和歌山県岩出市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 根来寺
根来寺
根来寺

デザイン考察

たしかに、時が進むにつれて合理的な配慮がなされ、その都度時代に即したデザインという物が生まれる訳である。昨今でいわばユニバーサルデザイン。すべての人のためのデザインという言葉である。しかし、これが本当にすべてに当てはまるのであろうか。2020年に物議をかもしたのが、名護屋城の木造復元問題である。この木造復元天守にエレベーターをつけて、障がい者の方も楽しめるように、また観光資源とするならばユニバーサルデザインを取り入れないと、という意見まで、これは非常に難しい問題である。史実に忠実に木造天守を造るという事に対して、城をユニバーサルデザインにするというお話。果たして、すべての人のためのデザインという言葉自体に正解はあるのだろうか。と、ココまでのお話は今日お伝えしたいことではない。今日は上の写真である。社寺建築の用語であるが、枡組(ますぐみ)、手先(てさき)、蛙股(かえるまた)、垂木(たるき)などさらに、建築様式による形状も存在する。これらは時代が進もうとも変わらない物であって、様式という言葉で後世に伝えられていくのである。まさに、これを見て我思う、ゆえに我あり、であって自動車にもやはり様式たるものが存在しているのではなかろうか。という視点でのお話。まずは、その様式について私見を述べたいのであるが、長くなるので簡潔に言えば、セクシーである。不発に終わったであろう三菱や日産の第一陣のEVカー。近未来を創造するが如く、テスラやソニーのEVカーのほうがここで言う様式らしいデザインであって、やはりタイヤが4つ着いて走る限りは、その自動車の様式になぞらえたデザインでないと、まったくもってカッコよく、そして美しく見えないのである。さらにここで一つの提案として、このラシーンがEVになって販売されたなら、今よりウケるのではなかろうか。現在にラシーンのエンスージアストも存在する訳であるから、そういう物が一つでもあって良いと思う節はある。

ラシーン

ラシーントラベラー 根来寺大門前

この度は、和歌山県岩出市にお住いのM様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。ダークブルーのボディーカラーは全体的にレストアがほどこされ、ボディーもコーティングでキラキラ。各部パーツにはオーナーの個性が反映されて製作が行われました。

内装 ラシーン

内装の仕上げ

今回は、ウッドハンドルの装着にダッシュマット、シフトノブの革巻、サイドブレーキの革巻等を追加。内装の灰汁洗いとリペアも行われ、清潔。

タイヤカバー

タイヤカバーの張替え

ボディーには入道雲も映り、美しさが伝わる。タイヤカバー生地はジャーマンマテリアルにより製作。シートのカラ―リングを踏襲している。

ラシーン

ラシーンが走る未来のその先は

オーナーが思うがまま、ラシーンと共に未来に走り出す。日本の高度経済成長期のようなピカピカのキラキラの未来感を現在に感じる事は出来ないが、それでも希望を持って未来に走り続けるのが人である。ただし、わたしが思うには、スピードを出し過ぎて、これからはもっとゆっくり、じっくり、楽しんでゆけば良いのだと思う。そして、そのようなものづくりが出来るように考えてゆくべきだと思う。

ラシーン

ラシーンと記念撮影

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。製作には長らくお待たせ致しましたが、お喜び頂けまして感謝申し上げます。これからも長くお乗り頂けます様に精進致しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレまで。

本日の名言

顔をいつも太陽のほうにむけていれば

影なんて見なくて済むはず

byヘレン ケラー

兵庫県西宮市のT様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

天然自然のぬくもり

誠に面白い話である。人は何かと天然や自然、人工という言葉の使い分けによって、その物質に対しての視点を変える訳である。それでは、蜂がハニカム状の巣を作るのは自然であって、人が家を建てるのは、どうか。実はどちらも自然なのである。あたかも人工という言葉は人間が作り出した、まったく意味のなさない言葉であって、宇宙的視点で見れば、すべては天然や自然。昨今、温室効果ガスの問題で地球が温暖化するのも、人間が環境破壊するのも、すべては自然の摂理なのである。ついでに二酸化炭素が増えて地球が温暖化すれば、植物にとってはこれ以上嬉しいことは無い。地球上の種は、絶滅して、また新しいものが生れてやってきたのだから、人間が進む道は心配せずとも、決まっている。

