廻りも超絶メンテナンスを施してこれから長くの使用に耐えれるように製作が進められました。

ラシーンフォルザ SWltd

ラシーンフォルザ 左舷前方姿見

各部のパーツはブラックでペイントが行われておりますが、実に手間隙をかけた塗り分けをしております。まずはバンパーはピアノブラックとマットブラックとシルバーの3色。グリルやオーバーフェンダー、ミラー、ドアのアウターハンドル等はピアノブラック。そしてホイールやルーフレール、クォーターガラス、背面のステー等はセミグロスのブラック。昨今のどれもこれもが艶消しのブラックで塗装するのも良いのですが、こういった塗り分けを行う事によって、より深みと味わいが現れ、とてもカッコ良く心に映ると思うのです。どれだけの良質なエネルギーをかけて製作するかが、質感や味わい深さ、匂い立つ何か。モノから感じられる存在感の決め手になると信じている。

ラシーンフォルザ内装

フォルザの内装カスタマイズ

昨今人気は、ホワイトのパネルラッカーにウッドハンドル。シンプルに解りやすくてCOOLである。この色合いも丁寧に調整されており、パネルラッカーの肌艶の感覚などは、他では絶対に真似は出来ないであろう。

ラシーン内装

SPEED LEATHER 50 Design

最高品位のマテリアルを使用して張替えが行われるフォルザの内装。スピードレザーは完全な張替えの為、長くの使用に耐えるマテリアルを使用している。使えば使うほど味わい深くなるのが最大の魅力である。

レザーシート

エンボス仕立て

今回のシートは身体が当たる面はエンボス仕上げとなり、蒸れにくくてなじみが良い。単色で仕立てる時にはちょっとした雰囲気を楽しめるのも魅力だ。

ラシーンフォルザ

クォータグラスのブラックペイント

実は、このクォータグラスはポリカーボネートで出来ており、経年の劣化でひび割れが酷いのである。その上から塗装すれば、あと数年もたてばバキバキに割れてくるであろう。SWでは3㎜厚のポリカーボネートを加工して、さらに覆い、しっかり溶着させてから塗装を行うという造り込みを見せている。

フォルザ ホイール

フォルザ 15インチ 純正アロイホイールを加工

1800ftやフォルザ専用の純正アロイホイールも、リムを磨きアルミの地肌を整えてシルバーに光らせ、さらにセミグロスのブラックペイントで押さえれば、現代に通じるお洒落なホイールに仕上がる。(オーバーフェンダーはピアノブラックがやっぱり渋い)

ラシーンフォルザ

ラシーンフォルザと記念撮影

この度はM様、ラシーンフォルザ納車誠におめでとうございました。お色の打合せではご要望をお聞かせ頂き、さらにバランス等お任せ頂きまして、恐悦至極に存じます。そして、とても気に入って頂けまして幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

すべて八分目

この限度を守ってさえいれば

たとえ成功しても

調子に乗り過ぎて

失敗する憂はない。

by小林一三


日産ラシーン 1800㏄ マフラーを交換するの巻

ラシーン

マフラーは限界に近づいている

もちろん、走行距離に応じてその経年の劣化具合は異なる訳であるが、おおよそ20万キロが限界であろうか。今回は、他店で購入になられたお客様が、SWにお持込頂き、マフラーの修理を差し上げます。車両は1800㏄のモデルであり、こちらのマフラーは1500㏄と違って少し独特でございます。まずは、現状をご覧頂きましょう。

ラシーン マフラー

最後部のタイコ(サイレンサー部)

表面が錆びて剥がれている。しかしこれ自体は問題は無いのである。問題は、排気管の接合部が錆びの為に割れ、穴あき等が発生して排気ガスが漏れてしまうことである。

ラシーン マフラー

マフラー接合部

もうこれがどういう状況かは分かりにくいが、中古車で販売される時に、排気漏れを隠そうとしてマフラーボンドをたらふく塗ったようである。さすがにココまでてんこ盛りにボンドを塗布したのは見たことがない。

ラシーン マフラー

フロントマフラー 下部

こちらもマフラーボンド祭りである。そのマフラーボンドは一過性であり、修理に使用するものでは無い。また、今回はボンドを塗ったあとに遮熱版を取り付けず、放置されているのがなんとも残念。遮熱板も買い直さないといけない。

