号外●5ZIGENと共同開発 FIGARO専用ステンレスマフラー試作が始まるの巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日はなんと、5ZIGENインターナショナルと

共同で開発を進めているフィガロ専用リプレイスメントマフラーの

プロトタイプをご覧頂こう。

Be-1、PAOそれとRASHEENに続く第3弾として、

今年度の事業としてフィガロ専用パーツの開発が進められているわけだが、

今回のフィガロ専用リプレイスメントマフラーのこだわりは、

第一弾より脈々と続く機能的性能とデザイン性能だ。

フィガロ専用 リプレイスメントマフラー(試作機)が鎮座した。

今回もまた、視錯覚に注力しテールの出口は純正マフラーと同等に

外側へ向けて角度がつけられている。詳しく申せば、クルマに対し

垂直に出口を設けるようであれば、後方から拝するにマフラーが

内側に向かって見えるという『視錯覚』を改めるために行われているものである。

フロントピース、リヤピースの口径は異なる

『フロント 42,7パイ フロント後部 50パイ リヤ 50パイ』

このフロント最後部、フランジ(継ぎ手)手間で50パイに一旦膨らませている

このモノのこだわりは、5ZIGENの排気効率を追求する姿勢であり

タービン(加給器)の大きさと排気量より計算され割り出された結果である。

そして、プロダクト的にも美しい。

往年のステンバンドによる吊下げ

マフラーの吊下げ部には鉄筋によるものではなく、

純正と同等にボルトを介して吊ゴムに装着される。

そのことにより出口位置がずれること無く、

後方正面姿見(こうほうしょうめんすがたみ)が引き締まる。

姿見千両とはまさにこのことだ。


マフラー出口は往年のプロダクト。外カール形状を継承

やはり出口は外カールだと、この形状が出来なければ

マフラーを造らないとまで唸り、金型からおこし製作したという

スピードウェル×5ZIGENの逸品である。

フィガロリプレイスメントマフラー (試作機)

フィガロ専用は取り回しも柔らかいRをふんだんに使用し

排気の抜けを抜本的に見直し、試作が図られた。

より低回転域より加給がされ、乗りやすい仕上げが

今後施される。

それでは、乞うご期待。

今日はコレまで~。

本日の名言

自分への教育は

自分の無知を認めることから始まる

byスティーブン・コヴィー

そうですなぁ。人生一生勉強でありますが、

自分の無知を認めない限り勉強してゆく精神が存在しません。

スピードウェルがこだわる塗装の巻

どんもす~。ウェルです。
皆もご存知だろうが、スピードウェルでは自社ですべての作業をこなしている。
なぜ外注や提携先などを作らないかと申せば、その熱い思いが
全てに伝わるコトがなく、思い描くモノが出来上がらないからだ。
なので、整備士、塗装職人、内装職人、とそれぞれが分担作業により
自動車の製作作業が進められてゆくのであった。
そして本日はこだわりの塗装をご覧頂く。

東京都は練馬区のM様がオーナーとなるPAO
すでに内外装のほとんどが分解されている状態。
塗装は以前の塗膜の悪い所をそぎ落とし、さらに前面に
サンドペーパー掛けを行い、ワックス分などを取り除き
丹念に行われるのである。

フロントヘッドライト部はこんな造形。
PAOは前面がフレックスパネルという新素材で出来ており、
複雑な造形をも可能としている。
ただ、古場田氏によると、新素材であったため、一般的な
量販車には使われなかった、ようだ。

エンジンルームは塗装はされないが、
ワイパーカウル裏の見えないところまで塗装が施される。
それでは、本邦初公開となるかPAOのボディーが
ドンがらになった姿を詳しくご覧頂こう。

メーターパネル(インストルメントパネル)が取外された。
中央部にはエアコンの空調ファンが、左側には
クーラーのエバポレーター(熱交換器)が隙間せましと
並んでいる。それ以外には何もない。

ドア内パネル。
この裏側にはガラスを昇降させるレギュレーターなる
パンタグラフのような装置があるのみ。

リヤクォーターパネル。
インナーパネルとガイハンパネルが良く見て取れる。
モノコックボディーとはこうした複合した組み合わせで
強度を保たせているのである。

後ろ側から。
ウェルは18歳に整備専門学校で勉強をはじめ、そのとき
クルマが厚さ0,8前後の鉄板をつなぎ合わせて出来ている
と言う事を知った。
それまでは、鉄の塊だと思っていたことにより非常にショッキングでは
あったが、まあ考えてみれば、鉄の塊だと重くてだめだわ。