ラシーン

ラシーンと記念撮影

この度は、兵庫県西宮市にお住いのT様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーカスタムワークをご覧頂きたいと思います。T氏のこだわりにより、内外装のカラーや素材は勿論のこと、整備にもこだわって製作が行われました。

内装

ウッドハンドルにパネルラッカー

SWが製作する車両のすべてに、内装の灰汁洗いがあり、新車のような雰囲気に。パネルラッカーフィニッシュも人気のメニューで、その質感の高さに驚く。今回のパネルのカラーリングとシートの色味の調整には、色見本も取り寄せられて、時間をかけてお選び頂きました。

パネル ラシーン

パネルラッカーフィニッシュ

メーターのパネルラッカーフィニッシュには、ドアの肘掛部のパーツも含まれる。プラスチックパーツに塗装をすると、爪などでひっかかると色がはがれやすい訳であるが、特殊な工程を経て、その不安も払拭されている。

ラシーン シート張替え

ファブリックシートとレザーのハイブリッド

座面にツイード生地、側面に高品位のレザーとハイブリッドのシート張替え。スピードウェルでは、細かなマテリアルの選定も可能であり、クラフツマン達が丹念に製作を行う。

ラシーン 足回り

ホイールと鍍金リム

足回りの選定もオーナーのこだわり。今回は、ボディーレストアに合わせて、ボデーカラーもオーナーの拘りのカラーにてペイントが行われた。なんといってもSWの下回りの見えない部分のペイントの拘り。見えないところから上質さはにほい立つ。

ラシーン カスタム

ラシーントラベラー カスタムワーク

この度はT様、ラシーントラベラーカスタムワーク納車おめでとうございました。長らく製作にお時間を頂きましたが、お喜び頂けまして嬉しく思います。長くにご使用頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

諦める理由が価格なら買え。

買う理由が価格なら買うな!

福岡県大牟田市のI様 ラシーンAWDビースト納車おめでとうございます

梅雨 ラシーン

五月雨を 降り残してや 日産ラシーン

梅雨と五月雨は同じ意味である。ちょうど梅の実がなる6月から7月頃を梅雨と言い、旧暦の5月頃の降る雨を五月雨とそう伝えているのである。かの細道の平泉で芭蕉が詠んだ、五月雨を降り残してや光堂。金色堂が建てられて数百年、毎年五月雨は降ったであろうに、朽ちることなくいまなお輝きを放つ堂宇に感動し、五月雨も光堂だけは避けて降らなかったのだろうかと詠んでいるのあって、ラシーンの句もしかり。新車から25年以上の年月が経ち、今なほ光り輝くラシーンの姿を現しているのである。


ラシーントラベラー

ラシーンと記念撮影

この度は、福岡県大牟田市にお住いのI様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーAWDをご覧頂きたいと思います。今回はI様の思いを形にするべく、イメージをお聞かせ頂き、各パーツのセットアップをSWにお任せ頂きました。一つずつのマテリアルにも拘り製作差し上げましたので、ご紹介差し上げます。

ごっつごつ塗装

ごつごつの塗装(ビースト)

今回よりSWでは表面がゴツゴツになるビースト塗装を開始。今回はデモでI様のラシーンを使用して製作差し上げました。ゴツゴツさはアレンジが可能でさらに深くゴツゴツした仕様も可能。ルーフレールと合わせてAWDらしいゴツゴツをお楽しみ頂けます。

