沖縄県豊見城市のY様 PAO「レンタカー」納車おめでとうございます

アメリカンビレッジ
レンタカー パオ

いつものルート58

今回は、沖縄でPAOをレンタカーとしてご商売なされるY様元へお届けにあがりましたブログでござる。日常が冒険になるというような、いわゆる気分を味わうクルマがパオなのであるが、沖縄へ旅するだけでも非日常であり、さらにパオに乗って目的地に出かけるなんて、もうそれは夢への懸橋である。そして沖縄といえば必ず通ってしまうルート58。キーホルダーにもなるその国道であるが、なんと 鹿児島県鹿児島市から海上を通り、種子島、奄美大島、そして那覇市に至る日本で一番長い海上国道なのである。面白いのは途中フェリーの航路も国道扱いとなっているところで、国道の7割が海上である。わたしが好きなのは丁度上の写真のあたり、アメリカ軍基地の間を走る嘉手納の辺り。なんとも日本に居て日本に居ない、そのような摩訶不思議な感覚に巡り合える。

パオ 沖縄県

PAOレンタカー 「Tanny’sレンタカー」

改めてご紹介させて頂きたいが、Y様は沖縄県でレンタカー事業をおこされるという事で、スピードウェルよりPAOとラシーンをオーダー頂きました。まずは、先にPAOから沖縄入り。その前に見えるジムニーもレンタカーという事で、面白いレンタカー事業でございます。納車日は沖縄が梅雨明けという、素敵な天候に恵まれ、記念撮影させて頂きました。

パオ レンタカー

PAOレンタカー 

暑さ対策はガラス全面にUVカットフィルムを覆い、そしてクーラーの整備も行い、さらに長くに使用出来るように、ボディー内側より注油、下回りは塩害対策用のブラックペイントで仕上げ。

パオ レンタカー

PAO平姿見

キャンバストップは高耐久仕様のジャーマントップ生地で張替え。内装は特別なレザーを使用してこちらも高耐久、高摩耗性を実現。レンタカーの使用という事で、各パーツに拘り製作。

パオ レンタカー

下回りの仕上げ

マフラーはウェルリプレイスメントのステンマフラーに置換され、アンダーコートは油性を分厚く塗装。ホイールは純正風の新品スチールに、タイヤも新品。下からも美しい。

パオ レンタカー

ボディーの仕上げ

ボディーも全体を今一度塗装を行い、クリアーも分厚く、沖縄の特殊な気候に挑戦。テールランプ達もUVカットのクリア仕上げを施し、万全の態勢。

ジムニーも紹介

ジムニーも紹介

なんとも沖縄をより楽しむなら「Tanny’sレンタカー」を宜しくお願い致します。現在はインスタグラムで受付を開始されておりますので、是非。

パオ

PAOの「れ」ナンバー

この度は「Tanny’sレンタカー」のY様、PAOレンタカーご注文誠に有難うございました。沢山の方が、パオに乗って沖縄を旅して頂ければ幸いです。それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

とにかく、考えてみることである。

工夫してみることである。

そして、やってみることである。

失敗すればやり直せばいい

by松下幸之助

兵庫県神戸市のN様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

パオ

貿易風

横浜や神戸のどこか異国情緒がある場所にはPAOは良く似合う。パオチーフデザイナー古場田良郎氏は貿易風という言葉を私に与えて頂いた訳であるが、それは異国にトラベルしたような、和風ではない感覚、とでも言えようか。そう考えると、トヨタのクルマのデザインはとても和風を感じるのはわたしだけだろうか。と話はそれてしまったが、パオの異国感は神戸の街並みにとても良く似合うのである。今回はどれもそのような異国情緒のある写真が撮れたので、パオと合わせて楽しんで頂きたい。

パオ 神戸

PAOトラディショナル 左舷前方姿見

この度は、兵庫県神戸市にお住いのN様の元へお届け差し上げました、PAOトラディショナル、アクアグレイをご覧頂きます。ボディーは内外装とレストアが施され、コーティングも行いピカピカに、バンパーやグリル等は純正カラーを踏襲し、ホイールはアイボリーに。ヘッドライトピーク(通称まつ毛)もすこしねむたそうなPAOがとても愛らしい。

パオ 神戸

PAOトラディショナル 平姿見

ラシーン以降の流線型のクルマにはない、凸っとしたパーツの風合いがとてもcool.バンパーやルーフレール、ドアミラーにドアの蝶番、さらにアウターハンドルや、ボディーのリブの形状がどれも見事である。そしてサイドマーカーがとても小憎い。