オリーブグレイからアイボリーへとカラーリング。
お色直しは良くあるケースだが、
今回の車両はそれだけではなかった。

おやおや、フロント部やドア部の塗装は?
と、そう今回の塗装はこれまたスピードウェルの
レーシングカーのイメージカラーを
M様のオリジナルPAOカラーに。

ボディー下部はスピードウェルブルーがおごられた。
往年の京阪電車のような、ぺぷしのような、
ノスタルジックテイスト満載なカラーリングである。

後方へ伸びるカラーリングの様。
お尻部分のカラーリングはPAOお初となるか!!

ウェルがこだわる切り替えし。
この切り替えしはなんともウェル的にお茶碗3杯は
ごはんが食べれる、とでも申そうか。
ああ~だれにもマネはされたくないなぁ。

テールは全てアイボリーである。
と言う事で、この車両は来週水曜日に出来上がるゆえ、
仕上がりを楽しみにして頂きたい。
と言う事で、本日はスピードウェルがこだわる塗装を
ご覧頂いた。さらに塗装だけでなく、
もちろん塗料は日産が当時PAOで使用していた
大日本塗料を採用し、PAO感を材料から追求している。
コダワリは切がないから楽しいものだ。
今日はコレまで~。
本日の名言
求めていなければ、授からない
by勅使河原蒼風(てしがはらそうふう)
そう、願望でなく欲求が必要であります。

日産PAO ウッドパネルを製作するの巻(その1)

東北地方太平洋沖地震により被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。
スピードウェルでは、現在震災にあわれた方々の
被災地への救援を行うべく準備致しております。
3月15日(火)よりスピードウェルにおいて救援物資の
提供を募っております。
現在minikaeru氏により毛布3枚、懐中電灯1個
ウェルより、カセットコンロ1個、発電機一基。
お預かりさせて頂きましたら随時皆様にご報告致します。
それでは、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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さて、本日はPAOのウッドパネル製作のお話である。
このウッドパネルの製作プロジェクトだが、スピードウェルの研究課題
である、価値観を創出するという研究の一部において行われている。

ウッドパネルの形状に対しての型をおこしたプロトタイプ。
ウッドパネルと簡単に申しても、ウッド調のシートなどを
ただ単に張るなどというモノではなく、形状や厚みまで
計算に入れ、相応のモノを製作するために、
今年の1月より、製作を行ってきた。

ファイバープラスチックにより型を成型している様子。
今回のウッドパネルはハイブリッドである。
もくの良さと、耐久性をかねて試作が繰り広げられている。

スイッチ類は見事ににげを作るコトに成功。
もくは突板によりファイバープラスチックに接着するという
工法を現在テスト中だ。

重厚さを増すため、厚みは5mm前後。
現在は加工中であるため、透明の樹脂でおこなっており、
今後の仕上げが楽しみである。
それでは、次回をお楽しみ。
今日はコレまで~。
本日の名言
何でも大胆にかからねばならぬ。
難しかろうが、易しかろうが、
そんな事は考えずに
無我の境に入って断行するに限る。

by勝海舟
そう、断行するに限りますなぁ。

オーナーがこだわる車両製作の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はオーナーがこだわる車両製作をご覧頂く。
もちろん全てのオーナーが独自にこだわりを持ち
スピードウェルにオーダー頂いている訳だが、
現在製作中のその2台をピックアップしてみた。

大阪市のG氏がオーナーとなられるPAO。
この車両はPAOが冒険というコンセプトを、さらにサバイバル感
を大きく膨らませた感覚にスイッチしたモノと言える。
イメージで言えば所さん(世田谷ベース)に登場する、ようなPAOである。

バンパーやグリル、ルーフレールやホイールなどは
今後スピードウェル特製のエローブラックに
ラッカーフィニッシュが行われる。

リヤエプロンが無い様子。
このカラーによりリヤエプロンが装着されていない状態でも
カッコいいと感じてしまう。
色とはそういうイメージを彷彿とさせるものであると
非常に勉強になる一台だ。
さて、お次は先日からブログにも登場しているRASHEEN。