ラシーン レザーシート

レザーシートの張替え等

他では真似することが出来ない、最高級の生地により張替えが行われます。カラーはオーナーの思うがママであり、縫い糸の選定も可能。内装は灰汁洗いにより、前オーナーの指紋は一つも残らないくらい美しい状態に。

ゴツゴツのタイヤ

ゴツゴツのタイヤとホイールのセット

よりAWD感を演出するために、ゴツゴツのタイヤとホイールを合わせて、さらに細かな細工によりタイヤとフェンダーの面を合わせてカッコよく見せました。

ゴツゴツのタイヤ

ゴツゴツのタイヤホイールと足回りのセットアップ

各セッティングはお任せ頂き、SWの拘りにより各部を調整。また、フェンダーをブラックペイントで強調することで、タイヤホイールが際立ちますね。I様の拘りにも感謝申し上げます。

ラシーン 平姿見

ラシーンAWSビースト 平姿見

なんとも言えない、絶妙な車高と見栄えにうっとり。足回りのセットアップは公開できませんが、乗り心地も良く、AWD感も今様でCOOL。

ラシーン AWD

ラシーンAWDビースト 左舷前方姿見

この度はI様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。とても気に入って頂けまして、またお土産も頂き恐悦至極に存じます。ホワイトのフォグランプも渋いですね。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

一より習い十を知り

十よりかえる元のその一

兵庫県宝塚市のG様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

どこから見ても美しい

これは、名車に当てはまる霊的現象である。正面からも後方からも側面からも、斜め45度からも、その全方位。どこから見てもすこぶる美しく感じる訳である。その中でも好みはわかれる訳であるが、わたしは後方45度の角度から望む自動車のシルエットが特に魅力を感じる人種である。ラシーンは右後45度はスペアタイヤが主張するから、左後方であれば、バランスよくフロントフェース以外の景色を眺める事が出来る。さらに脳内の必須アミノ酸トリプトファンから生合成される神経伝達物質のセロトニンによってもたらされるフロントフェースの余韻によって、まるで全景を眺めているような気さえ、感じられるのが人間の脳の深所である。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度は、兵庫県宝塚市にお住いのG様へ納車されました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。後期モデルのカラーであるライトブルーの車体をボディーはレストアを施し、内装はシートの張替え、インストルメントパネルの塗装、ウッドハンドルの取付、その他リペアを行い製作されました。

ラシーン フロントグリル

バンパーやグリル、フロントエプロン

それぞれに塗装も行われ、ボディーは全体的に新車のように。フロントガラスのアッパーモールも新品に交換を施し、万全の態勢。

ナルディウッド

ナルディウッドステアリングが鎮座した。

物価高や為替の変動、戦争などにより、価格が高騰したナルディウッドステアリング。10年前からは2倍ほどの価格である。世界的には資本主義での物価上昇は当たり前であって、日本人の牛丼価格の価値観がシフトしていかないと、世界で取り残されてしまうだろう。いや、すでに取り残されてしまっている。

パネルラッカー

パネルラッカーフィニッシュ

パネルのラッカーは質感が命である。適当な塗装仕上げはそのクルマの価値を下げてしまいかねない。今回もオーナーのこだわりを具現化するべく、拘り貫いて塗装を行った。要するに、単なる塗装では無いのである。

ホイールラッカー

ホイールのラッカーフィニッシュ

アイボリーのラッカーフィニッシュは四駆ではプリミティブな印象でCOOL.タイヤのパターンもV溝パターンではなく、いわゆる下駄のようなブロックパターン的なものがラシーンには乙なものである。あと、ラシーンはなんといっても、ドアの下のボディー、いわゆるサイドステップもしくはロッカーパネルの仕上げが、美しさの匂いとなる。中古車はそのほとんどが塗装が終わっていて、全く美しく感じないのである。と、この訳の分からない拘りがスピードウェルそのものと言っても過言ではない。お洒落は足元からである。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度はG様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。製作には長らくのお時間を頂きましたが、お喜び頂けまして嬉しく存じます。それでは、ラシーンと素敵な人生の旅をお楽しみください。