パオ 内装

ダッシュ上下パネルのレザー張替えにウッドハンドル

パオ シート張替え

ウェル50デザイン レザーシートの張替え

KOBE PAO

PAO KOBE

マフラーは純正の代替品としてプロダクトしたウェルリプレイスメントマフラーを装填して、リヤビューも抜群である。あたらめて、リヤバンパーのリフレクターもカッコよい。ルノーキャトルでもない、シトロエン4CVでもない。オースチン、モーリスミニでもない。日産のPAOが素敵なのだ。

パオと記念撮影

PAOと記念撮影

この度はN様。PAOトラディショナル納車、誠におめでとうございます。N様は、実に15年ほど前にスピードウェルでPAOをご購入いただいており、今回で2代目となります。一度パオに乗ってしまうと、なかなか忘れられないものでございますね。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

暗闇の中でこそ、星が見える。

鳥取県鳥取市のN様 PAOレストア納車おめでとうございます

パオ レストア

PAOのレストア 玄忠寺前

今回は、お父様が娘様にPAOをなんとかしてあげたいという事で、内外装の手入れは勿論の事、整備にも時間をかけてレストア製作差し上げました。走行距離は5万キロ台と少ないのでありますが、それはそれで、動いている時間が短いので各部の油は固着し、各部のゴムの劣化が激しく、坂本的に今一度洗濯致し申し候という事で新車にはなりませんが、美しく製作差し上げました。また、純正とは別に、ヘッドライトのまつ毛や、天井にはルーフキャリアの装着。内装はダッシュパネル、アンダートレイ、シートのレザー張替え、各部のボディーリペアも施し、マフラーもステンレス製でピカピカに。この度はN様、お時間も頂き、誠に有難うございました。

一富士 二鷹 三茄子

鳥取市内に、玄忠寺という浄土宗のお寺があり、そこに 新陰流の剣豪、荒木又右衛門の墓があった。 それは即ち、茄子なのである。と言ってもなんのこっちゃまっちゃにこうちゃである。初夢に見る縁起の良い物として一富士、二鷹、三茄子と古くから伝わるが、実にこれは誉れ高き仇討を現しているという。一富士は源頼朝富士の巻狩りの際の蘇我兄弟の仇討。二鷹は赤穂浪士の吉良邸討入り、赤穂、鷹の羽家紋。そして、三は茄子ではなく、名をなす荒木又右衛門の伊賀の鍵屋の辻の仇討の助太刀であるという。荒木家は又右衛門を鳥取藩が引き取った事により代々幕末まで鳥取藩主に仕える事となった。この甲冑はその荒木家の大切な甲冑であり、今年の端午の節句の茶会で奈良の隠れ家サロン、三五夜さんで飾らせて頂いた。

本日の名言

言葉にかほる 人のがら

大阪府八尾市のF様 PAOジャーマングレイ納車おめでとうございます

パオ

SWの新しい検査証入れ

今年からである。自動車の検査証、もとい。市井の人が云う車検証、のサイズが変更されとてもコンパクトになったのである。その車検証にはICチップが内蔵されていて、スマホや専用の端末で読み取る事が出来るのである。国家のデジタル庁が推し進めるデジタル化は、こんなものか。改めて考えてみると、わざわざ車検証を読み取る必要などない。その車検証の用紙に必要な事が記載さえしていれば、それはそれで良いのである。昨今、マイナンバーカードの不具合が続いているが、車検証はわざわざICチップを読み取る必要はあるのであろうか。また、読み取る事が出来ない事態があれば、不便極まりなし。しかし、そんな不遇の車検証をお洒落にしまうために、高品位の栃木レザーを使用して袋物を製作したのである。このサイズ、なんとPAOのインパネのグローブボックスにちゃんと収まるようにミリ単位で美調整して製作をおこなった。

PAOと記念撮影

この度は、大阪府八尾市にお住いのF様へ納車されました、PAOトラディショナル、ジャーマングレイをご覧頂きたいと思います。とても現代的でクールなジャーマングレイはSWの調色のマイスターがこだわって配合したカラー。ボディーは内外装をレストア。機関や足回り等は必要パーツをそのほとんどが交換されて、仕上げが施された。

パオ 内装

パオの内装

クーラーの吹き出し口もリペアパーツに交換が施され、オーディオは最新のナビをインストール。インパネ周りや内張りの塗装仕上げも外装に準ずる工程で、手抜きは無し。美しく決まっております。

