鳥取県鳥取市のS様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ

砂丘

砂丘

砂丘

とりとるのさきゅう

日本に砂漠のような場所が鳥取に存在するが、世に言う鳥取砂丘がそれである。

真夏ともなればいくら日本海側といえども、サハラ砂漠と変わらんくらいの

地表温度に上昇するため、わたしは夏に砂丘は訪れない。

今回は丁度くもり空であったため、そろそろ砂丘の季節だろうと思い砂丘へ向かった。

砂丘はクルマもバイクもはたまた自転車も走ることは出来ないから、

これは自然の歩行者天国である。

人は向こうの丘にただひたすら登り続けるのか、と云われれば

そこに丘があるからだ、と答えるわたしではあるが

皆もその通り、丘の頂上を目指してけっこうな距離を歩き登っていたのが面白い。

丘を登り続けている時はずっと砂の風景なので、この後どうなることか想像も

つかないのもさらに面白いが、丘の頂上に登りきれば、そこには迫力のある

荒波の日本海が待ち受けている。

そこでは、夫婦もカップルも何かその自然の偉大さにのみ込まれるように

何かをじっと見つめているように見える。

パオ

この度は鳥取県鳥取市にお住いのS様の元へお届けに上がられた

PAOトラディショナル、純正シートをご覧頂く事に致そう。

今回のモデルは、キャンバストップだけ張替えを行った、

半分純正仕上げのPAOである。

パオ

PAOフロントフェス

フロントグリルやバンパーは純正のカラーにラッカーフィニッシュを施し、

PAOの純正オプションであるシビエビサージュ、フォグランプが鎮座した。

ココでPAOの七不思議があるが、それはフォグランプを支えているステーのカラーが

シルバーとホワイトの2色が存在するということだ。

PAOデザイナーの古場田良郎氏のお話によると、シルバーが正解であるということであるが

なぜホワイトが流通しているのかは未だ解明出来ていない。

パオ

PAO純正 ドンゴロス風シート

PAOの純正シートには特長のあるドンゴロス(豆袋)風シートで張られている。

これは開発段階のフランス人がフランスの植民地で気さくに乗りこなすという

キーワードにはぴったりであり、ココにフルーツなど載せても

とってもよく似合う。

PAOの本来の素晴らしさを楽しみたいようであれば、純正シートを選ぶのも

一つの選択肢である。

パオ ホイール

PAO ホイールアイボリーラッカーフィニッシュ

スピードウェルの製作のPAOにはバンパーやグリルの

ラッカーフィニッシュだけでなくホイールやワイパーなどの

ラッカーフィニッシュも着いてくる。

それらは純正色が標準ではあるが、オーナーの希望のカラーに変更も可能だ。

パオ

PAOちゃんと奥様を記念撮影

この度はS様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

ご主人様にはお会い出来ませんでしたが、ご家族皆様でPAOを

お楽しみいただければ幸いです。

また帰り際にお送り頂き、恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

本当の強さとは、優しさだ。

by須藤元気

そうですよ。弱い人間ほど優しくありません!