マフラー修理

センターにある触媒

触媒の遮熱板ははずそうとしたのであろうか、ボルトがすでに頭がとんでいた。今回の車だけではない話であるが、専門店を謳うにわかショップの整備は、、んんと思う。今回の車両の話ではないが、リーズナブルに買うというモノにはそれなりのリスクが存在する訳である。

マフラー

ラシーン 1800㏄用純正マフラー

今回は在庫があったので直ぐさま、修理が可能であったわけであるが、実に日産は部品の在庫を抱える事が出来ず、1カ月ほど待つことがざらである。ということで、ラシーン1800㏄のマフラーの交換前をご覧頂きましたが、スピードウェルでは、今後、純正代替品を随時製作販売を行いますので、乞うご期待下さい。

今日はコレマデ。

本日の名言

彼は彼、我は我でいこうよ

by大久保利通

日産ラシーン プロペラシャフトをオーバーホールするの巻

ラシーン
46万キロ走破

46万キロ走破したラシーン

そう、10年10万キロと謳われて、乗り換えをするのは少し馬鹿げた話である。まだまだ使える物であっても、買い替えたいという気持ちも解らなくはない。という前置きは必要であるが、しかし気に入った物を修理を行いながら、長く使用するというのは美徳である。今回のラシーンは実に46万キロ以上を走りぬいた兵。各部の修理も都度おこなわれているが、遂に日産でも修理が不可能という個所も、修理を可能とするべく、今回は、プロペラシャフトという、後輪に動力を伝えるシャフトのオーバーホールをご覧頂きたい。

ラシーン

ラシーンのプロペラシャフト

中央の黒い棒がプロペラシャフトと言われる物である。ミッションから後輪へつながる、デファレンシャルに動力を伝えているのである。走行中はスピードに応じてクルクル回転しているのであるが、3か所に不等速ジョイントという稼働部があり、その中にあるベアリングの不良によりガタがでてしまい、ラシーンでは特に40㎞以下のスピードでフロア下部よりカチカチと音がするようになるのである。ほっておくと最終的に不等速ジョイント部で千切れてシャフトが脱落し、走行中に地面に刺さってえらい事にもなりかねない。そうならないようにスタビライザーが左右に張って、完全に脱落する事は滅多とないであろうが、そこまで壊れてしまってからでは修理は出来ない。

不等速ジョイント

不等速ジョイント部

ジョイントの十手を取出し、新たに装着するベアリングには一部にグリスアップ用のニップルを新設し、以降車検時にグリスアップすることによって、高寿命化を実現。純正以上の仕上げである。

不等速ジョイント

加工痕が見れる。

なんと、純正は修理が不可能な仕上げをおこなっており、それをわざわざ粉砕してから、総替えを行うという手間隙のかかるリペアである。また、修理後はバランス取りも行い、しっかり調整をおこなっている。

センターベアリング

センターベアリングも交換。

ドライブシャフは2か所でボディーに宙づりされており、そこには空気ばねの入ったベアリングによってボディーにマウントされている。

ということで、車検で不適合となるラシーンも昨今多くなってきたという事で、修理の際は、一度お声かけください。

今日はコレマデ。

本日の名言

今の時間を大事にできない人は

未来の時間もきっと大事にはできない。

by平尾誠二

愛知県岡崎市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 内装

質感は大切

最近のクルマの内装はどうも、質感が悪いと感じるのはあたしだけではないだろう。樹脂成型はローコストで安易であり、そこにエネルギーが全く詰まっていない。熱量が全く感じられないのである。先日ヨウツベで、マツダ車とトヨタ車の同価格帯の内装の造り込みが紹介されていたが、それも新車価格ではラシーンの3倍ほどである。それでも、マツダ車よりトヨタ車より、ラシーンのほうが断然質感が良い訳である。さらに昔に遡れば遡るほど質感はどんどん良くなっていく気もするのであるが、これは現在もう何がおこっているのか解らない。一つは消費者の質が低下したのか、一つは開発者の質が落ちたのか、世の中の風潮なのか、どちらにせよ、良い意味ではないため、この先が不安なのである。