遂にフロント部が完成。
前回はヘッドライトや、グリルにメッシュが装着されていない
状態をご覧頂いていたが、ヘッドライトなどが装着されてば
まったく雰囲気が変わり、やっとクルマらしくなってきただろう。

丸目フロントヘッドライト。
今回はフロントリムのみシルバー色でラッカーフィニッシュ。
そのコトにより、よりいっそう丸目型ヘッドライトが強調されている。

フロアカーペットが張替えられた。
そう、このカーペットはUS製でなかなか手に入らない。
今回もこのカーペットを約半年に渡り待ち続けて頂いた、
と言うシロモノである。
さて、本日はオーナーがこだわる車両製作ということで
スピードウェルでの作業風景をご覧頂いた。
今後もすんばらしい車両製作に腕を磨いてゆく。
今日はコレまで~。
本日の名言
自分には、自分に与えられた道がある
by松下幸之助
おお~。これは考えさせられますなぁ。
ウェルはパイクカーの存命に力を尽くすという使命感で
生きておりますが、それが道だと感じております。
さて、あなたの道は。

日産RASHEEN 日本初リヤトランク ファントムトップ製作の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆さま、本日はラシーンのリヤトランクを
ファントムトップというカスタマイズ方法を用い
個性のあるラシーンの製作をご覧頂こう。

ボディーの全てが分解されているラシーン。
この騒々しい状態のラシーンからどのようなカスタマイズが
施されて行くかが、今後の楽しみである。
今回は大阪市にお住まいのK氏がオーナーとなり
このラシーンをベースに特殊なカスタマイズを行うのだという。
ということで、ラシーン発ファントムトップをご覧頂く!!

本邦初公開!?『ラシーンファントムTOP』
ファントムトップとは何ぞやと申せば、幌車のように似せる
アメリカナイズなカスタムのコトである。
また、生地をファントム地とそう呼び、
そこからファントムトップと呼ばれるようになったのでござる。
デザインにもこだわりガラスのサイズなどは黄金比で割り切り。

黄金比(ゴールデンレシオ)を用い、バランスが調整されたガラス。
熱線はしっかりと生きている。

幌のアンダーラインに注目!!
意匠にもスピードウェル的な細かなコダワリを見せる。
一般的に覆い被せるだけであれば簡単なのだが、
写真でご覧いただいても解かるように、アンダーラインに
折込みのような意匠をもたせたのがスピードウェル的
小さくて大きなコダワリだ。
もちろん、そこにたどり着くまでには色々なクルマなどを
研究してきた訳だが、試行錯誤のなかで生まれたアイデアにより
こういうところがお洒落だなと思う。『ウェルの主観』

室内からの撮影。
オーナーのK氏と窓の面積をミーティング。
ギリギリのラインでの調整をおこなっている。

まるでガラスがはめ込まれているような風合い。
内張りにはラシーンの純正と同色で張り合わせ、
ガラス部には特別にスペーサーを裏に張り合わせ
もっこりさせることにより、今回の装飾であると言える。
そこには見せる技術も必要なのだ。

サイドガラスは封がなされた。
もともと小窓であまり見る機会がないゆえ
割り切って今回は封を施すことにした。
そのことから、外観から見れば、幌が綺麗に被っている
ように見え、幌らしい、幌のようだ、幌であるになった。

この後ボディーはなんとPAOに使用されているEJ1(アイボリー)
に全てが塗装されて仕上がるというのだから、
乞うご期待である。
今日はコレまで~。
本日の名言
お湯にすら感動できる、
幸せのハードルの低い人生を愛している

by田村裕(麒麟)
おおっと田村さん、幸せのハードルが低いというので
ありましょうか。
これは問題ですが、本来は十分に感動、感謝できるところ
であると私はおもいますぞ!!
日本という国で間違った教育のなかで、そういう
感動や感謝がなくなった。そのようだと思います。

