日産PAO 往年の時計をメーターパネルに埋めるの巻!

どんもす~。ウェルです。
皆様『パイクカーうなぎオフ2009』にもう
申し込みはお済でしょうか?お済でない方は
10月25日までの受付ですのでどんぞよろしくお願いします。
さて、本日はPAOに往年の時計をメーターパネルに
埋め込むのだという。
SMITHS マグノリアクロック
英国SMITHSのマグノリアクロックだ。
SMITHSは計器類や、時計などでも馴染み深い老舗ではあるのは知る人ぞ知る。
このマグノリアクロックは現在でも生産されているから新品も
手に入るのであった。
SMITHS マグノリアクロック
後面からはプラスとマイナスの線をバッテリー端子に接続すれば
カチコチカチコチ、小言を立てて動き出すのだ。
もちろんスモールランプを点ければメーターもきっちり光ってくれる。
PAOのスピードメーターの文字盤との色合いも非常に近く、
似合う事だろう。
PAOメーターパネル
PAOのメーターパネルだ。
今回はこのメーターパネルに埋め込まれるという
なんとも手の掛かる作業になる訳だが、スピードウェル社的には
大歓迎だ。
オーナーのO氏にはお任せしますと頂いており、
ウェルの腕が試されるところ。。。
PAOスピードメーター
今回の位置決めには少々難解な作業が待っている。
スピードメーターの中心点とマグノリアクロックの中心点を合わさない。
しかし、スピードメーターの針中心点とマグノリアクロックの中心点を
合わすのだという。
ウェル的見解はこうだ。
スピードメーターをよくよくご覧頂きたい。
メーターは真円であるのだが、メーター内部は真円を保ちながら
上側がおくに寝そべっているのであった。
そこが今回のカラクリなのである。
写真では50mmと打ってあるが、その中心点はメーターの中心点
ではなくメーターの文字盤の中心点なのである。
SMITHS マグノリアクロック取り付け位置
複雑な形をするメーターの中心を文字盤から割り出し、
水平位置を選定した後、左右のバランスとウインカーランプ、
ハザードスイッチとの見栄えさえ気にかけ、
取付けセンターが遂に割り出された。
SMITHS マグノリアクロック
外形が52パイ(直径52mm)と小型。取付け位置にコンパスで外周円を描く。
この位置で間違いないコトの確認でもある。
しかし、52パイという大きな穴をどうやってあけるのか、
皆々不思議で御座ろうが、特殊な工具が世の中にはあるものだ。
ホールソーだ。
これがホールソーと言われるもの。
鉄、アルミ、木と対応出来、真円の穴を開けるコトが出来る
優れもの。
しかし、このホールソー、メーター穴開けだけに使うゆえ、
一年に何度と出番は回ってこないのだという。
今日はまさにホールソーにとって晴れ舞台になる事は間違いない。
穴を開ける
遂にPAOのメーターパネルにホールソーが!!
穴が開いた!
開通である。万歳
と、あっけなく穴があいたのだが、まっすぐにあせらず
穴を開けていかないと、楕円になってしまうので注意が必要だ。
さて、遂にマグノリアクロックが取り付けらるのだが、
見たい人は大多数であろう。
それでは、本邦初公開。
マグノリアクロックがPAOに装着される瞬間をご覧頂こう。
マグノリアクロックが鎮座した!
マグノリアクロックがPAOのダッシュパネルに鎮座した。
今回スピードメーター左脇に鎮座したコトには深い意味がある。
O氏に説明されハッとしたのだが、助手席、並びに後部座席でさえ
このクロックが拝めるようにというO氏の配慮が存在するのだ。
まさしくその通りである。
マグノリアクロックが鎮座したよ!
ウィンカーインジケーターやハザードスイッチとの感覚も
良いであろう。
それはそのはず、1mm単位で調整したのであるから。
そして、シートに着座し両メーターを覗き込めば
両者共、中心は一致する。
今日はPAOにSMITHSマグノリアクロックを装着するを
ご覧頂いたのだが、みんなやりたーい!と言っても
まだお預けである。
O氏のPAOが出来上がった後からの受付であるぞ!!
この車両のオーナーO氏はPAOに非常に情熱を注がれ、
この後大きく車両が生まれ変わるというから、
今後の更新も注目だ!
今日はコレまで~。
本日の名言
難題の”無い”人生は”無難”な人生であり
難題の”有る”人生は”有り難い”人生である

by斉藤里恵
そう、この言葉は胸に響きますなぁ。
斉藤里恵さんといえば、
幼いころに聴力を失うというハンデをわずらわれがた
超人気ホステスなのである。
言葉を話せないから手話によるのだろうが、
本当の人の心がそこにはあるのであろう。

日産PAO 往年の時計をメーターパネルに埋めるの巻!” への4件のコメント

  1. まさに完璧★★★
    スピードウェル社の緻密な作業に脱帽です
    このマグノリアはほとんど時間が狂わないのですが
    たまに時間を合すとき
    針が電動でクルクル回って
    それも 楽しみのひとつでもあります
    ばっちりの位置に埋め込んでいただき
    ありがとうございます
    まだまだ大技小技と先は長いですが
    何卒よろしくお願いします

  2. ほほースミスの時計ですか。
    小生は適当に探したので、オートメーター製ですわ。
    新作マフラーも気になります。
    ずっと前に話していたフェンダーミラー化も死体ですぞ。
    しかし僕のパオはMTの故障により入院中><

  3. きっどぎゃるそんさま
    マグノリアクロック、流行の兆しが!!
    しかし、この後もっとPAOのイメージに
    仕上げが施されますので、
    お楽しみに。
    シャリマールさま
    いやはや、オートメーターのも似合って
    おりましたよ。
    なんせMTであればタコメーターも
    着けたくなりますね!。

  4. マグノリアの時計のベゼルが日本では
    メッキベゼルがほとんどなようですが
    つや消しベゼル付きがイギリスでは
    流通しているようです
    PAOのスピードメーターのベゼルの質感と
    かなり近いと思います
    他に電気式タコメーター8cm
    (4.6.8気筒切り替え式)もあるようで
    Paoオーナーの要望を
    満たす逸品かもしれませんねぇ
    写真参照
    https://www.europaspares.com/images/3989/1.jpg

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