岡崎市 ラシーン

ラシーントラベラー 前方姿見

この度は、愛知県岡崎市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。オーナーの思いのカラーにオールペイントを施し、内装もカスタマイズ。良くあるカスタムしましたよ的なクルマではなく、あくまでもさりげなさを演出するために、細部にこだわり製作差し上げました。

スピードレザー

SPEED LEATHER ラシーン専用50スタンダード

巷の安価な素材ではなく、最高品位のマテリアルを使用して張替えが行われた、ラシーンのレザーシート。ディープイエローのカラーはブラウンのボディーカラーにマッチする。

タイヤカバー

タイヤカバーの製作

高級外車のオープントップに使用するマテリアルを使用して縫製をおこなった、タイヤカバー。安価なビニール製では到底かなう事の無い高耐久、高耐候性を実現している。また、素材感、風合いも程よい。

ラシーン

ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。カラーの打ち合わせは何度も行い、ご足労おかけ致しました。少し時間が経つとまた赤みが抜けてきて味わい深くなると思います。出来上がった色より数年後のカラーもカッコよくなりますので楽しみにしてください。また、お土産まで頂き感謝申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ。

by岡本太郎

明けましておめでとうございます

伊勢神宮
内宮

外宮 内宮 正式参拝

みなさま、明けましておめでとうございます。旧年も格別の御引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。本年も倍旧のご愛顧の程お願い申し上げます。

さて、今年もスタートして早6日が経ちましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。まずは新年の仕事始めの前に、神恩感謝を込めまして伊勢の神宮に外宮、内宮と正式(御垣内)参拝をさせて頂きました。1月4日という事で、この日は日本政府の仕事始めの神宮参拝と重なり、丁度岸田総理の次に参拝させて頂きました。まったく関係者ではありませんが、大勢の見物にも少し照れます。ここでご存じの方もおられると思いますが、内宮に祀られます神様と言えば、天照皇大神(アマテラススメオオカミ)でございます。天照大御神(アマテラスオオミカミ)とも言います。ここからは雑学ですが、もう二柱お祀りされております。一柱は手力男命(タヂカラオノミコト)。こちらは、天照皇大神が天岩戸に隠れた際、その隠れている大きな岩を、とんでもない力で開いて長野県は戸隠まで吹っ飛ばした男であります。そして、もう一柱は万幡豊秋津師比売命(ヨロズハタトヨアキツシヒメノミコト)でございます。なかなか、ココまでお知りの方は、神宮通でございます。 万幡豊秋津師比売命 は 高御産巣日神 (タカミムスヒ)の娘であり天忍穂耳命 との間に二柱を生む訳でございますが、その一柱が天火明(アメノホアカリ)、いわゆるニギハヤヒ。ここでおおっつ!と思われた方はもう通中の通。ニギハヤヒはなんと、別の太陽神なのであります。まさにミステリーでございます。日本に太陽神が天照以外に居るなんて。。。又、ニギハヤヒは千と千尋の神隠しで出てくる ニギハヤミ・コハクヌシ の名の由来と一説では云われておりますが、実に宮崎駿氏のロマンでございます。という事で、着いてこられなかった方には四方山話で申し訳ございませんでしたが、日本は神武歴で言えば2683年を迎えました。悠久の島国はこれからも世界をリードできる素敵な国であってほしいもので、それはあたし達一人ひとりが国であるという事を胸に、切磋琢磨出来ます様に、そして今年も今まで以上に皆様にお楽しみ頂けますよう精進してまいりたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

宇宙には何もなかった。

だが、やる気だけはあった。

by赤塚不二夫

ビッグバン前のお話でございますなぁ。かの物理学者、アルバートは、無神論者で有名でありますが、うちうの始まりは神の存在なくして語れないと申しておられたという事で、赤塚先生のこの感性は本当に素敵ですね。

大晦日! SW全国納車ダイジェスト!!

