北海道中川郡のU様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

開墾
開墾

北海道の開拓史

北海道には北広島や鳥取、前田など、県名や士族の名字などが付いた土地がある。それらは、明治に開拓の為に移り住んだ、いわゆる出身地からの移民が開いたところである。今では草原が広がり、北海道はでっかいどうと叫びたくなるものであるが、当時は木々が生い茂り、畑や牧場など出来るところではなかった。開拓の苦労は計り知れない物であり、おいしいジャガイモやアスパラガス、おいし牛乳はまさに北海道開拓、魂の味である。

北海道 パオ

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度は、北海道中川郡にお住いのU様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルをご覧頂きます。オリーブグレイのキャンバストップのカラーは北海道の景色にとても馴染みます。今回は、ヒーターは寒冷地仕様、ボディーの仕上げ等は極寒に耐える仕上げとなるように、下回りの塗装仕上げにもこだわって製作差し上げました。

パオ フォグランプ

シビエビサージュ フォグランプ

流石に、夜のドライブは荒野を走るが如く、真っ暗であり、このフォグランプはとても役に立つ訳でございます。バンパーやグリルは純正を踏襲したカラーで塗装。パオの七不思議の一つ、フォグランプステーはホワイトではなく、シルバーでの塗装で仕上げた。

パオ 内装

PAOの内装

純正オーディオを装着し、ハンドルはエメラルドのフィガロより移民。シートのこげ茶色とあわせて、アンダートレイも張替えを行っている。

パオ 内装

ウェル60デザイン レザーシート張替え

少し複雑に、座面と背面を色分けて製作。スピードウェルでは、一つひとつ手作業で製作しており、細かな色の選定が可能である。また縫糸の太さなども指定して頂ける。

ジャーマントップ

キャンバストップの張替え


キャンバス地では、どうも寒暖差による収縮により劣化が早 く、純正キャンバス生地ではなく、最高級のジャーマントップで張替えを行った。

インナーフェンダー パオ

インナーフェンダーの仕上げ

泥除けも良いが、泥除けはまたそこに泥がたまってしまう。今回は、インナーフェンダーに特別な塗料を吹き付けて、泥や雪に対する対策を行った。

パオ 北海道

PAOと北海道

北海道 パオ

この度はU様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。牧草の上でお写真を撮らせて頂きましてありがとうございました。また、沢山のお土産まで頂き、恐悦至極に存じます。アフターサービスも差し上げたいと思いますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

ボーイズ・ビー・アンビシャス

少年よ大志をいだけ

byクラーク博士

大阪府阪南市のI様 PAO『SW-LTD』納車おめでとうございます

トノカバー パオ

トノー カバー

自動車の後部荷室の目隠しカバーの事を、トノカバーと呼ぶ。そもそも、トノーであり、トノーとは後部座席の事を指した言葉である。時代が進むと、オープンカーの後部の事を指し、丁度その位置には幌が仕舞う為のカバーが取り付けられた訳である。そのカバーがトノーカバーの由来であり、現在はトノカバーとそう呼んでいる。言葉が変化するのはとても面白く、出雲の神在(ジンザイ)がズンザイになり、京都に辿りついた時には、ゼンザイとなった事を思い出す。

スピードウェル

PAO『SW-LTD』

この度は大阪府阪南市にお住いのI様の元へお届けに上がりました、PAO『SW-LTD』をご覧頂きます。インディゴブルーというカラーコードで塗装されるLTD。眼に見えるところは全て塗装が行われ、ピカピカの状態となる。

パオ ワイパー

PAO ワイパー

鍍金ではなく、シルバーラッカーフィニッシュのワイパー。2液性のプラサフ仕上げでとても美しい。また、錆びや塗装の剥離を防いでくれる。

ナルディウッド

ナルヂウッドステアリング

ウッドハンドルに加え、ダッシュパネルやアンダートレイの張替え、更にはマグノリアクロック(リダン)、コラム&コンソールのラッカーフィニッシュ等、てんこ盛りではあるが、まとまりがあり雰囲気は良い。

パオ内装

ダッシュパネル上部はボディーカラーに合わせて。

アンダートレイは内装色に合わせて。

サイドデフグリル

サイドデフグリルも新調

どうしても、焼きもちのようにぷくっと膨れてしまうサイドデフォッガーグリル。スピードウェルのリペアパーツは、熱変形がしない素材にて再設計。これで吹き出し口、デフ位置でのヒーターも安心である。

パオ内装

スピードレザー 50design

世界一のマテリアルを使用して、と言っても過言ではない生地にてダークブラウン色で張替え。背面のポケットのアイボリー色が内装のカラーと合わせて超COOL.

