高知県高知市のW様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

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ヨコハマのサン・ヒルズ

ヨコハマにサン・ヒルズという昭和のレストランがある。

高知に納車に伺っているあたしがなぜヨコハマに、と思われるだろうが

それは地名が高知県高知市横浜であったから、ただそれだけなのである。

このレストラン、地元ではとても人気のようでレジの前では常に順番待ちの人だかり。

店内では何やら昭和の残香が漂い、スローでとても素敵なところであった。

考えるにあたしは最近のフランチャイズ店しか入店はしないから

そこではメニューなどは見ず、いつもの決まったものを注文するから

頭をつかわなくても良いわけだ。

しかしここはフランチャイズではないので、わざわざ分厚く難解なメニュー表を

じっくり覗きこみ空腹中枢を抑え大脳を働かさなければならないのである。

それだけでも十分に非日常であるから面白いわけだが

今回はPAOとレストランに個性という共通点を見出すことが出来た。

それはこのレストランの味はここでしか味わえないという個性なのである。

※ちなみにこのサン・ヒルズ、創業は平成2年と昭和では無いが非常に近い。

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PAOトラディショナル 前方正面姿見

本日は高知県高知市にお住いのW様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナルをご覧頂く。

今回お造りしたPAOのファサードにはBOSCH製フォグランプとヘッドライトピーク

(通称=まつ毛)が追加され、にぎやかな仕上げが施されている。

BOSCH製のフォグランプにおいては、いつものシビエ製のフォグランプとくらべて

直径が3㎝ほど大きいのが特徴であり、迫力がある。

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フォグランプ&ヘッドライトピーク

フロントフェースを豪華に飾る、フォグランプとヘッドライトピーク。

バンパーやグリルのラッカーフィニッシュなどと合わせて

可愛らしく組み込まれている。

フロントフェースは人間でいう顔であるからオーナーの個性が

色濃く反映される場所でもある。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

前面にアイボリー色を配色し、茶系のパイピングで

シートのイメージを引き締めている。

アイボリーは一般的には汚れが目立つとお思いであろうが、

最新のフッ素加工を施したレザーをあつらえるため

かなり汚れは付着しなくなってきたから、安心してお選びいただくことが可能だ。

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PAOトラディショナル 後方正面姿見

PAO後方の独特な造形。

PAOチーフデザイナーの古場田良郎氏が時間をかけて造形したのが、

その左右のフェンダーからテールにかけての膨らみである。

スピードウェルでも、その左右の膨らみの板金には特に気を遣い

専用の工具を用いて形状が整えられる。

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W様とパオちゃんをガシャ!!

この度はW様、PAOトラディショナル納車まことにおめでとうございました。

長らくお待たせいたしましたが、これから末永くお乗り頂ければ幸いです。

そして、お土産まで頂き恐悦至極に存じます。

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土佐名物 芋けんぴ

芋けんぴ(いもけんぴ、芋ケンピ)は、サツマイモを短冊状に切って

植物油で揚げ、砂糖を絡めて作った、スナック系の和菓子。

かりんとうと類似したところがあるためか、芋かりんとうという別称がある。

と、ココで10月に遂に始まるビューティフルジャパン『美しき日本』の前ふりであるが

高知県の帰りに少し高知の良さを探ると、そこには素晴らしいお城があったのだからご覧頂く。

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高知城 別名『鷹城』

高知城は、高知県高知市(土佐国土佐郡高知)にある城。別名、鷹城(たかじょう)である。

築城主は2006年に大河ドラマで放送された『功名が辻』の主人公、山内一豊。

慶長8年(1603年)、本丸と二の丸が完成。

そして慶長16年(1611年)、三の丸が竣工し、ここに高知城の縄張りが完成したが

享保12年(1727年)、高知城下は大火にみまわれ、城は追手門以外の殆どが焼失した。

現在見られる建造物の大半は、こののちすぐに再建されたものである。

400年経つ現在でも建造された天守や追手門等が現存し、

日本100名城に選定されている。

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高知城 本丸

高知城は本丸の建物が完全に残る唯一の城として知られている

明治6年(1873年)に発布された廃城令や、第二次大戦による空襲を逃れ、

天守・御殿・追手門など15棟の建造物が現存し、いったん国宝として指定されたが

現在は国の重要文化財に指定されているのだ。

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威張らず控え気味なのが高知城の魅力

4層6階の天守は、山内一豊の前任地であった静岡の掛川城の天守を模したといわれている。

その掛川城は1854年(安政元年)旧11月4日の嘉永東海地震により倒壊。

その後、天守は再建されず、天守台などの遺構が残るのみであったが

1994年(平成6年) 市民や地元企業などから10億円の募金を集めて、

戦後初となる木造による天守を再建し、掛川のシンボルとなっている。

そして、面白いのが、再建には逆に高知城をモデルとしたらしい。

ということで、すばらしい国、美しい国、日本の良さをパイクカーやラシーンを

通じてご紹介するという企画、ビューティフルジャパンは10月にウェブで初回号が

アップされるから是非とも楽しみにして頂きたい。

今日はコレまで。

本日の名言

自分に命令しない者は、

何時になっても下僕にとどまる。

byヨハン・ゲーテ

そう、なんにもやりたいことがない。

なににも興味がないなど、それでは、自分は生かされません。

その場合、何か人のおやくたってください。

そうすれば、必ず道は開けます。

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