Kurashiの手帖

建国記念日

建国記念日

2月11日は建国記念日である。

紀元前660年前の2月11日から始まり、現在に至るまで

連綿と営まれた日本という国は、世界で一番古く、

そして世界をリードするほどの大国となった。

それもこれも、皆生けるご先祖様たちが一生懸命時代を繋い

でくれたからであり、この歴史は、常に最善が尽くさてきた

訳であって、それが歴史にifは無いと言われる所以である。

そこで、生テレビ系に出演している政治家が、もしあの時

日本がほにゃららなど言い出したなら、そんな幼稚な政治家

は辞めてもらった方が良い、とまあ辛口ではあるが。

話はもどり、2月11日は神代から人代に移りかわる決定的な

日本の紀元であって、その誕生の地は奈良橿原の宮である事

は皆々ご存じであろうか。実に戦後のGHQな教育のおかげで

知る人ぞ少ないのは、とても残念なことではあるが

私達は日本人であるのだから、そろそろ真の意味でGHQから

解放され、日本民族の誇りを取り戻さなければならない。

なんぞ、言うだけで右翼だ!!

玄関に祝日に国旗を揚げるだけで右翼だ!!

みたいな残念な思想がGHQが占領の本当の意味でなのある。

僕たち、私たちは日本に生まれたから日本人なのではない。

しっかりと日本という国の歴史を知り、国風を体で感じて

その延長線上で豊かで美しい社会を形成していかなければ

真の日本人になったとは言えないのではなかろうか。

民藝かデザインか。

工藝か。デザインか。

先日、長野県松本市にラシーンの納車に伺った。久しく松本

に来たのだから、松本と言えば今は工藝、民藝の集まる町と

話題であり、お洒落なうつわを物色しに少し立ち寄った。

多数のセレクトショップや、陶芸を間近でしている店もあり

うつわ好きにはたまらない、そんな風景が中町にあった。

うつわにもいろんな表情があるが、どれも鳥取民藝運動後の

河井寛次郎先生やバーナード・リーチ氏、浜田庄司先生らの

定番のカタチが多く、一通り所有しているので一ひねり考え

ながら歩いていると、ひとつ八多良に心をくすぐるカップが

目の前に現れ驚愕した。その粉引のカップは、それは見事に

使いづらいカタチをしていたのである。

これは民藝か、工藝か、はたまたデザインかと問われれば

間違いなくデザインであるだろう。日常使いには難しそうな

印象であるが休日に遊び心を込めて使うと、とても心が豊か

になるように思えて仕方がない。

そのポイントは『使い辛い』『非日常』であって、

これを楽しいと感じれる教養のある人間のみ使う事が許され

る、そんな威風たる風貌が魅力的である。

先日、日曜美術館で15代楽吉左衛門氏の楽焼が放送されたが

どう茶筅を回せばよいのか、どこに口をつけて良いのか解ら

ない難解な茶碗で、皆楽しんでいたのを観てヤッタと思った。

民藝、工藝、デザイン、アートのどれも人が心で感じる事が

出来るからこそ楽しめるわけであって、感じれる豊かな心が

ある、もしくはありたいと願うからこそ、

人はさらに豊かな心を育む事が出来るのだろう。

パオやラシーンというクルマも実にそうであって、

心を豊かにしたい、そう思う人のみぞ選ばれしクルマ

であると、わたしは思う。

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