パオ マフラー

ウェルリプレイスメント マフラー

純正代替え品という名を持つステンレス製マフラーである。すでに第6世代を向かえ、益々機能面もアップグレードが行われている。ところで、スピードウェルの車両製作は下回りも自慢であり、フロアを覗いても、美しく仕上げが施されている。リヤエプロン下部のビスが2本見えるが、このような見えにくいパーツでも、ステンレス製のビスに交換が施され、長くの使用に耐えるように対応している。

という事で、大阪府阪南市のI様、PAO『SW-LTD』納車、誠におめでとうございました。大変気に入って頂けまして、恐悦至極に存じます。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。

by福沢諭吉

三重県三重郡菰野町のA様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ

パオは残った。

発売から、すでに35年という歳月を経たパオ。同時代の一般大衆車はそのほとんどが廃仏毀釈である。しかし、パオも20年前は少し下火の時代を過ごした。が、パオは便利で埋め尽くされた日常、人間にとって、とても良いスパイスを与えるクルマとして今やなくてはならない存在へと昇華したのである。そして、パオには残る数々の仕組みDesignがあり、まだまだパオは未来志向のクルマであると、私たちは考えている。

パオ 菰野町

PAOトラディショナル 菰野町

この度は、三重郡菰野町にお住いのA様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルをご覧頂きます。オリーブグレイという緑色のパオ。ボディーもレストアを行い、クーラーなどもパーツを一新。乗って楽しい、見て美しいPAOを製作差し上げました。

パオ グリル

PAOトラディショナル フロントフェース

いつもの仕上げであるが、バンパーやグリル、ヘッドライトのリム等、細部まで塗装を行い、ウインカーレンズもピカピカにコーティング。純正カラーでの仕立てであるが、純正以上のマテリアルを使用して製作を行っている。

パオ内装

インテリア群

ダッシュパネル、アンダートレイの張替えに加え、サイドデフロスターグリル(左右上部のクーラー吹き出し口)等もリペアパーツに交換。ハンドルはフィガロのエメラルド用を準備し、コラムやセンターコンソール等をアイボリーにペイントパオをフィガロを足して2で割ったようなパガロである。もしくはフィガオ。

パオ内装張替え

スピードレザー 50デザインレザーシート

ツートーンで張替えが行われた、パオの内装。運転席にはより乗り心地を安定させるため、アンコ増しが行われており、長距離運転の準備も万全だ。

パオ

記念撮影

この度はA様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。ホワイトリボンタイヤもお気に召して頂き、恐悦至極に存じます。ポラロイドカメラとパオが何とも、風情を感じます。また、お土産も頂き、さらには駅までお送り頂き、イタレリつくせり頂き、改めまして厚く御礼申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

何事も、成し遂げるまでは、いつも不可能に見える

byネルソン・マンデラ

和歌山県和歌山市のT様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

日前宮

日前でパオ

にちぜんとも読むわけであるが、和歌山には日前神宮というお社がある。なんと創建は神武2年であって、いまから2681年前の事である。相当旧いお社の御神体がこれまた相当なものであって、それは伊勢の神宮の御神体であるヤタノカガミと同時にうまれた鏡なのである。果たして、そのご神体を見たものは居るのだろうか。言い伝えがそうであるから、そうに違いないという感覚は、あながち間違いでも無い。そしてその祭神はオモイカネであって、古事記をお読みになられた方はご存じであろうが、天照大御神が天岩戸にお隠れになられた時に、どうやってそこから連れ出そうと、考えた神がオモイカネである。その答えが、アメノウズメに現代の言葉でいうならストリップを行うという、何とも神々も情緒があり面白い。そんな、知恵の神オモイカネに合いたい方は、日前宮にお参りすべしである。

パオ

PAOフロントフェース

この度は、和歌山県和歌山市にお住いのT様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、MTをご覧頂きたい。すでに希少中に希少となったMTのパオであるが、35年と言う歳月を超えて皆様に愛されるクルマであって、ここからまた長くお乗り頂けます様に整備を行い、晴れて納車差し上げました。

