福岡県粕屋郡のA様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

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物影

盛大なるセミの声の中、白昼すすやかな物影の下でするお昼寝は

とても気持ちが良いものだ。特にあたしなんぞは、小さい頃からお家の教えで

寝て育てと言わんばかりにお昼寝をたくさんさせられた。

それが、どうやらこのPAOのような車内の物陰の内にあるあたたかな光の印象と

同じような感覚で心の一部に残っていたのだから、それがとても懐かしく思えてきた。

そしてそれは幼少の頃に皆が通ってきたルートなのだろうかと思い、誰しもがこの物陰の

内にあるあたたかさに心癒されるのなら、気持ちがよいのはPAOの車内となるわけだ。

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PAOトラディショナル 斜め前方姿見

本日は福岡県粕屋郡にお住いのA様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナル、オリーブグレイをご覧頂く。

こちらの車両は天井はスチールルーフ(標準ルーフ)であり、

現在ではもの珍しいモデルである。

特に変わったモディファイは行われていないが、まつ毛の装着や

アルミホイールは控えめな印象で可愛らしく出来上がった。

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ヘッドライトピーク(通称まつ毛)

特に女性には人気のヘッドライトピーク。

クルマをもっと可愛くしたいという思いは男性より女性のほうが強く感じている。

PAOというクルマは男性的、女性的という感覚からみれば中性的であり

さらに老若問わず親しまれているから本当に素晴らしいデザイン性能だと思ふ。

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Kinsei ウェル帆布 60スタンダードレザー

クラフツマンが丹精込めて張り上げたスタンダードレザーシート。

こげ茶なシートカラーとパイプにグレイ系を合わせ、とてもオサレに仕上がった。

今回はそのカメラのレンズを間違え、こんなアングルで面目ない。

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トランクからリヤエプロンにかけての造形美

あたしが特に好きなのがこのテールエンド(トランクからリヤエプロン)の

作り上げられた造形美である。

この美しさにどのような法則が隠されているのかは、チーフデザイナー古場田良郎氏に

またあらためてお伺いしたいところでもある。

昨今の自動車にはこのような美しい造形がなされているものは少なく思っているのは

あたしだけかもしれないが、PAOの造形美を果たして抜くクルマなどこれから

出てくるのであろうか。

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A様とPAOちゃんをガシャ!!

この度はA様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

いろんなところを旅して思い出を作ってください。

今日はコレまで。

とここでビューティフルジャパンのお時間だ。

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筥崎八幡宮

応神天皇を主祭神とし、神功皇后と玉依姫命を配祀し

京都府八幡市の石清水八幡宮、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮、

大分県宇佐市の宇佐神宮とともに日本三大八幡宮の一つとされている。

この八幡神というのは第15代天皇、応神天皇の事を示しているのは御存知であろうか。

そしてあたしの住む町にはその応神天皇が鎮まられている応神御陵が存在する。

平安時代より武運長久の神として、源氏の氏神として祀られたことにより

その後、各武家の崇拝篤く、 元寇の際、蒙古軍を撃退したとされる神風(カミカゼ)は、

この応神天皇が起こした風だと語り継がれている。

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目隠しが美しい

ほぞがある場所には鉄製ではなく、木製で目隠しが取り付けられるなど

当時(文禄3年、1594年)のモノづくりの良さが伺える。

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一の鳥居

黒田官兵衛の子、長政により慶長14年(1609年)に建立された石造りの鳥居。

鳥居の柱は3つに切れ、下肥りとなり台石に続く。

笠木島木はひとつの石材で、先端が反り上がり、

貫と笠木の長さが同じという独特な形状である。

ことに特徴のある形状であることから筥崎鳥居と称されている。

日本にはまだまだたくさんの歴史的建造物や縄文時代より

受け継がれている思想など、魅力あるものがいっぱいである。

このような魅力ある国に住んでいるわけであるから、

パイクカーに乗ってあちこち散策してもらえるように、

最終的にはマップを製作する予定なのでそれでは楽しみにして頂こう。

本日の名言

一輪咲いても 花は花

たとえ小さな目立たない存在でも、

本質的には変わりがない事のたとえであります。

人生綺麗に咲けば良いのです。

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