シート張替え パオ

ハリスツィードによるシートの張替え

張り方は純正を踏襲し、上面の生地をハリスツィードであしらった。

ハリスツィード

ハリスツィード

ハリスツイードはスコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島発祥のツイード生地。ヴァージンウールを使用して、島内で染色、紡績をし、職人の自宅で手織りされている。そしてハリスツイード協会によって決められた厳しい基準をクリアしたもののみハリスツイードと認められるのである。

パオ インテリア

純正ステアリングは飛行機のプロペラが回っているようなデザイン。

ウインカーレバーやワイパーレバーはさしずめ飛行機の翼のようである。メーターパネルのスイッチ類や速度計などもそのようである。パオチーフデザイナーの古場田良郎氏のお話によれば、スピードメーターの明かりは、飛行機の計器のような、ぼんやりとした光をデザインされたと、お聞きしたことがある。夜間はそのぼんやりした光を是非とも楽しんでもらいたい。

日産パオ

PAOトラディショナル ジャーマングレイ 右舷後方姿見

この度はF様、PAO納車誠におめでとうございました。長らくの製作期間を頂き、感謝申し上げます。本物の素材を選りすぐり製作させて頂きました。長くにお楽しみいただければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

私は流行をつくっているのではない。

スタイルをつくっているの。

byココ・シャネル

東京都 GAKU-MC様 PAOレストア納車おめでとうございます

江戸のもんじゃ

月島のどんなもんじゃ

実に35年前の事である。勝どきという場所(東京都中央区勝どき5-9-8)に『PIKE FACTORY』という日産のアンテナショップがあった。レストランバーやパイクカーのグッズ販売を行っていたのである。当時ウォーターフロントと呼ばれ、今でもお洒落な地区であり、このさらに海側に現在の豊洲市場などもある。納車のルートを見ると、その勝どきを横切る形となっていたので、PIKE FACTORYを懐かしみ思いふけっていると、どうやら少し道に迷いこんだ様である。そこが勝どきのお隣の月島であって、なにやら朝早くから行列が出来ているお店があった。ふとその店を横切ろうとすると、もんじゃと大きく書かたちょうちんが吊るされている。粉もんと言えば大阪はお好み、廣島はニクタマソバであって、やはり東京はもんじゃであるに間違いは無い。しかし、時間はまだ早く、写真に納めて廻りを眺めてみると、なんと、この道のほとんどのお店がもんじゃ焼屋ではいか。あとから調べてみるともんじゃストリートと呼ばれているらしく、この月島にはもんじゃ焼屋さんが60店舗ほど存在するらしい。流石、大東京である。

ガクエムシー

GAKU-MC様と記念撮影

この度は、東京都にお住いのGAKU-MC様にPAOレストアを納車差し上げました。実に、5年ほど前にPAOトラディショナルをお買い上げ頂き、今回は不具合個所の修正と外装のレストア、マフラー交換等を行いました。

PAO レストア

PAO レストア

バンパーやグリル、各部のシルバーパーツのリペア、さらにボディーの凹みや傷の修復、テールランプのコーティングペイント。マフラーもステンレス製に交換。内装は、エアコンの吹き出し口のリペアパーツへの交換、シートのリペア、その他灰汁洗いも行い蘇りました。

リプレイスメントマフラー

リプレイスメント ステンレスマフラー GEN5

長くに販売を行い数々の改良を加えて、GEN5となった5ZIGENと共同開発のステンレス製リプレイスメントマフラー。現在日産純正マフラーは前後で17万円というなんとも高額なだけに、素材、性能、そして見た目の美しいリプレイスメントをオススメ致します。

という事で、本日はGAKU様のPAOをご覧頂きました。GAKU様には、この場をお借り致しまして、厚く御礼申し上げます。音楽活動、サッカーも応援致しております!!

