埼玉県ふじみ野市のI様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

PAOトラディショナルと大正浪漫

PAOトラディショナル ミニカー

ロマン主義

19世紀にヨーロッパでロマン主義なる精神運動がおこった。

それは個人の解放や新しい時代への理想に満ちた風潮であって、

PAOの開発時にあった『これからの未来はどのようなことが待ち受けているのか』

そして、『未来に一石を投じるような』というイメージにシンクロするわけである。

PAOはレトロフューチャーという概念でデザインされていて、解りやすく言えば

たとえば、宇宙戦艦ヤマトや鉄腕アトムなどがそれである。

それらはレトロフューチャー的なアニメの世界で現実味がありながら

未だその未来には到達していない。

ヤマトは北緯30度22分東経128度4分に沈んだままであるし、アトムのような

ロボットは現れていないのである。

PAOもまたそういった意味でPAOの時代には到達していない。

だからPAOはまだまだ未来のクルマであるのだから、人気も絶えないわけである。

面白いのが、PAOには集中ドアロックや、キーレス。パワーウィンドウや電動格納ミラー。

その他巷では便利と謳われる装置が一切着いていない。

これは、1989年に発売されたからとか、古いからとか、そういった意味で

着けれなかった訳ではないと理解することだ。

昨今は何でも便利になる世の中、こんなに便利で良いのだろうか、

人間はあまりにも道具を使いすぎて退化してくるのではないか。という時代が訪れて

やっと、PAOの時代が来たと人類は感じるわけである。

レトロフューチャーがPAOをそうさせている。

※人類は石器を持った時代(6500年前)より退化が始まったといわれている。

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度は、埼玉県ふじみ野市にお住いのI様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナルをご覧頂くコトに致そう。

オリーブグレイを少し柔らかくした(オールペイント)こだわりの

PAOトラディショナル。オーナーのこだわりはその内外装のカラーリングである。

フロントグリル ラッカーフィニッシュ

フロントグリルやバンパーのラッカーフィニッシュ

バンパーはアイボリーにグリルは内装のシートに使用しているブラウンに

カラーリングが施され、全体がファッションの一部となる仕上げが施されている。

グリルを茶色に合わせるということで、とても悩みに悩んで色合わせをおこなったが

組み上げてみるととても可愛らしくなったのでこれはこれでとても良い。

PAOトラディショナル 右舷後方姿見

PAOとI様の記念撮影

PAOとの記念撮影 リボン付

この度はI様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

アーモンドグリーン色に整えられたPAOはとてもやわらかい印象で素敵でした。

またフロントグリルの茶色やバンパーの生成色もとても調和がとれていて

素敵なPAOになりました。

また、たいそうなお土産まで頂き恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

これだけと限つてしまふと

それより大きい事があつた時、仕方が無いから

どうか、限らないやうに

by勝海舟

まさしくまさしく、自分にブレーキをかけてしまっては

なによりも素敵な発想は生まれません。

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