スピードウェルがこだわる自動車(オーディオ)音響研究の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はSWがこだわる自動車の(オーディオ)音響に
こだわって話を進めて参ろう。
まず、音とは何ぞやそこから始まるのだが、
いわゆる空気の振動である。
この振動の波は周波数(一秒間の振幅)により
音が高いとか低いとか、耳で聞こえるのはご存知だろう。
今日はこの周波数が主役であるからきっちり理解してもらおう。
タイコを例に話を進めると、適度に革を張られている太鼓では
大きい太鼓は音が低い。逆に小さい太鼓は音が高い。
それは、先ほどの周波数によりそう聞こえるのである。
大きい太鼓は一秒間に革『膜』が30回上下したとする。
それが30Hzという周波数である。
小さい太鼓は一秒間に100回革『膜』が上下したとする。
それが100Hzという周波数である。
それぞれに同じ力でたたいても太鼓のおおきさにより
革『膜』の振動数がことなるゆえ、音の高低が変わるのだ。
それでは、今日も始まり、始まり~。
目下のところ、オーディオ技術で未だナマの音を
とうてい再現しえない。
しょせんは”らしさ”を出すにとどめる。
Aの楽器をそれらしく出すにとどめるか、
全体のハーモニーをえらぶか、
それを選択するのが教養だろう。

 
※昭和54年発行の”TANNOY”(ステレオサウンド)
五味康祐氏の”わがタンノイ・オートグラフ”から抜粋。

さて、お決まりの五味氏のお話から始まったが、
本日はPAOの純正リヤスピーカーをスピードウェルが製作した
16cm用サウンドフレームにパイオニアのスピーカーを装着し
車内の音響特性がテストされた。

スピードウェル製 PAO16cmスピーカー用サウンドフレーム
今回は前回のプロトタイプからはるかに性能をアップさせた
市販版でご覧頂く。

低域での共振を防ぐ為にFRP6プライに加え
サウンドベルトを上下に織り込んだ。
それはヴォーカル帯域以上に共振周波数を持ち上げ
引き締まった低音と透き通ったヴォーカル帯域の再生に
貢献するコトとなった。

サウンドベルトは前方から後方へとストレートに伸びる。
特にRが付いた部分の強度を上げ、さらには
共振周波数をヴォーカル帯域『300~600Hz』から
さらに上の帯域に押しやり、引き締まった音の再生が
可能となったと言える。

パイオニア製TS-F1610 スピーカーユニット。
このスピーカーの特長はツイーター(高音)とミッドレンジ(中低音)が
同軸上にあるにも関わらず、ツイーターから発せられる音が
上に跳ぶよう(角度は任意で調整が可能)に設計されているところだ。
音には指向性というものがあり、低音は緩慢に広がる特性があるが、
高音はストレートに飛ぶのである。

ツイーター部にはフィンが装着されている。
自動車の室内ではいつもスピーカーは足元側『下側』に
おいやられており、高音はきっちり伝わってこない。
そのため、少しでも高音を上へ持ち上げ
音場を整えようという発想が
このスピーカーには在ると言える。

サウンドフレームにF1610をセットした様子。
それでは、ココからはテストをご覧頂く。

これはオーディオ用のテスト用CDである。
色々な周波数の音やディープ音が収録されている。

PAOに特性マイクを装着。
リスニングポジションに設定して測定が開始される。
※このマイクはフラット特性を向上した特注品。

PCにセットし、室内のフラット特性とスピーカー特性を測定。
まずフラット特性とは何ぞやと申せば、
低音から高音までをおなじ音圧でながし、
共振する周波数を測定しフラットにしてゆくための特性と
いったら良いだろうか。
※低音から高音を同じ音圧で流す音のことをディープ音という。

まず1kHzの音で基準となる音圧を調整する。(40dB)
すべての周波数が40dBで整えばフラット特性が高いと言い、
簡単に言えばCDソースの原音に近い音が聴くことが可能というわけだ。
それでは、まずPAOのノーマルスピーカー、
TS-1610スピーカー、TS-1610スピーカー調整後と
3つをテストしてゆく。

ノーマルスピーカーのフラット特性。
図は右から左と音圧の上下、上から下へと周波数の上下である。
このテスト結果によると、60Hzと120Hzに室内の形状からなる
定在波が存在するコトが伺える。
さらに、中高音が大きくふくれており、これが
あの懐かしいレトロなサウンドの周波数だと読み取れる。
※定在波とは波長・周期(振動数または周波数)・振幅・速さ
(速度の絶対値)が同じで進行方向が互いに逆向きの2つの波が
重なり合うことによってできるもので、定在波の干渉により
一定の場所に音圧の高低が生まれる。


今回はスピーカーのセットにあたり、防振、制震処理などは
一切行わず、サウンドフレームによる素質を共に測定した。

サウンドフレーム+TS-F1610スピーカーの組み合わせ。
どうだ、低音はまとまった量感が出ている。
さらに中高音もある程度40dBあたりに近寄ってきたであろう。
これを、さらにスピードウェル的に簡単な調整を行うとこうなる。