今日はコレマデ

本日の名言

詩は音楽にならなかった言葉であり、

音楽は言葉にならなかった詩である。

byヘルマン

大阪府泉大津市のY様 PAOトラディショナルGen2納車おめでとうございます

吊り下げ パオ

吊り下げのカーオーディオ

PAOは純正で松下電工のレトロなラジカセオーディオが用意されていた。しかしあれは、ディーラーオプションだったのである。そもそもは、オーディオも無いし、クーラーさえ着いていないのである。しかし、そのほとんどの市井の人はクーラーとオーディオは最低限オプションとして注文したのである。しかし、時代は進みCDでもなく、スマートフォンからブルーツース接続が主流であって、真新しい装備をパオに装着するというのは、という所で参考写真である。取付は吊り下げという形をとれば、パオの未来型として受け入れる事が出来る訳である。というより、パオ自体未来なクルマであって、細工を施す事によって、どのような物であっても似合う可能性を秘めているのかもしれない。

パオと記念撮影

パオと記念撮影

この度は、大阪府泉大津市にお住いのY様に納車されました、PAOトラディショナルをご覧頂きたいと思います。ボディーもレストアが施され、内燃機関や足回り等、しっかり整備も行われ、これから長くお乗り頂ける仕上がりに。宝物のようなPAOをご覧ください。

パオトラディショナル

PAOトラディショナル Gen2  妻姿見

どうでしょう、この佇まい。手前味噌であるが惚れ惚れ致します。バンパーやグリルは純正カラーに、キャンバストップはモカブラウン。とても可愛らしいPAOが完成致しました。

パオ 内装

60デザインレザーシート

ボディーカラーよりすこしラベンダーカラーと言えば良いでしょうか。シートの座り心地も整えて、張替えが行われました。

パオ キャンバストップ

キャンバストップの張替え

スピードウェルが製作販売する、PAOのキャンバストップはシートと共に全車両張替えが着きてきます。キャンバストップは5色より、最上級のジャーマンに変更も有り。ボディーカラー、内装とあわせてコーディネートをお楽しみください。

パオトラディショナル

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度はY様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。とても可愛らしいパオを製作させて頂き、感謝申し上げます。これから、長く大事にして頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

失敗は、成功を引き立たせるための調味料である。

Byトルーマン

東京都板橋区のM様 PAOフルレストア納車おめでとうございます

パオ レストア
パオ談義

パオのレストア

日産パオも生産からすでに35年という歳月が経ち、大きく疲れている個体も少なくはない。しかしパオは部分的に特殊な鋼材や新素材でボディーが製作されており、巷のクルマとは比べ物にならないくらい長持させる事が出来るのである。ボディーがしっかりしていれば、内燃機関や補器類、足回り、そして内装を仕上げてあげれば、機能的で美しいパオに生まれ変わる事が出来るのである。今回も、スピードウェルでバランスを図りながら内燃機関も含めレストア製作を差し上げましたPAOをご覧頂きたいと思います。

パオ

PAOトラディショナル 前方姿見

この度は、東京都板橋区にお住いのM様の元へお届けに上がりました、PAOフルレストアをご覧頂きます。ボディーは内外装ペイント、そしてエンジン、ミッションはオーバーホールを行い、補器類は適所にリビルドを行って製作が進められたPAO。10年いや20年、東京の街を走る姿が楽しみでなりません。

パオ内装

内装のリペア

エアコンの吹き出し口も対策品に交換を行い、シートやアンダートレイも張替え、高耐久なペイントで仕上げた内装。

パオ内装

内装の風景

内装は全てを一度分解清掃を行い、各部のリペアも行い組み上げました。細かなプラスチックのビスやボタンなども新品に交換され気分爽快。

内装張替え

内装の張替え

パオの純正シートデザインを踏襲し、乗り心地をグレードアップさせて張替えを行いました。シートのカラ―はオーナーM氏が選択。

パオ 内装

内張りのリペア

内張りは見事にリペアが施され、さらに、細かなシルバーパーツ等もハイクォリティーな塗装仕立てで製作。純正のような色の剥がれはしないように、クリア仕上げと致しました。また、その質感は純正を踏襲するように心がけております。

パオレストア

ルーフレールのリペア

ルーフレールは、もともと着いていたものがすでにボロボロであった為、別の物をリペア、そしてペイントを行い、しっかりシーリングを行い取付。これで、錆や雨漏りの心配は御座いません。

パオレストア

シルバーパーツのリペアペイント

蝶番もまた、ざわついた塗装とさようなら。下地を整え、クリア仕上げを行い、高耐久を実現。ボルトもペイントしております。

パオレストア

リヤハッチの蝶番のリペア

純正パーツはすでに数年前に廃盤となり、現物をリペア対応。一つずつ手間隙かけてリペアを行います。

パオレストア

レンズ類のリペア

レンズ面の肌を整えて、UVカットされるレンズ専用クリアペイント仕上げにより、新品のような佇まいに。

東京パオ

パオ東京

M様と記念撮影

この度はM様、パオレストア納車おめでとうございます。一生乗りたいという事で、スピードウェルはその願いが叶います様に努力させて頂きました。また、とてもお喜び頂けまして恐悦至極に存じます。長く楽しくお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