ラシーン 岡崎市
ラシーントラベラー

愛知県岡崎市のK様

ラシーントラベラーカスタム。愛知県岡崎市にお住いのK様よりご注文頂きました、ラシーントラベラーのカスタム。ボディーはソリッドのブラウンをオールペイント。バンパーやルーフレール、その他突起物はいぶし銀での塗装を行いました。塗装色には何度も試作カラーを製作し、光の具合を見てバランスを取り、ようやくたどり着きました。カスタムはオーナーの思いの形というものであり、しかしながらわざとらしいカスタムにはならないように、あくまで純正のような、飽きのこないような雰囲気に魅せるのがポイントでございます。

パオ 大阪府柏原市
パオ 内装

大阪府柏原市のI様

PAOトラディショナル、アイボリー。アイボリーカラーのキャンバストップをベースにこちらもオーナーの思いを詰め込んだPAOトラディショナル。キャンバストップや内装はダッシュ上下の張替、シート張替えとブラウンを基調として製作。シート座面はドンゴロスのような、麻布風ファブリックで仕立て、PAOらしさを演出。しれーっとマグノリアクロックや、コラム、コンソールのアイボリーペイントなど、小業が効いてます。

パオ 三重県伊勢市
フォグランプ

三重県伊勢市のN様

PAOトラディショナル、フルレストア。内外装のパーツを一切取り外してレストアされたPAOトラディショナル。おおよそ1年掛かりで製作差し上げました。内張りのピンやゴムモール類なども交換できるところはすべて交換を行い、ボディーは見えないところもしっかり塗装を行い製作。フロントグリル前部のフォグランプはウェルの秘蔵のルーカスを装填。クルマに重みが増します。

という事で、本日はオーナー様とワンカットでございましたので、2023年には皆様の納車風景を随時アップ差し上げたいと思います。

皆様今年も一年誠に有難うございました。2023年はさらに新商品の開発ラッシュでお楽しみに頂けると思います。皆様におかれましては、益々の繁栄をお祈りいたします。

2023年は1月6日より気張って営業させて頂きたいと思います。

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

株式会社ガレージスピードウェル 代表取締役 雜喉泰行

大阪府大阪市のK様 ラシーントラベラーNATOグリーン納車おめでとうございます

ラシーン

シダーグリーン今様

今回は後期モデルのシダーグリーンを今様にして製作。というのは、昨今のキャンプ用品をイメージしてリスのコンテナ風に仕立てたのである。私たちの間では、それはNATOグリーンと呼んでいるが。塗料は絵具のように、配合を変える事によりどのようなカラーにでも対応はする訳であるが、どのような色でも自動車に塗装をしてカッコよく見える訳ではない。そこは熟練の塗装職人とわたしたちのデザインを合わせて調整していくのである。またSWはその全ては自社で製作しており、その爪の一ミリ先までこだわる事が出来るのである。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー左舷前方姿見

この度は、大阪府大阪市にお住いのK様に納車さしあげました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。先にお伝えしました通り、純正のシダーグリーンというカラーを今様にして塗料の配合を変えて製作致しました。簡単なイメージで言えば、すこし黄味を減らし田とでも言えば良いでしょうか。しかしながら、当カラーが出来上がるまで試作をなんども重ね比較検討もおこない、拘りをもって製作。グリーン色のキャンプ道具をお持ちの方はとても気になるカラーでございます。

ナルディウッド

ナルディウッドステアリング

世界的にウッドショックが起こり、さらに現在もイタリアでは製造がストップしているナルディクラシックウッド。こちらも状態の良いUSEDを使用して磨き上げて取付を行った。

ラシーン 内装

新車のように仕立てあげたラシーンの内装

すでに製造から25年という歳月が流れた訳である。しかしながら、SWでの内装のリペア、クリーニング、そしてレザーシートの張替えやパネルラッカーフィニッシュ等により新車のような佇まいとなる。

ボディーの仕上げ

熟練のクラフツマンが下地から丁寧に仕上げたラシーンのボディー

塗料にも拘り製作が行われる、SWのラシーン。このボディーの輝きをご覧になられれば、他とは違う事一目瞭然。もちろんタイヤハウスやフロア―なども覗いても美しく製作。

タイヤカバー

タイヤカバーの張替え

こちらも特殊な生地を使用して張替えが行われる。ちらっとバンパーやリヤキャリアのクロムト風ブラックペイントをご覧頂きたいが、この黒も塗料の配合を細やかにこだわって製作。簡単に言えば赤味を抜いたイメージ。

