日産ラシーン 走行中にバタバタするの巻!

新春初ブログはラシーンのメンテナンスからスタート。

今年は、納車させて頂きました皆様のお写真に加えて、

当初より行ってきましたメンテナンス情報もズズイとお届け致します。

パイクカーやラシーンのメンテナンスバイブルとなるような記事を

アップ致していきますのでよろしくお願い申し上げます。

ラシーンのエンジン

GA15型 ラシーン1500㏄エンジン

ADバンやアベニールなどにも搭載された強固なGA15型エンジン。

このエンジンの特徴はなんといっても、重たいものでも動かす力がある

ということでしょうか。

ラシーンは4WDであるため、車両総重量が1,5トンと、高級車並みに

重たく、GA15型エンジンが選ばれたのにはそういつた理由があるようです。

それでは本題に入りますが、走行中80キロから90キロあたりで

巡航中に、エンジンがバタバタしたような錯覚をおぼえ、

スピードが出にくいという症状が御座います。

身に覚えがある方も多いとは思いますが、

この症状はガソリンを噴射させるインジェクターという装置が

目詰まりし、適量のガソリンがエンジンに送り込まれなくなる

事によって起こる、という訳であります。

インジェクター

ラシーン インジェクター

こちらがインジェクターのアッセンブリー。

インジェクターの内部

インジェクターの内部

小さな穴が無数開いているのが伺える。

小さい穴によってガソリンが霧状に噴射され、吸入された空気と混ざって

シリンダー内に充填、そして圧縮、着火といった順序で燃焼が行われる。

この穴の一つでも目詰まりを起こせば、必要とされるガソリンが

エンジンに吸い込まれなくなる事により、バタバタしたような

感覚が車内に伝わってくる訳だ。

エンジンの基本は、良い混合気、良い圧縮、良い火花。

この3つが揃って初めて出力となる。

という事で、本日はラシーンのインジェクターの不具合による

症状をご紹介いたしましたが、インジェクターは一本でも交換は可能

ですが、経年の劣化も踏まえ4本とも交換をおすすめ致し候。

今日はコレマデ。

本日の名言

人生において 最も大切な時 

それはいつでも いまです

by相田みつを

ミスター名言の相田氏。

今年は、常に今を大切に生きて行きましょう。

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