兵庫県神戸市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

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格子/こうし

格子は、角材を縦横に組み上げた所謂建具のことである。

だからこういう風なデザインのコトを厳密に伝えるならば、

格子と呼び捨てにするのではなく、格子状のと云うべきである。

前回では、その後期モデルのお連子をご覧頂いた訳であるが、ラシーンには

前期モデルと後期モデルの2タイプが存在し、フロントグリルのデザインを

拝すると簡単に見分けることが出来きる。

簡単に説明するならば前期モデルは格子状、後期モデルは連子状のグリルが

装着されていると、あたしは伝えている。

そもそも前期モデルと後期モデルとでは、そのグリルのイメージを変化させて

販売する方法は昔から存在しており、おしてなんら不思議なコトではない訳だが、

デザインが行われた当初のコンセプトから視れば

前期モデルが正しい思想である、と云う事になる。

しかし、当初のコンセプトに沿って後期モデルもデザインされていた

となれば後期モデルも正しい訳であり、一概に後期が間違っているとは

だれも云う事は出来ないのだから、注意が必要だ。

その流れでラシーンデザイナーの平林俊一氏のお言葉を拝借するならば

『プリミティブ(原始的)だけど古くはない』である。

そしてグリルは、ガンダムやそのような機械的なモノの通気口、吸気口のようなイメージで

解りやすいデザインを目指した。

ラシーンは、すべての外装パーツに解りやすさ(造形)が行われており

一つひとつに出っ張った感覚や、色分けがちゃんと行われている。

それらは実にプリミティブ(原始的)なデザインでありながら、

中央にこんもり膨らんだグリルの造形は、今でもすこぶる斬新な感覚で

あたしを出迎えてくれるのであった。

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ラシーントラベラー 前方正面姿見

この度は兵庫県神戸市にお住いのM様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラー、アクティブレッドをご覧頂く。

平成8年当時に限定車として発売されたアクティブレッド。

純正であれば、フロントドアに羅針盤のデカールが惜しげもなく

おごられていたのは記憶に新しい。

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メーターパネルラッカーフィニッシュ

ラシーンのメーターパネルはその無骨でストレートなデザインが素敵である。

その純正時は艶消しのガンメタリックにラッカーされており、

内装も張替えが行われるのであるから、レザーシートのカラーなどと

コーディネートすると一段と綺麗に見えるものである。

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謹製ウェル帆布 50スタンダードレザー

鮮やかなアイボリーにアクティブレッドのパイピング。

それはシートとボディーの一体感が生まれた瞬間である。

このようなコーディネートはよりクルマに統一感が生まれ素敵である。

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ホワイトラッカー スチールホイール

お洒落な足元を演出するのは、純正スチールホイールにホワイトラッカーである。

純白のホイールであるから、ブレーキダストなどで汚れは目立つゆえ

メンテナンスはたいそうであるから、お洒落は我慢であると言える。

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ラシーントラベラー 右舷後方姿見

背面タイヤのステーやタイヤカバーなども一連の流れのカラーで統一し

全体をすっきりまとめている。

しかしながら、とても可愛らしい仕様であるとも言える。

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ラシーンちゃんとM様方をガシャ!!

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

アクティブレッドはボディー色が退色しやすいですが、し難いように

トップコートも致しましたので、今後はワックスがけをよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

夢なき者に理想なし。

理想なき者に計画なし。

計画なき者に実行なし。

実行なき者に成功なし。

故に、夢なき者には成功なし。

by吉田松陰

つまりはこういう連鎖であるということでしょう。

またこれにそってすすめれば成功するわけであります。

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