いくつになってもおしゃれ心を失わないこと、

好奇心を失わないこと、

若い人と付き合うこと。

これが、若さを保つ秘訣です。

by瀬戸内寂聴

日産Be-1 タイミングベルトを交換するの巻

Be-1

パンプキンイエロー

Be-1のカラーはとても味わい深く、このカラーはパンプキンイエローと言い、青はハイドレンジアブルー、白はオニオンホワイト、そして赤はトマトレッドとハイドレンジアブルー以外食べれるカラーである。ハイドレンジアブルーとは紫陽花のブルーであり、毒がある。という事で、今回は、ボディーレストアでお預かり差し上げておりますBe-1のエンジンに着いているタイミングベルトの交換を少しご紹介いたし候。

Be-1 タイミングベルト

エンジンフロント部

エンジンはタイミングベルトが収まる側がフロントで、ミッションがドッキングされる所はリヤと呼ぶ。エンジンにも前後がある。Be-1のエンジンの形式はMA10Sと言い、日産が初の1000ccアルミエンジンのマーチに搭載された物が、そのまま装填されている。実に、この後兄弟となる、パオやフィガロともMA10シリーズであるが、少しの変更はそれぞれに有り。

Be1

タイミングベルト

Be-1のタイミングベルトは、後のPAOと違うのは、コグベルトの形状である。ベルトの山が、角ばった仕様であり、以降パオなどは山部が少し丸みを帯びているので、注意が必要である。

Be-1

Be-1のウォーターポンプ

先ほどのコグベルトの山部は、ウォーターポンプやクランクプーリの形状でもある。今後、Be-1のウォーターポンプは廃盤となる、もしくは廃盤となっているが、メーカー在庫のみの可能性もある故、部品番号をご覧頂きたい。

ウォーターポンプアッセンブリ

ということで、今回はBe-1のタイミングベルト交換とウォーターポンプの情報をご覧頂きました。

マフラー

Be-1のマフラー

スピードウェルではBe-1のマフラーも販売しており、ベストセラーとなっている。Be-1のデザイナー古場田良郎氏の愛車にも装着させて頂いており、純正代替品、リプレイスメントマフラーと言う名で販売させて頂いておりますが、マフラーはフロントとリヤの2ピース構造であり、写真をご覧頂きますと、Be-1の前期モデルはフロントとリヤの取付部は差し込み式で、Uバンドで固定されており、後期モデルになるとフランジ式でパオなどと同じ仕様となる。Uバンドの場合は、フロント、リヤの両方を交換しないと装着できませんので、ココでご紹介差し上げました。

今日はコレマデ。

本日の名言

石の上にも三年という。

しかし、三年を一年で習得する努力を

怠ってはならない。

by松下幸之助

大阪府羽曳野市のU様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン内装

ラシーンは人生の旅行鞄

ラシーンはパイクカーに続き、非日常を掲げてデザインが行われた訳である。たとえば、パオでは『冒険』というキーワードがあるが、ラシーンは『トラベル』であった。トラベルとは一般的には海外旅行の事を指す言葉であり、飛行機に乗って海外に行くなど、ドキドキわくわくが止らないのである。これが非日常の感覚。そして話は続くが、トラベルするには旅行カバンが必要だよねという事で、ラシーンは形が四角くなったと言われている(色々な視点からdesignされているので、一つの形のイメージ)。旅行鞄は、旅行を楽しむ為に準備した物を詰め込む、いわゆる特別な物であって、不要な物は省かれる。だから、ラシーンは必要最小限で、最大限の空間を使用出来るような仕組みが備わっているのである。それは、トランクの上下に開閉する形状であって、特に上部は視点が大きく前方方向にスライドさせており、小さな間口を大きくすることに成功している。こういう所は、現代のクルマはコストカット等で実現できない産物であり、ラシーンの機能的な一面である。また、荷室が絶妙な大きさであるのもお洒落の内。たとえば、大きな車にお乗りの方あるあるであるが、傘は何本も入っていたり、いらなくなったものや、お家に終えない物まで、たらふく積んでいる事が多い。その点、ラシーンは、必要最小限しか積むことが出来ないから自分の気に入った物だけ。そこが、他からみればお洒落に感じる訳であって、あとは夢や希望まで詰め込めば、ラシーンはボクたち、わたしたちの人生の旅行カバンとなる事間違いない。