パオ内装

コックピット

ハンドルコラムはパオの試作車でイメージされている、アイボリーカラーに塗装を行い製作。スピードメーターの左側には時を奏でるマグノリアクロックをリダンして装填。

100Vコンセント

120Wまで対応の100Vコンセント

流石にイミテーションのような雰囲気はあるが、実に120Wまで対応が可能であり、日常の使用に便利である。それより、やはり見た目を楽しむのも、大切である。

フェンダミラー

TEX製丸型フェンダーミラー

エゲレスのTEXが届ける丸型フェンダーミラーである。ミニ等に良くついていたルーカスミラーは実は可倒式でなく、車検対応していないが、こちらはしっかり倒れるギミックとなっており、しっかり車検も対応している。さらに、鍍金部も分厚く、なかなか錆にも強いのである。

タイヤハウス

タイヤハウス内

タイヤハウス内も、錆止めペイントがしっかりおこなわれており、さらにショックのバンプラバーやダストブーツ等も新品に。表面からあまり見えないところもしっかり製作している。

パオ

この度はT様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。長らくお待たせ致しましたが、素敵なPAOに仕上がりました。ボディも内外のレストアが行われピカピカになりましたので、洗車を頑張って頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

全徳の人は得難し

一失あれば

一徳あり

by徳川吉宗

奈良県生駒市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

法隆寺 パオ
法隆寺

柿くへば

鐘が鳴るなり法隆寺である。まさに昨日は大寒であるが、秋の風情である。わたしたちは、法隆寺は身近に感じられる訳であるが、おおよそ1500年前に聖徳太子によって創建されたのである。よくよく、法隆寺はだれが建てた??というなぞなぞで、太子と答えると、ブブーである。答えは大工さん。という話は置いといて、昨今聖徳太子はいなかったという論争が起こり、さらには聖徳太子と言う名前ではなくウマヤトノミコであるなどなど、訳の分からん論争がある。そりゃそうでしょ。昭和天皇は 御名を裕仁(ひろひと)、ご称号をみちの宮(みちのみや) であって、聖徳太子というのは御名ではないのである。しかし、それがなぜか実在しなかったまで飛び火するとは、実に実におもしろい。その聖徳太子であるが、法隆寺を創建した同年に小野妹子を使者として隋に派遣(遣隋使)して、 推古天皇から隋の煬帝に書を渡すのであった。

日出處天子致書日沒處天子無恙云云(ひ いずるところのてんし しょを ひをぼっするところのてんしにいたす つつがなきやいなや)

これだけを切り取ってみると、太子も喧嘩を売りに行ったと捉えてしまうのであるが、流石に煬帝 は激オコぷんぷんであったかは妹子のみぞ知る。である。また、日本は初代神武天皇より2683年間、国が変わる事はなかったが、世界は大きく変わっており、現在の中国が隋や唐ではない。また朝鮮もしかり。渡来人も現在の朝鮮人ではない。人種さえ違うのである。そう言う事も付加して歴史は語られないと不思議なコトになる。

パオ

PAOトラディショナル 法隆寺門前

この度は、奈良県生駒市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナル、オリーブグレイをご覧頂きます。程よくレストアされたボディーはピカピカに仕上げられ、ボディーもコーティング。ホイールはスズキの軽自動車の物を加工して取付が行われました。

パオ 

PAOトラディショナル フロントフェース

スピードウェルの販売する車両のすべては、ボディーのレストアと共に、バンパーやグリル、ワイパー等は塗装のカラーが選べる。もちろん純正色で仕上げは一番多い訳であるが、是非ともチャレンジしてもらいたい。

シート張替え

SPEED LEATHER 60デザイン

最高級のマテリアルを使用した内装の張替え。より長く汚れにくく使用にも耐える素材で、張替えが行われる。また、シートの硬さも調整しておりしっくりくる座り心地を楽しんで頂きたい。そして、シートだけではない。内装のリペアも充実しており、ご覧の通り新車ではないが、そのような美しさを演出している。

パオ

ボディーのテカリ具合が美しさをアピール。

スピードウェルでは、すべてを自社でレストアもおこなっており、ボディーのレストア、塗装の技術には定評がある。日産ディーラーも驚きの様子。

パオ

PAOと記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。すこぶるお喜び頂き、恐悦至極に存じます。エンジンから仕上げをおこないましたので、是非長くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

一人の人間を救うことに大きな意味はないかもしれない。しかし目の前に倒れている人間を、放っておくような男に日本は救えない!政治から志を奪ったら一体何が残るのか。

by聖徳太子

本当に、国会議員は今一度太子からも学んでもらいたいものですなぁ。