滋賀県湖南市のH様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

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鍍金

古代、仏像に金めっきをするのに用いた金のアマルガムを滅金と呼んだところから

鍍金(メッキ)という和製漢語が生まれた。

それは金属、非金属の表面を他の金属の薄膜で覆うことであり、

一般的に防食や装飾などのために行うものであるが、

またあたしのような見栄っ張りの見栄がばれた時には(鍍金がはがれた)

などと例えられるコトもある。

今回のはその純正のマフラーに装着されたマフラーカッター(純正品)が

トップの画像を飾ることになるが、純正(オリジナル)パーツは今後

エンスー(熱狂的な)ラシーンファンに重宝されることだろう。

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ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は滋賀県湖南市にお住いのH様の元へお届けに上がられた

ラシーントラベラーをご覧頂く。

このラシーンだが、前期モデルの限定カラーであるブラックであるわけだが

オプションによりサンルーフなども追加され、類い稀なモデルである事から

SWでも初のブラック色ラシーントラベラーとなる訳だ。

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機能部品はマットブラックラッカーフィニッシュ

前後のバンパーからミラー、そしてルーフレールなどは

オーナーのこだわりによりマットブラックでラッカーフィニッシュが行われている。

黒色をお洒落にするということは難しいというあたしの考えから

思考錯誤して細かなところをアプローチもしてみた。

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ミラーのマットブラックラッカーフィニッシュ

ドアミラーが黒色にラッカーフィニッシュがほどこされているが、

その後ろに見ゆるドアアウターハンドルは純正色で残っている。

それがマイナス1の理論でもありポイントとなって、やり過ぎた感覚がしない

とそういう訳だ。

コテコテに仕上げるのが悪いというわけではなく、さりげなくこだわりを演出するための

一つの理論として皆も是非とも活用してもらいたい。

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ルーフレールのマットブラックラッカー

ラシーンのルーフレールは一般的なクルマより背が高い。

それは、実はこのサンルーフのモデルのデザインに対応するために出来た

偶然のひらめき(偶然であり必然)であったと

ラシーンエクステリアデザイナーの平林俊一氏からお話を頂いた。

サンルーフの無いモデルではこのルーフレールがちょんと乗っかっているのも

とても可愛らしく、ラシーンの一つの特徴がルーフレールには存在する。

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ナビの取り付け

ラシーンは2DINサイズのナビの取り付け位置が非常に低く、

走行中は到底見ることもままならない。

また、オンダッシュモデルであれば、ダッシュボード上面にモニターを配置するがため

フロントグラスから見える視野が狭くなるというどちらも一長一短であったが、

この写真にある装置のおかげで、格段にナビを拝する性能が上がったようだ。

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ラシーントラベラー 後方正面姿見

この度はH様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

色々と追加整備も差し上げましたので、末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレまで。

本日の名言

満身の力をこめて現在に働け

by 夏目漱石

働くという文字は、人のために動くという形をしております。

何か人のお役に立てるか、それが働くということなのでしょう。

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