ラシーンのプロペラシャフト
ラシーンのプロペラシャフトには大きく分けて3種類存在する。まずはMT用とAT用が違う。そして、形式がE-RFNB14とGF-RFNB14の違いで後者はセンターベアリングが取り外せないように仕上げが施されている。スピードウェルでは、それぞれのプロペラシャフトのオーバーホールとセンターベアリングの交換に対応することが可能となった。
GF-RFNB14の取り外せないセンターベアリング(写真左上)
アッセンブリで組み立てられており、普通ならば取り外しは出来ない。今回は、日産自動車のディーラーからの依頼で交換を行ったのである。走行中にコトコト、カキカキ音がなるのはユニバーサルジョイント(不等速ジョイント)部のベアリングの不具合であり、SWではグリスアップが可能なニップル付で製作。センターベアリングは、空気バネ部のラバーが裂けて車検が通らない事案が出ており、センターベアリングだけの交換も受け付けは可能である。
という事で、本日はラシーンのプロペラシャフトのオーバーホールをご覧頂きました。今回の製品製作にはラシーンデザイナー平林俊一氏の実車でテストを行って頂きました。ラシーンはまだまだこれからも長くご使用頂けると存じますので、皆様大切にしてください。
今日はコレマデ。
本日の名言
過去から学び、今日の為に生き、未来に希望を持つ。
大切なのは、何も疑問を持たない状態に陥らないことだ。
byアルベルト・アインシュタイン