今日はコレマデ。

本日の名言

冥冥之志

めいめいのこころざし。と読む。他人に知られることのない志や思い、または、他者にいわず黙々と努力に励むことをさした四字熟語である。

広島県広島市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

原爆ドーム
原爆ドーム

被爆78年の春である

大東亜戦争が終結し 昭和20年8月14日発布 、終戦の詔書から今年で78年目を向かえる。世界中で原子力爆弾を投下された国は、唯一日本だけであって、現在は原爆ドームは白昼観光地として世界中からこの遺構を観ようと観光客が訪れる訳である。当時の市井の人に思いを馳せると、胸からこみあげてくるものがあり、廣島、長崎と記念公園の石碑に黙祷する訳である。しかし、平和が長続きしないのは世の常であって、世界中でも江戸時代260年は相当平和が続いた時代だったのである。

ラシーン

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は、広島県広島市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。ボディーは内外ホワイトボディーから全塗装を行い、オーナーが思うパーツをふんだんに取付けて製作が行われました。

フォグランプのセットアップ

後期モデル等の純正でもあるフォグランプ取付位置に、イエローフォグをセットアップ。高品質なフォグランプはレンズが美しい。今回のはPIAA製を使用したが、点灯してもとても良い光を発してくれる。

ブラックペイント

スピードウェルが塗装する漆黒のブラックペイント。上質な塗料に硬化剤配合の割合にこだわり有り。安価な一夜吹きのような黒とは天と地の差である。

ナルディウッド

ナルディウッドにウッドパネルにモケットシート在中

漆黒のボディーカラーに昭和感がたまらない、ウッドパーツ&モケットシート。オーナーはクラシックなものが好きという事で、確かにそれらの味わいは古典的である。

モケットシート

モケットシートの張替え

しっかり灰汁洗いした内装にモケットシートが美しく映える。

ラシーン内装

ウッドパネルへ交換

ウッドパネルは下地にブラウンのペイントを墨入れを行い装着。そのひと手間がさらに味わいが増すのである。やはりこれは製作へのこだわりであって、どうでも良い人間にはどうでも良い事である。見る人が見れば解る。

ウッドパネル

ウッドパネルのブラウン墨入れ。

やはり渋い。

ラシーン

タイヤカバーもブラックペイtントに合わせて

今回のタイヤカバーはその素材感をボディーの艶にあわせて、重たくならないように、キャンバス地で張替えを行った。なかなか、その素材感が見て取れてクールである。

ラシーン

ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラーブラックペイント納車、誠におめでとうございました。丸い黄色いフォグとなんともレトロでクールでございます。これから長くお使い頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

何事も成し遂げるまでは、

いつも不可能に見える。

byネルソン マンデラ

京都府亀岡市のA様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

こんにちはクルマ さようなら乗り物

タイヤが4つ着いていればすべてが乗り物であって、車である。しかし乗り物はわたしが思うに、ツッカケであって、お気に入りの靴ではない。しかも、お気に入りの靴は、靴以上の存在価値がありコレクションの対象にもなるのである。マイケルジョーダン氏の靴が3億円でオークションで落札されたのは記憶に新しいわけであるが、さすがにツッカケが3億円にはならない。初めてクルマを購入する方以外は、乗り物からの乗り換えであって、ラシーンというクルマが移動手段以上の存在に、わくわくが止らない訳である。

大覚寺塔頭寺院

大覚寺塔頭とラシーン

嵯峨天皇の離宮として建立されて1200有余年 、南朝とも称された大覚寺の塔頭前である。実に、このお寺はラシーンデザインチームをまとめられた日産デザイナーの坂口氏のご実家であって、ラシーンの開発思想に空海が存在する??ミステリーである。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は、京都府亀岡市のA様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラー、シダーグリーンのMTをご覧頂きます。なんとも、珍しいMT車両であって、大覚寺と共に国宝級のラシーンである。フロントグリルは前期モデルに変更が施されボディーレストアも行い納車差し上げました。