ボディー(外パネル)との共振、フロントガラスの反射を除けば
ほぼ40dBに近づいたのである。
あとは制震を行ってあげれば、CDソースに収録されている
原音に近い再生を行えるという。

そして今日のその時。
※PCモニターにてデーターを写した様子。
63Hz以下の周波数<音>はドアを締めた時のであり無効。

300~500Hzとヴォーカル帯域の音が6dBほど減少しているが
センターユニットのイコライザーで高音と低音を調整すれば
サウンドフレーム+16cmスピーカーの取り付けだけで
十分に満足する音質(フラット特性)が得られるであろう。
と言う事で、この音は1月末にWTVにアップするゆえ
是非とも楽しみにして頂こう。
今日はコレまで~。
本日の名言
ひとりで見る夢は夢でしかない。
しかし、誰かと見る夢は現実だ。

byオノ・ヨーコ
上手いこと言いますね~。さすが、言葉でさえ芸術家であります。
いろんなものことに応用して考えても楽しい名言であると思います。

速報!スピードウェルがリプロダクトを開始するの巻!

どんもす~。ウェルです。
速報!スピードウェルが遂にリプロダクトを開始する。
ということで、第一弾はエアコンの吹き出し口(グリル)である。

『通称=デフサイドグリル』
このグリルだが、2010年中頃には全てのカラーで生産廃止。
そのことにより、今後グリルの交換が出来なくなるというコトから
スピードウェルが完全なるリプロダクトを行ったのである。

部品番号68740-35B00(右) 68741-35B00(左)
今回、リプロダクトを行うコトに対し方向性を検討。
第一に純正部品と同等の仕上がりを目指す。
第二に純正部品と同じ型割(設計)で製作する。
第三に純正部品と同じ材料で製作する。
という3つの要点を踏まえ、まさに同じ製品と呼べる
リプロダクト製品を作るコトが出来たといえる。

写真前方は日産にお願いして11月に4個だけ特注してもらった
いわゆる当社の原型となるパーツである。
後方はスピードウェル社によるリプロダクト品。
今後2個ワンセットでの販売の予定だ。
パーツの色や部品番号までそっくりそのままなのは
本当は駄目だろうが、こうして後世に残し続けるとならば
お許しいただけるであろうか。
このリプロダクトにかける情熱は今後詳しくブログでアップされる!?
乞うご期待。
本日の名言
美しい唇であるためには、
美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳であるためには、
他人の美点を探しなさい。