ラシーン
ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラ―納車誠におめでとうございました。長らくお待たせ致しましたが、お喜び頂き感謝申し上げます。製作には整備にもとことんこだわって、かなりのパーツの交換を含めて製作差し上げました。長く楽しくお乗り頂けます様にお祈り申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

インプットがないのに、

アウトプットは出来ません。

by手塚治虫

福岡県福岡市のU様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

弁財天

香椎のソラソバテイ

オンソラソバテイエイソワカという真言は、弁財天に願う呪文である。日本という国は多神教であって、その神数は世界一の八百万である。インドから訪れた、ソラソバテイは、そもそもヒンヅー教の女神であり芸術や学問の神である。その神が、大陸を経由して日本には弁財天として仏教の金光明経を通じて共に渡来したのである。その後、宗像神の市杵嶋姫命と同化した。安芸の宮島、厳島神社の祭神は、この市杵嶋姫命であって、芸術の神という事で、宮島の石舞台では平清盛の時代より舞楽が絶えることなく奉納されている。豆知識であるが、厳島は市杵嶋 (イチキシマ)が訛ってイツクシマとなったのである。と、香椎宮の弁財天から話はそれてしまったが、琵琶を持っている、それもインドではシタールであるが、香椎の弁財天は雅楽で使用する楽琵琶を持っているのである。これは日本全国を見てもなかなか少ない。5絃の琵琶も多数あるなか、4絃の楽琵琶は、もしかして香椎の弁財天だけではなかろうか。それでは、皆様に4絃の楽琵琶を持っている弁財天の目撃情報を待つことにしたい。

ラシーン 福岡

ラシーンと記念撮影

この度は、福岡県福岡市にお住いのU様の元へ、お届けにあがりましたラシーントラベラー、アンヴィルグレイをご覧頂きます。渋いアンヴィルというグレイカラーにオールペイントを施し、各部にオーナーの思いを詰め込んで製作を行いました。

ラシーン フロントフェース

フロントグリル廻り

実にご覧頂けないが、グリルの内側、コアサポートまで塗装を行い、バンパー等の取付ボルトなどもステンレス化。見えないところをこだわるのがスピードウェルに仕事である。

ラシーン タイヤハウス

ラシーン タイヤハウス

タイヤのその央、タイヤハウスをご覧頂きたい。スピードウェルでは、これからも長く使用に耐えるように、タイヤハウス内の塗装もしっかりしている。また、使用になられる地域によりその仕上げも異なり、それぞレの地域にて快適に使用できるように製作を行っている。

ラシーン 内装

ラシーンウッドパネルにナルディクラシック

新車にはならないけれども、新車のような趣で美しく製作。

レザーシート パオ

アンティークレザー仕様

アンティークレザーのカラーに合わせたナルディクラシックウッドステアリング。スピードウェルでは販売車両は全車にクラフトマンによるレザーシートの張替えがサービスで着いてくる。また、ファブリックやモケット、アンティークレザーとうも選択は可能だ。※生地により追加費用が掛かる場有が御座います。

タイヤカバーの張替え

タイヤカバーの張替え

こちらも、ジャーマン生地で張替えが行われたタイヤカバーである。とても高価な生地であるが、シートと同じくサービスで張替えが付いてくる。もちろん、カラーは選択が可能。

ラシーン 福岡県

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度はU様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。製作には多大なお時間を頂きましたが、お喜び頂けまして幸いです。また、沢山のお土産まで頂き、恐悦至極に存じます。長く大切にお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

山高ければ谷深し

山高ければ裾広し

愛知県名古屋市のK様 ラシーンMtトラベラー納車おめでとうございます

盤渉調

盤渉調

日本の音楽において、季節で調子が変わる。冬は盤渉調(ばんしきちょう)という調子で音が奏でられる訳である。ラシーンのブルーは夏に見れば、良く晴れた真夏の海の色をしているのであるが、冬に見れば、その氷付くゆような水の色にも見えるのである。四季にあわせてラシーンの見栄えが変わるところも、ラシーンのカラーの素敵な所であるとわたしは思う。

ラシーン 名古屋

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、愛知県名古屋市にお住いのK様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。こちらの車両はボディーのレストアから始まり、エンジン機関、足回り、それぞれに部品交換が行われて納車となりました。