ラシーントラベラー

旧嵯峨御所大覚寺門跡

京都は1200年と都であって今もその佇まいである。ラシーンのような雰囲気のあるクルマと、景色が調和する。やはり、最近のクルマは先祖返りして、もう少しやすらかなボディーシェープにしてほしいものである。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はA様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。長らく製作にお時間頂きましたが、お喜び頂けまして恐悦至極に存じます。また、点検もお待ち致しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

人の短を言う事なかれ、おのれの長を説くことなかれ

by空海

大阪府大阪市のT様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

車高がより高く見える工夫はココ

ラシーンはドアから下のフロアにかけてサイドシル、もしくはサイドロッカーパネルという名のパーツがグレイ色にペイント仕上げされている。普通のクルマであれば、ボディー同色で仕上げられている訳であるが、この部分をグレイ色に仕上げることにより、それ以上に車高が高く見えるという視錯覚が現れるのである。これはデザインの一部であって、ただ単にフロアに近いから手を抜いたとか、そのような理由ではないのである。フロントもバンパー下のリップスポイラーなるパーツがグレイ色であり、後部はエプロンが同じようにグレイ色で塗装が施されており、重要なカラーなのである。ラシーンは経年の劣化によりそのほとんどが、グレイ色がすすけて明るい灰色となっており、その視錯覚の効き目が薄れてきているので、スピードウェルでは、販売車両に再度高耐久なウレタン塗装で仕上げ直している。ホイールと合わせて、お洒落は足元からである。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー ホワイト姿見

この度は、大阪府大阪市にお住いのT様に納車されましたラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。適度にボディーレストアが行われたホワイトカラーのラシーン。ドアミラーやドアアウターハンドル、ルーフレール等、純正とは違ったカラーで仕上げが施されました。

ルーフキャリア

ルーフキャリアASSY

各メーカーから販売されるルーフキャリア。ラシーンの適合がなくても、加工すればそのほとんどは装着は可能。今回も、最新のエアロバーを加工して、美しく装着差し上げました。

ラシーン内装

モケットシート在中

当日は雨模様で、工場内の撮影で、残念。人気のモケットシートはボタンで押さえた往年のデザイン。

タイヤカバー

タイヤカバーの張替え

スピードウェルの準備を行うタイヤカバーは、高耐久が売り。長くの使用に耐える、素晴らしいマテリアルで製作を行っております。カラーは沢山御座いますので、迷うほどお選び頂けます。

という事で、T様のラシーンをご紹介差し上げました。T様、ラシーン納車誠におめでとうございました。ご家族と共にお楽しみ頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

型をしっかり覚えた後に、型破りになれる。

by中村勘九郎

この言葉はとても素敵でありまして、なかなか出来ない

事でもあります。

岐阜県大垣市のI様 ラシーンフォルザ ブラックペイント納車おめでとうございます

関ヶ原

天下分け目の多い草

春爛漫、桜も咲けば野草も茂り、多い草。ココは関ヶ原一丁目一番地の決戦地。時は慶長5年年9月15日、石田三成率いる西軍約8万と、徳川家康率いる東軍9万という軍勢が 、豊臣秀吉の死後の内部政争に端を発し、徳川家康が天下統一の野心をぶつけた戦国時代最後の大戦である。とココで今日も四方山話である。それは、人の魂は400年説というもので、関ヶ原で浮上している。どういう事かと申せば、地元住民曰く、最近めっきり落武者の幽霊が出なくなったらしいのである。慶長5年、西暦で言えば1600年の話であって、すでに400年という歳月が経ち、浄化されたと言えば良いのであろうか。たしかにDVDで30年、ブルーレイで100年ほどと、記憶媒体でもそれくらいであって、400年は相当長い気はするが、関ヶ原のリサーチは、なかなか信憑性は高い。昨今関ヶ原古戦場記念館なるものがオープンして、とても面白いようなので、是非ともパオやラシーンに乗って、古戦場を散策してみては如何であろうか。

