大阪府貝塚市のH様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

コントの街

新世界

大阪 モノクローム

OSAKA

大阪モノクローム

いつもは全国へ納車にお伺いして、時々にその地方のわたしの勝手な

風土記をご覧頂いているから、関西のお客様にはそのほとんどが

SWでの納車となるため、今回は日頃出来ない大阪を紹介する。

通天閣の下では毎日このようにコントのような世界が広がっており

お巡りさんとのせめぎ合いなど吉本新喜劇みたいなものを日常的に観察できるのがいい。

通天閣は大阪のランドマークであるが大東亜戦争が終わって半世紀以上が過ぎ

実はこの通天閣は戦後に復興された2代目であることをわたしは最近知った。

初代は明治45年にエッフェル等を模して建設され極東一の高さを堅持しており

そして、眼下にはルナパークという新世界が広がって毎日がお祭り騒ぎだったのである。

しかし100年経った今でも新世界という名前は如何なものかと考えてはみたが

時代は変われどその独特な雰囲気により大阪に住んでいるわたしでさえ

毎度新しい世界に来たような気がするから、それはそれでよい。

ただ一人で歩くのが怖いところがあるのは外国では良く聞く話ではあるが、

そのような場所が新世界界隈には存在する。

だからココは日本の外国であるという言葉はあながち間違いではないのである。

ラシーントラベラー

ラシーン トラベラー 左舷前方姿見

この度は大阪府貝塚市にお住いのH様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

前期モデルのホワイト、タイプ3をベースに、フロントのグリルガードなどを外し

男性というより女性らしい雰囲気を意識して製作が行われた。

ラシーン トラベラー フロントフェス

ラシーントラベラー フロントフェス

フロントフェスは全車に塗装が着いてくるから、綺麗なお顔で納車を迎える。

前期モデルのフロントフェスはザ・ラシーンという柔らかなデザインが特長だが

前期、後期では好みは分かれるところ。

らしさを追求したいなら前期モデルのデザインが良く似合うだろう。

ナルディウッドとパネルラッカー

ナルディウッドとパネルラッカーフィニッシュ

ナルディウッドにウッドパネルを使用するのではなく、

パネルラッカーとしたところが逆にナルディウッドの味がにじみ出ている。

これはこれでとても良い。

ラシーン シート張替え

謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

オーナーが考えに考えて到着した茶と緑のツートンカラー。

わたしの中にはこのような発想が全くないのだから、オジンといわれても仕方がないが

パネルのラッカーなどと綺麗にまとまっている。

ラシーン ホイール 塗装

ホイール ラッカーフィニッシュ

今回のホイールのラッカーには今まで使用してきたシルバーメタリックより

一番荒い粒子の塗料を使用した。

少しギラギラするのは特長であるが、雰囲気は素晴らしく良い。

ラシーン トラベラー

ラシーントラベラー 側面姿見

先ほどのホイールと全体像を納めるために撮った一枚。

ラシーンのスチールホイールが良く似合うというのは、デザイナー平林俊一氏が

デザイン時に考えていた事である。

だから、プラスチック製のタイヤカバーを外してもカッコいいわけである。

ラシーン タイヤカバー

ラシーントラベラー 後方正面姿見

内装とは違った色合いに仕上げたタイヤカバーも、こうしてみると

とても綺麗なものである。

もちろん内装色と合わせてもシンプルで解りやすいものであるが

必ず内装と合わせないといけないと云う事ではないのだから、

オーナーは自分を信じて色を選べばそれが正解なのである。

ラシーン 納車

ラシーン 記念撮影

ラシーンちゃんと記念撮影

H様この度は、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

長く楽しくお乗り頂ければ幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

宇宙でもっとも強い力は、幅広い興味である。

byアルベルト・アインシュタイン

いやぁ、参った。興味を持つということからすべては始まるわけでありますから

いろんなことに興味を持つということは素晴らしいことでありますなぁ。

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