フロントグリル

フロントグリル

ラシーンのフロントグリルやバンパーは樹脂製であり、経年の劣化により色艶がかなり引いている。SWでは、販売製作車両にはバンパーやグリルの塗装は着いてくるので、また長くの使用に美しさを与えてくれる。

ラシーン 内装

ラシーントラベラー モケットシートの張替え

昨今、モケットも人気の様子。ブルーのボディーに辛子色の内装はとても鮮やかに映る。このラシーン、実はマニュアルなのが伺える。オーナーは女性であり、気合十分。

ラシーン タイヤカバー
ラシーン タイヤカバー

タイヤカバーの張替え

純正後期タイヤカバーとSWのタイヤカバーの張替え。ラシーンのスペアタイヤはテンパータイヤであって、その形状からカバーを被せる事により長持ちする。実に、このスペアタイヤのホイールも錆だらけであるが、SWでは、見えないホイールからペイントを行い製作している。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーンMtトラベラー納車おめでとうございました。長らく製作にお時間を頂きましたが、こんなに綺麗になるのとお喜び頂けまして嬉しく思います。また、お土産も沢山頂き恐悦至極に存じます。それでは、MTの操作を楽しみながら長くご使用ください。

今日はコレマデ。

本日の名言

速度を上げるばかりが、人生ではない。

byマハトマ・ガンジー

富山県富山市のT様 ラシーンフォルザTB納車おめでとうございます

フォルザ

ブラック&富山ブラック

フォルザのバンパーは純正のガンメタリックカラーでは少し大きく感じる訳であるが、ブラックペイントを施しても大きさは変わらない。しかし、バンパー下部の左右には頬がこけたかのようにえぐられており、その部位に艶消しのブラックをペイントすることによって、引き締まる訳である。これは、とても地味な作業であるが、トータルでバランスよくカッコよく見せる為には細かな配慮が必要である。

ラシーンフォルザ

ラシーンフォルザTB 左舷前方姿見

この度は、富山県富山市にお住いのT様の元へお届けに上がりました、ラシーンフォルザTBをご覧頂きます。今回、T氏がスピードウェルを訪れ、今回のフォルザの製作が始まった訳であるが、ボディー内外の仕様には時間をかけてこだりぬいた。

フォルザ

富山ブラック

実に、昨今ブラックパーツはクロムト(黒の無塗装)の流行があり、猫も杓子も黒の艶消しでペイントが施されていたが、今回は、バンパーやグリル、オーバーフェンダーはピアノブラックでの塗装で仕上が施された。製作過程では、グリルだけ黒の艶消しにする、という案から、二転三転もあり。

フォルザ 内装

ダッシュマット&ウッドパネル

ダッシュマットやウッドパネルはラシーン全車共通である。

フォルザ 内装 レザー

フォルザ内装張替え

フォルザは他のラシーンとは違い、背もたれのサイドサポートが大きく、長距離運転も苦にならない。今回は、山部にはパイピングの処理ではなく、ダブルステッチの純正処理同等で製作。またパイピングや、ステッチ(縫糸)のカラーもこだわる事が可能。

ラシーンフォルザTB

フォルザTBのリヤホルム

このどっしりした佇まいがクールである。ブラックパーツには拘りが見え隠れしており、リヤの背面タイヤステーやルーフレール、クォーターのグラスなどは艶消し、ホイールは艶半ばとし、リムはシルバーで残すというアレンジ。背面のスペアタイヤカバーにはポルシェ等が使用するジャーマンを使用し、なんとも手の込んだ豪華なフォルザである。

フォルザ納車

フォルザと記念撮影

この度はT様、ラシーンフォルザ納車おめでとうございます。ボディーカラーから特別な使用で製作させて頂き、有難うございました。末永くお乗り頂けます様に整備にはお時間を頂きました。また、お土産も頂き恐悦至極に存じます。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

幸せを手に入れるんじゃない

幸せと感じる心を手に入れるんじゃ

by甲本ヒロト

この名言は現在大阪府神社庁の掲示板にかかげられており、すこし話題を呼んでおりますが、なんとも仏教的は言葉を神社庁が選ぶという、神仏習合は偶然ではなく必然であったのかもしれません。