フォルザ

ラシーンフォルザ ブラックペイント

この度は、岐阜県大垣市にお住いのI様の元へお届けにあがりました、ラシーンフォルザのブラックペイントをご覧頂きたい。今回もまた、各部にこだわりを持って製作。バンパーや、その他突出しているパーツはマッドブラックで仕上げ、ボディーはピアノブラックでピカピカに磨き込んでいる。フロントバンパー中央下部のグリルガードの意匠は、いつものブライトシルバーではなく、ガンメタリックという少し濃色で、バランスを整えている。雰囲気のあるフォルザとなった。

ウッドハンドル

ナルディウッドハンドル ブラック仕様

ハンドルスポーク部も黒の艶消しとして、イメージを踏襲している。パネルラッカーは生成り色で優しくシンプルにしている。

ラシーン レザーシート

スピードレザー 50DESIGN

内装もリペアと灰汁洗いを終えて、ピカピカにした後、最高級のレザー生地でシートの張替えが行われている。また、スピードウエルのレザーは万が一、長くに使用して、部分的に補修が必要な時でも、リペアが可能である。

ラシーンフォルザ

ラシーンフォルザの右舷後方

フェンダーやバンパー、さらにリヤスペアタイヤのステーなどもマッドブラックでペイントを行い、タイヤカバーは最高級のジャーマンで張替えを行い、質感を高めている。

関ヶ原

ラシーンフォルザ左舷後方姿見

今回も無骨な格好になるように、ホイールを内側に入れる作業を行った。車高の高いクルマは、フェンダーのツライチにするより、こちらの方が素敵と思うのはわたしだけではないはずだ。

ラシーンフォルザ
ラシーン 岐阜県

ラシーンと記念撮影

この度はI様、ラシーンフォルザ納車おめでとうございます。I様は、以前もラシーンオーナーであったという事で、今回はフォルザでオーナーに返り咲かれました。素敵なお土産も頂き、厚く感謝申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

山中の賊を破るのは易く

心中の賊を破るのは難し

by王陽明

まさに、石田三成は各武将の心中の賊を破る事が

出来なかったのでしょうかな。

神奈川県茅ケ崎市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

湘南

出会いあれば別れあり

アイボリー色のパオから、シダーグリーン色のラシーンへ乗り換えちゃったK様。別れがあるから、また新たな出会いがあるのであるが、パオに新品で取り付けたナルディウッドハンドルはパオから継承され、ラシーンに取付けを行い、そう言う事が後付のハンドルが出来るのがCOOLである。

ラシーン

ラシーントラベラー サザンビーチ

この度は、神奈川県茅ケ崎市にお住いのK様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。ボディーはレストアを行い、内外装はピカピカに、しかし雨が降ってしまい少ししょんぼり。サンルーフ付の後期モデルはグレードにはなく、特別仕様でございました。

ラシーン 内装

レザーとハリスツィードで張替えが行われた内装

ラシーンの後期モデルのシートにハリスツイードのフェイクがあったが、今回は本物のハリスツィードを輸入して張替えを行った。ハリスツィードはイギリス製であって、小さい島の民藝のようなものである。毎年決まったテキスタイル以外は同じものがなく、都度サンプルを取って確認しないと出来栄えは解らないというのも面白く、数が限られているところに価値がある。

