どんもす~。ウェルですぅ。
今日も納車おめでとうブログの2本立てでやって参ります。
まずは、石川県小松市から遠路はるばるお越し頂きました
Y様のコダワリのPAOをご覧あれ。
今回のPAOだが、フロントグリル、バンパー共に純正色を復刻し
ラッカーフィニッシュが施された。
よくよくご覧頂くと、バンパーとグリルは同じ色ではないのが伺える。
いわゆるPAOの元のカタチへ再現される事となった。
おおっとココでY氏のコダワリが見え隠れする部分をご覧頂こう。
これはアンダートレーのパイプ部までグレイ(シートパイピング)と
同色でラッカーフィニッシュが施された。
少し遠のいて見てみよう。
ほら、解かりやすくなったであろうか。
丁度ステアリングコラム部と同色にも取れる
パイプ部の色合いが
なんとも妙に雰囲気を醸し出している。
(この部分は元はシルバーである)
ウェル帆布社が乗り心地を追求して張替えが進められた
60スタンダードレザーシートが鎮座する。
今回は難易度の高い3色使い。
また、Y氏の独特な個性が露出しているのだが、
なんともこれまた妙に感じれる風合いが演出された。
十人十色のカラーであるが、オーナーの個性が楽しめ、
さらに面白いところでもある。
先ほどのアンダートレーとこのパイピングのからーは同じ。
何か妙に面白い雰囲気が漂っているのはこういうところからも
にじみ出ているのかもしれない。
なんとも可愛らしい内装であった。
スピードウェル社のホイールのお決まりはノスタルジックさを演出する
ラッカー仕上げだ。
中心のキャップはシルバーにラッカーが施され
これがノスタルジックだと決め付けるのもおかしい話なのだが、
そういう風合いが人の心をひきつけてやまないのであろう。
マフラーなども耐熱塗料が吹きつけられ製作された。
そう、PAOの純正マフラーは鉄製。
掘り下げて言うと、アルスターという素材である。
これは鉄の表面にアルミの粉を吹きつけた素材の総称だ。
アルミの粉を吹き付けるコトにより、表面の酸化を防ぎ
錆が出難くしたものである。
しかし、経年劣化は免れず、スピードウェル社では
その上から600度にも耐えうる耐熱塗料を吹きつけて
さらに劣化を防ぐよう勤めている。
こういう細かなところは、オーナーにもわからない所ではあるが
じわじわ仕事の良さが伝わってくるところでもある。
この角度での見送りがウェルも好きなところ。
PAOのおしりは実に可愛らしく、なんともフェチな部分。
Y様この度はPAO納車誠におめでとう御座います。
またどこかのオフ会でお会い出来ることを楽しみに致しております。
今日はコレまで~。
本日の名言
負けるが勝ち
強いて争わず、相手に勝ちを譲った方が、
結局は自分に有利な結果をもたらすという。
江戸系いろはがるたの一つ。
勝ちは勝ち、負けは負けとする世の常識を
ひっくり返してみせた瞬間でもあった。
負けるが勝ち。
その場限りの勝ち負けにこだわることの愚を戒めるものでもある。