神迎えの神事
11月22日に、出雲の稲佐の浜において、日本中いや、宇宙の八百万の神々が上陸して、杵築の大社に集まり合議が始まった。旧暦であれば10月がその神無月(かんなづき)、出雲だけは神在月(かみありづき)と云われるのがそれである。2週間ほど、神々が集う出雲の各神社では「神迎祭(かみむかえさい)」に始まり、「神在祭(かみありさい)」そして、全国に神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」が執り行われるのである。22日は夕刻7時、浜で御神火が焚かれ、注連縄が張り巡らされた斎場の中に神籬(ひもろぎ)が2本、傍らに神々の先導役となる龍蛇神が海に向かって配置され、神事が斎行される。神事が終わると、神籬は両側を絹垣で覆われ、龍蛇神が先導となり、高張提灯が並び奏楽が奏でられる中、参拝者が続き、浜から出雲大社への「神迎の道」を延々と行列が続くのである。この後、出雲大社神楽殿において国造(こくそう)以下全祀職の奉仕により「神迎祭」が執り行われた後、ようやく神々は旅(宿)社である東西の十九社に鎮まられる。という事で、ココで、本日の雑学であるが、神在祭りにふるまわれる御餅は神在餅(じんざいもち)と呼び、それが、京の都に近づくにつれ、じんざいから、ずんざい、ずんざいから今のぜんざいとなった。ぜんざいの発祥は出雲に有り。神在。である。
ラシーントラベラー ブラックペイント
この度は、島根県出雲市にお住いのK様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。漆黒のブラックペイントを施して製作されたラシーントラベラー。今回は、天皇家の御料車に使用されます、高貴なブラックで製作。これ以上ない漆黒のブラックをお楽しみ頂けます。また、フロントグリルは後期型にしてエレガントに。タイヤはホワイトリボンと、クラシックなイメージがとてもCOOL.
パネルラッカーフィニッシュとウッドハンドル
メーターパネルは上質なノングロスの塗装を行い、ナルヂのウッドハンドルが鎮座いたします。この塗装の質感には特に拘りがあり、そんじょそこらの塗装屋さんには真似はできません。
モケットシートの張替え
スピードウェルの内装の張替え。パオやラシーンの内装張替えは日本一の台数を誇る。昨今の安価な材料での張替えや、簡易的なシートカバーではなく、本物のシートの張替えにより、触り心地、乗り心地、雰囲気は最上である。今回はベージュのモケットシートに囲碁盤のようなデザイン、内外装において昭和の香りがプンプン。昭和テイストは古いとか新しいとかではなく、若者が支持するあたりを考えると、ある種普遍的なイメージに。内張りや天井など灰汁洗いを施し、新車のような仕上がりに。
ハードタイヤカバー
ラシーンの純正オプションであるハードケースのタイヤカバーをリペア。塗装もしっかり行い、さらにボディーと合わせてガラスコーティングを施す。Kオーナーの渋いセンスがボディーと共に光ります。
ラシーンと記念撮影
この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。長らくお待たせ致しましたが、超絶お喜び頂けまして、嬉しく思います。また、お土産も沢山頂き、この場をお借り致しまして篤く御礼申し上げます。
スピードウェルでは、日本一のラシーンの製作を目指しており、在庫も沢山取り揃えておりますので、ラシーンの購入の際は是非お声掛けください。
神迎えの道に飾られる一輪挿しは出雲の風景である。今回は、その神迎えの当日に納車を行わせて頂きましたが、稲佐の浜では、沢山の市井の方がお参りにこられ、お祈りされておられました。世界では各地で戦争や紛争などがおこり、日本国では平和に暮らせる、ただそれだけでこれ以上ない幸せでございます。それでは、皆様と共に神恩感謝をお祈り申し上げます。
今日はコレマデ。