ハリスツィード

千鳥格子のハリスツィード

スピードウェルは、中古車やレストアの内装の張替えは業界でもさきがけであり、素材の質も逸品である。

湘南 ラシーン

雨の湘南

本当に雨の日の納車は残念である。

ラシーンのシルエット

ラシーンのシルエット

雨だったので、シルエットで後部をご覧頂きたい。タイヤカバーはこげ茶色のジャーマンで仕上げ、質感がとても良い。

この度は、K様。パオからラシーンにお乗換え頂きましたが、長くに大変お世話になります。整備にも力を入れましたので、楽しくお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

悠悠たり悠悠たり太だ悠悠たり

by空海

世界は広く、さらに宇宙は広い。

空海が残したお言葉ではありますが、ラシーンのデザインにも感じる言葉であります。

大阪府羽曳野市のU様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン内装

ラシーンは人生の旅行鞄

ラシーンはパイクカーに続き、非日常を掲げてデザインが行われた訳である。たとえば、パオでは『冒険』というキーワードがあるが、ラシーンは『トラベル』であった。トラベルとは一般的には海外旅行の事を指す言葉であり、飛行機に乗って海外に行くなど、ドキドキわくわくが止らないのである。これが非日常の感覚。そして話は続くが、トラベルするには旅行カバンが必要だよねという事で、ラシーンは形が四角くなったと言われている(色々な視点からdesignされているので、一つの形のイメージ)。旅行鞄は、旅行を楽しむ為に準備した物を詰め込む、いわゆる特別な物であって、不要な物は省かれる。だから、ラシーンは必要最小限で、最大限の空間を使用出来るような仕組みが備わっているのである。それは、トランクの上下に開閉する形状であって、特に上部は視点が大きく前方方向にスライドさせており、小さな間口を大きくすることに成功している。こういう所は、現代のクルマはコストカット等で実現できない産物であり、ラシーンの機能的な一面である。また、荷室が絶妙な大きさであるのもお洒落の内。たとえば、大きな車にお乗りの方あるあるであるが、傘は何本も入っていたり、いらなくなったものや、お家に終えない物まで、たらふく積んでいる事が多い。その点、ラシーンは、必要最小限しか積むことが出来ないから自分の気に入った物だけ。そこが、他からみればお洒落に感じる訳であって、あとは夢や希望まで詰め込めば、ラシーンはボクたち、わたしたちの人生の旅行カバンとなる事間違いない。

ラシーン 

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、大阪府羽曳野市にお住いのU様に納車されました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。サンドベージュカラーの人気のラシーン、フロントフェースは前期モデルに変更を加え、中期モデルという架空の存在に。エンジンやミッション、足回りの部品交換も行い製作が進められた。

前期グリル

前期モデルグリル

全て塗装をやり直して製作されたフロントフェイス。なんと、グリル中は錆止めペイントまで施して製作を行っているのである。

ウッドハンドル

ナルヂウッドハンドル

ややこしい、ナルディのようなウッドハンドルも昨今人気である。内装はスピードウェルが得意とする灰汁洗いが行われ、新車のような佇まい。

シート張替え
シート張替え ラシーン

シートの張替え

スピードウェルでは、販売車両のすべてにシートの張替えが着いている。また、それぞれに最高のマテリアルを使用して張替えが行われている。このマテリアルは、スピードウェル以外では不可能である。カラーは座面、側面、パイピング、さらに縫糸まで選べ、さらにさらに縫糸は太さも調整が可能だ。

ラシーン

ボディー下部の仕上げ

サイドステップもしくは、ロッカーパネル、サイドシルなど呼称は色々あれど、ドア下の事である。フロアーまで手を入れて製作しており、なんとも美しい。

ラシーン

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

ルーフレールやリヤタイヤステー等ブラックペイントで仕上げ、その他は純正を踏襲してリペイント&リペアを施して製作。より長く楽しくお乗り頂ければ嬉しい。

ラシーン

ラシーンと記念撮影

この度はU様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。新しい家族としてどうぞお迎えください。この度はお任せ頂き、誠に有難うございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

虹を見たかったら、雨も我慢しなくちゃね