byオードリー・ヘプバーン
人の顔は心の鏡でありますなぁ。

スピードウェルが遂に!?WTV『ウェルテレビジョン』が開局の巻。

どんもす~。ウェルです。
さて本日は遂にWTV『ウェルテレビジョン』が開局!?
ダブリューティーヴィー『WTV』
WTV『ウェルテレビジョン』 ダブリューティーヴィーが開局する。
ということで、上記のテレビをクリックして頂ければ、
その模様が明らかとなる。
今回は開局に合わせPIKECAR専用にスピードウェルとサン自動車工業が
共同で開発したSWホットワイヤープラグコードの発売を開始。
株式会社サン自動車工業 本社屋
2009年11月 すべてはこの地より始まり候。
スピードウェルは一昨年の11月より株式会社サン自動車工業と共同で
パイクカー専用の特殊なプラグコードの開発を開始。
すべてはBe-1、PAO,FIGAROとさらにはRASHEENの合計4車種に対し
それぞれに専用設計を施し、サン自動車本社で共同テストを行った。
株式会社サン自動車工業 本社PIT
サン自動車工業 本社製品テスト用PIT。
ホットワイヤー製品はこのPITで実車にて計測が行われ市販化されている。
株式会社サン自動車工業 本社PIT
スピードウェルからはウェルが日常で使用している
フルオリジナルのPAOを用意。
今回はノーマルプラグコードとSWホットワイヤープラグコードの
それぞれの馬力、トルク、燃費の特性を測定することが使命である。
株式会社サン自動車工業 本社PIT
測定にはおおむねまる一日を使い切り、
ウェルと共にPAOもオーバーヒート寸前だった。
そして、その結果はSWホットワイヤープラグコードは
純正プラグコードの性能を馬力、トルク、燃費の
すべてにおいて大きく上回るコトとなった。
というお話は以前もお伝えしたはずだが
本日はれてWTV開局と共にコンテンツをお届けする。
最新作SWホットワイヤープラグコード
ホットワイヤーのベストモデル『SWホットワイヤープラグコード』の登場!
この全ての製品仕様は1年という歳月を費やし完成させた
まさに入魂の一撃が走る送電線。
SWホットワイヤー第一号
SWホットワイヤープラグコード第一号は
埼玉県さいたま市のN氏車両へ装着された。
SWホットワイヤープラグコード
ノーマル比330倍の点火能力を誇る点火システム。
純正プラグコードと性能をくらべれば
馬力は全域において平均1,14PSの向上。
トルクは1,01Nm向上した。
そして、気になる燃費は21,5パーセント向上と
これ以上無い仕上がりとなった。
SWホットワイヤープラグコード
ディストリビューターから直線的に出力される電荷。
電流の流れは水の流れと共通するという発想により
抵抗となるR形状の部材を徹底的に排除。
目指すは完全燃焼というコンセプトにより
極限までこだわるという製品仕様が生まれた訳である。
埼玉県さいたま市 N氏
(2010年11月21日) 埼玉県さいたま市から遠路
スピードウェル社まで一ヶ月点検を行いに来店されたN氏。
N氏によれば時速90~100kmの巡航で燃費は1リッターあたり
18,9Kmも走るのだという。
もちろん一般道と高速道路を使い、このような数値がでている
と言うことから、平均的な燃費だと推測できる。
SWホットワイヤープラグコードの威力は抜群のようだ。
本来の燃焼効率をさらに良くするシステムとして
馬力やトルクの向上はもちろんのコトだが
非常に燃費が良くなるというECOなパーツであるコトに間違いはない。

目指すは完全燃焼

この模様はスピードウェル THE LATEST CONTENTS『目指すは完全燃焼』
を隅から隅までご覧頂くコトに致そう。
それでは、皆様今日はコレまで~。
本日の名言
とにかく思いきってやってみよう
間違ったらまた変えればいい

by盛田昭夫
そう、とにかくやる事に意味があります。
やらずして何も起こりませんなぁ。

『SW-LTD』モデルはリアルウッドメーターパネルとなるの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はスピードウェルの一つのコダワリのブランド
『SW-LTD』がPAOで販売され始めたが、今後RASHEENでも同様に
販売が開始されるコトとなり、そのメーターパネルがなんと
フェイクウッド『ウッド調』ではなく、リアルウッド『本物のウッド』
で製作検討が開始されている。
ラシーンSW-LTDご用材
ウォールナット材。木目が美しく、フェイクウッドにも同柄が多用されている。
スピードウェルはこの本物のウッドをメーターパネル
『インストルメントパネル』におしげもなくおごるのだという。

ウッドの種類は多種多色。
今回は大阪でも有数の家具職人と共同で製作が進めらているわけだが、
これはもう家具や調度品という粋に達する仕上げが施される、
というなんとも贅沢さがスピードウェルリミテッドという名にふさわしい。
チーク材
今回はラシーンから製作と言う事で、ウェルが思い描く
北欧のイメージに合わせ御用材にはチークが選定された。
チークは現在ほとんど採るコトが出来ず非常に希少価値の高い
用材だといえる。
通称たけのこ
材の目をご覧頂こう。
山のように連なっているのが良く解かる。
これは専門用語でたけのことそう呼ぶ。
ウェルの趣味からは北欧(デンマーク)の60年代のチークの家具などに
良く見受けられるたけのこをデザインとし、
メーターパネルに対して横目でなく
縦目により張り合わせられるコトが理想である。
ラシーン用リアルウッド仕上げ
家具職人と共同でリアルウッドのメーターパネルを研究中。
車室内の温度や湿度、さらには振動や直射日光など、屋内とは
これまた違った使用状況に対しての厳しさがあり、使用する
ボンドやニス、ワックスやラッカーなど、
現在試験が繰り返されている。
また、後日にはPAOも始まるゆえ是非とも楽しみにして頂こう。
スピードウェルは常に本物を提案する。
今日はコレまで~。
本日の名言
能力なら誰にでもある。
違うのはその使い方だよ。
 
byスティーヴィー・ワンダー
あら~使い方。確かに、道具一つとっても人それぞれ使い方は違います。
自分自身の使いかたもまた人それぞれ違うのでしょう。
もっと効率の良いとか、感性の良い使い方を考えないといけませんなぁ。

Garage Speed Well がコダワリの製品の巻!

どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日はコダワリの製品と題しウェルの身勝手な
四方山(よもやま)話と一緒にブログをご覧頂こう。
今日はその二つばかしを掲載しようと考えた訳だが、
まずは第一話。
スピードウェルはPAOの製作でグレードが3つほど存在する。
一つ目は『トラディショナル』
PAOを楽しく乗りましょうというキーワードの基、
予防整備や外装のリペアや内装の張替えなどオーナーの色を
最大限に反映できる非常に人気のあるグレードだ。
二つ目は『ヘリテイジ』
こちらはPAOの純正、本来の姿を未来へ残すべく復刻を目指した仕様。
エンジンなどはオニューになり、新車感覚で素のPAOをお楽しみ頂ける、
またはお楽しみ頂きたいというスピードウェルの願いが込められた仕様。
上記の2グレードの詳細ページは未だ完成しておらず、しかし販売はしている。
そして、今回ご覧いただくのは三つ目のグレード
SW-LTD『スピードウェルリミテッド』である。
SW-LTD
スピードウェルの独断と偏見により製作されるこの仕様。
ボディーカラーもシートカラーもウェルが選ぶというかなりの独断により製作。
本来のPAOのコンセプトからは脱線し、目指したものは
英国のロールスロイスである。
SW-LTD
ノーマルルーフを使用するところにより、カラーが色濃く反映されている。
もちろんこの車両を製作する前に、ことの発端となる車両が存在する訳だが、
それは月刊スピードウェル2月号に掲載されている
『きっどぎゃるそん号』であるのは言うまでも無い。
SW-LTD
ダッシュパネルの革張替え。アンダートレイの革張替え。
ウッドハンドルはお決まりだが、以降はウォルナットや
バーズアイメイプルなどにより装飾されたウッドパネルまで追加される
予感が漂っている。
※アンダートレイに注目。ゴテゴテさがなんともそういう雰囲気か。
SW-LTD
現在の完成形であるウェル60レザーがあつらわれ、
上質なフロアカーペットマットが車室内を温かく包み込む。
もちろん、ドアポケット部もレザーがあつらわれており、
数々の細工は見れば見るほど味がでてくることだろう。
と、スピードウェルリミテッドは近日大々的に公開予定。
是非ともお楽しみに頂きたい。
さて、それでは本日の第2話。
SW-LTD
前回のブログでご覧頂いたチューニングエグゾーストマニホールドだ。
やはりエンジンに装着し、ご覧頂きたいと思い早速仮組み。
SW-LTD
まるでF-1のエンジンを眺めているような光景だ。
さすがは5ZIGENレース部門。ウェルの希望と高い排気効率を両立した
エグゾーストマニホールドの逸品である。
性能はわざわざ言うまでも無く5ZIGENのレース経験から推測して頂こう。
しかし、今後シャシーダイナモにて測定を公表するゆえ是非ともお楽しみに。
では今回のウェルのコダワリとは、
その取り回しにあった。
SW-LTD
そう、これ。
オイルのレベルゲージが1番と2番のパイプの丁度間から
引っこ抜けるようになっている。
SW-LTD
そう、これ。
おいおいそんなコダワリはへのツッパリですよと思われるだろうが、
玄人の方であれば、この感覚は理解して頂けることだろう。
そう、このような細かな配慮も万全だ、と言いたかった。
そもそも、ウェルは旧車好きから始まり1950年代~70年代までの間の車は
職人と呼ばれる方たちが器用なデザインをエンジンにも多用していた。
そう、ボンネットを開けて楽しむコトが出来た時代である。
今回せっかくチューニングパーツを技術向上の一環として製作するに
してもただ単にかたどるだけでは意味は無く、こういうスタイルが
存在するんだなと、感じて頂けるだけでもうれしく思ふ。
とコダワリのごく一部をご覧頂いたわけだが、本当はもっともっと
いっぱいあり、時間の関係で今日はこの辺で。
今日はコレまで~。
本日の名言
喜びとは、勝利それ自体にではなく
途中の戦い、努力、苦闘の中にある

byマハトマ・ガンジー
つまりはそういうことですなぁ。
練習せずして野球に勝ってもうれしくはありませんなぁ。