ラシーン 

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は、大阪府羽曳野市にお住いのU様に納車されました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。サンドベージュカラーの人気のラシーン、フロントフェースは前期モデルに変更を加え、中期モデルという架空の存在に。エンジンやミッション、足回りの部品交換も行い製作が進められた。

前期グリル

前期モデルグリル

全て塗装をやり直して製作されたフロントフェイス。なんと、グリル中は錆止めペイントまで施して製作を行っているのである。

ウッドハンドル

ナルヂウッドハンドル

ややこしい、ナルディのようなウッドハンドルも昨今人気である。内装はスピードウェルが得意とする灰汁洗いが行われ、新車のような佇まい。

シート張替え
シート張替え ラシーン

シートの張替え

スピードウェルでは、販売車両のすべてにシートの張替えが着いている。また、それぞれに最高のマテリアルを使用して張替えが行われている。このマテリアルは、スピードウェル以外では不可能である。カラーは座面、側面、パイピング、さらに縫糸まで選べ、さらにさらに縫糸は太さも調整が可能だ。

ラシーン

ボディー下部の仕上げ

サイドステップもしくは、ロッカーパネル、サイドシルなど呼称は色々あれど、ドア下の事である。フロアーまで手を入れて製作しており、なんとも美しい。

ラシーン

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

ルーフレールやリヤタイヤステー等ブラックペイントで仕上げ、その他は純正を踏襲してリペイント&リペアを施して製作。より長く楽しくお乗り頂ければ嬉しい。

ラシーン

ラシーンと記念撮影

この度はU様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。新しい家族としてどうぞお迎えください。この度はお任せ頂き、誠に有難うございました。

今日はコレマデ。

本日の名言

虹を見たかったら、雨も我慢しなくちゃね

大阪府阪南市のI様 PAO『SW-LTD』納車おめでとうございます

トノカバー パオ

トノー カバー

自動車の後部荷室の目隠しカバーの事を、トノカバーと呼ぶ。そもそも、トノーであり、トノーとは後部座席の事を指した言葉である。時代が進むと、オープンカーの後部の事を指し、丁度その位置には幌が仕舞う為のカバーが取り付けられた訳である。そのカバーがトノーカバーの由来であり、現在はトノカバーとそう呼んでいる。言葉が変化するのはとても面白く、出雲の神在(ジンザイ)がズンザイになり、京都に辿りついた時には、ゼンザイとなった事を思い出す。

スピードウェル

PAO『SW-LTD』

この度は大阪府阪南市にお住いのI様の元へお届けに上がりました、PAO『SW-LTD』をご覧頂きます。インディゴブルーというカラーコードで塗装されるLTD。眼に見えるところは全て塗装が行われ、ピカピカの状態となる。

パオ ワイパー

PAO ワイパー

鍍金ではなく、シルバーラッカーフィニッシュのワイパー。2液性のプラサフ仕上げでとても美しい。また、錆びや塗装の剥離を防いでくれる。

ナルディウッド

ナルヂウッドステアリング

ウッドハンドルに加え、ダッシュパネルやアンダートレイの張替え、更にはマグノリアクロック(リダン)、コラム&コンソールのラッカーフィニッシュ等、てんこ盛りではあるが、まとまりがあり雰囲気は良い。

パオ内装

ダッシュパネル上部はボディーカラーに合わせて。

アンダートレイは内装色に合わせて。

サイドデフグリル

サイドデフグリルも新調

どうしても、焼きもちのようにぷくっと膨れてしまうサイドデフォッガーグリル。スピードウェルのリペアパーツは、熱変形がしない素材にて再設計。これで吹き出し口、デフ位置でのヒーターも安心である。

パオ内装

スピードレザー 50design

世界一のマテリアルを使用して、と言っても過言ではない生地にてダークブラウン色で張替え。背面のポケットのアイボリー色が内装のカラーと合わせて超COOL.

パオ マフラー

ウェルリプレイスメント マフラー

純正代替え品という名を持つステンレス製マフラーである。すでに第6世代を向かえ、益々機能面もアップグレードが行われている。ところで、スピードウェルの車両製作は下回りも自慢であり、フロアを覗いても、美しく仕上げが施されている。リヤエプロン下部のビスが2本見えるが、このような見えにくいパーツでも、ステンレス製のビスに交換が施され、長くの使用に耐えるように対応している。

という事で、大阪府阪南市のI様、PAO『SW-LTD』納車、誠におめでとうございました。大変気に入って頂けまして、恐悦至極に存じます。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。

by福沢諭吉