こちら富士フイルム前
富士という単語が付く通り、富士山近くにあるからだというのは
まったくな出鱈目であるが、この富士フィルム前駅近くにフィルムを製造している
足柄工場が鎮座している。
わたしも最近日常は必ずと言って良いほど、フイルムカメラを持ち街へ行軍しているが
やはり猫も杓子も時代はデジタルカメラなのであろう。
しかし、前回大阪の心斎橋でおこなった写真展ではそのほとんどの参加者が
こだわりのフイルム撮影であったことが、やはりアートなイメージはフイルム現像に
軍配が上がる。と言いたいところだが出来栄えが良ければフィルムでもデジタルでも
どちらでもそれはそれで良い。
しかしデジカメであれば、何枚でもシャッターは切り要らないものは消去する事が出来るが、
フイルムではその瞬間を確実にものにしなければならないというある種の精神性が
そこには必ず存在する。
これだけはデジタルカメラがフイルムカメラに勝つ事はまずない。
PAOトラディショナル 前方正面姿見
この度は、神奈川県南足柄市にお住いのW様の元へお届けにあがられた
PAOトラディショナルをご覧頂く事に致そう。
当日はあいにくの雨模様であって、写真上ではクルマの色が飛んでしまっているが
とても綺麗なアクアグレイ色のPAOである。
PAO フロントフェス
バンパーやグリルのラッカーフィニッシュには純正色を再現し、
ホイールはアイボリーというノスタルジックなイメージで車両の仕上げが
行われている。
よくバンパーとグリルは同じシルバーですかという質問や問い合わせがあるが
バンパーとグリルは似て非なるカラーであり、カラー番号も違うから
DIYで補修される方には注意が必要だ。
謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー
茶色のベースに赤のパイピングというさし色を入れ張替えられた
謹製ウェル60(ロクマル)デザインスタンダードレザーシート。
最近は、運転席の座面裏にフェルトを追加し、長時間運転しても
疲れにくい仕上げが施されている。
PAOトラディショナル 右舷後方姿見
田圃のあぜ道にもPAOはよく似合う。
畑仕事のトラック代わりにPAOを使用する、そういうヘビーデューティーは
求めていないクルマであるから、やはりそこはファッションで乗りこなすのが
一番カッコいいPAOの乗り方である。
ご家族とPAOの記念撮影
この度は、W様PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。
お子様も素敵な思い出が出来る事だろうと思います。
末永くお乗り頂ければ幸いです。
今日はコレマデ。
本日の名言
人生は大なる戦場である
by島崎藤村
そうですわなぁ。生まれたとこからそれは始まっているのでしょうから
死ぬるまで全く気が抜けませんなぁ。