鳥取県鳥取市のN様 PAOレストア納車おめでとうございます

パオ レストア

PAOのレストア 玄忠寺前

今回は、お父様が娘様にPAOをなんとかしてあげたいという事で、内外装の手入れは勿論の事、整備にも時間をかけてレストア製作差し上げました。走行距離は5万キロ台と少ないのでありますが、それはそれで、動いている時間が短いので各部の油は固着し、各部のゴムの劣化が激しく、坂本的に今一度洗濯致し申し候という事で新車にはなりませんが、美しく製作差し上げました。また、純正とは別に、ヘッドライトのまつ毛や、天井にはルーフキャリアの装着。内装はダッシュパネル、アンダートレイ、シートのレザー張替え、各部のボディーリペアも施し、マフラーもステンレス製でピカピカに。この度はN様、お時間も頂き、誠に有難うございました。

一富士 二鷹 三茄子

鳥取市内に、玄忠寺という浄土宗のお寺があり、そこに 新陰流の剣豪、荒木又右衛門の墓があった。 それは即ち、茄子なのである。と言ってもなんのこっちゃまっちゃにこうちゃである。初夢に見る縁起の良い物として一富士、二鷹、三茄子と古くから伝わるが、実にこれは誉れ高き仇討を現しているという。一富士は源頼朝富士の巻狩りの際の蘇我兄弟の仇討。二鷹は赤穂浪士の吉良邸討入り、赤穂、鷹の羽家紋。そして、三は茄子ではなく、名をなす荒木又右衛門の伊賀の鍵屋の辻の仇討の助太刀であるという。荒木家は又右衛門を鳥取藩が引き取った事により代々幕末まで鳥取藩主に仕える事となった。この甲冑はその荒木家の大切な甲冑であり、今年の端午の節句の茶会で奈良の隠れ家サロン、三五夜さんで飾らせて頂いた。

本日の名言

言葉にかほる 人のがら