PAOにレブカウンターを装着する

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PAOにレブカウンター

機器において軸の回転数(回転速度)を指示する計器や測定器であり、

ココではいわゆるエンジンの回転計のコトである。

日本ではそれをタコメーターと呼称するが、イギリス英語ではレブカウンターと呼ぶ。

前回のそのPAOに時計と同じ流れではあるが、PAOは都会の大冒険を行うクルマであり、

そもそもスポーツ的走りには何ら興味はない訳であるから、当時のクルマはそのほとんどが

レブカウンター(タコメーター)が装着されていたにも拘らず

PAOには装着されなかったという考えには間違いは無いであろう。

ただこれは後世、個人においてお好きなレブカウンターを装着することが出来る、と

解釈するコトが出来きたなら、とても面白くなってくるのである。

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MG別注 ステッピング レブカウンター

まずレブカウンター(タコメーター)には電気式と機械式が存在するのは御存知だろうか。

往年のレーシングカーなどは後者に属し、エンジンの回転をカムシャフトから直接取って

メーターで表示させていたのである。

その利点は、完全にエンジンの回転を表示出来ると言うことだ。

それでは、電気式の利点を揚げるならば、機械式のような複雑な機構を持たない

といったところであるが、機械式のようにエンジンの回転に追従した表示にはほど遠い。

そして、今回のそのステッピングレブカウンターは、電気式でありながら機械式のように

キビキビ回転表示がおこなわれるという、とてもマニアの心をくすぐるモノが用意された。

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レブカウンターの文字盤

GM別注というのはこの文字盤である。

現在の販売されているメーター類の文字盤には無い、ノスタルジックなイメージで

カスタマイズされている。

しかし、そこまでカスタマイズされているのにもかかわらず、裏のカバーが

プラスチックの素地のままであることが、あたしは引っかかるのである。

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カバーに結晶塗装をおこなう

そもそも、日本人はこういう質感を大切にする民族であったのは確かである。

古くより帝や神官が被る烏帽子などは単なる黒帽子ではなく、縮緬風の上質な質感などに

威厳があってとても素敵であることからも伺える。

しかし、このご時世であろうか。とことんコストだけを追求するメーカーのモノ造りが仇となり

今の日本人のモノに対する意識レベルを低下させてっいる、といっても過言ではないだろう。

これからは高い物を買うか、安い物を買うかではなく、良い物を買うか悪い物を買うかという

感覚が必要であり、さらにモノ自体の価値を視る目をちゃんと持たなければならない。

そして迷ったら、重たい方を買えば良い。

今日はコレマデ。

本日の名言

人生が芸術であるならば

どれだけ美しく生きれるか

考えなければなりません

たまには良いことも言いますが、『美しい国日本』は美しく人生を生きれるかという

考えを持つ人間とシンクロしてやっと成立するものでありましょう。

PAOにレブカウンターを装着する” への3件のコメント

  1. ウェルさま、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

    というわけで、これは「Mr.アテント」の愛車ですな。(笑)

  2. おめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
    本年も倍旧のご愛顧?違った(笑)今年もよろしくお願いします。

    ↑ところで、「Mr.アテント」って…語呂良過ぎて笑えね~よ(苦笑)

  3. 本年でPAOは25周年となりますが、
    まだまだPAOの時代はこれからですね。
    こちらこそどうぞよろしくお願い申し上げます。

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