長編。音響改善〜ラシーンのドア防振処理の巻!!

毎度、ご覧頂き有難う御座います。
ウェルです。
昨日は寒かったですね〜。三寒四温でございますな〜。
さてさて、3月は会社などは一年の締め括りの時期。
皆様もお忙しくされておると思いますが、ウェルもなかなか
忙しく、ブログのアップが少し遅れているのでごめんなさいね!
今日はラシーンのドアの防振処理をご紹介致しましょう。
なんでドアの防振処理を施すかと申しますと、今回はオーディオ
の音響を整えるという事が目的で御座います。
なんか純正の音はいまいちだな〜とお思いの方もおられると思いますが、
スピーカーを交換しよう〜とするのが順当だと皆様もお思いでもしょう。
しかし、スピーカーをいくら高い物に交換しても、本質的には
音の良さは改善されません!!
まずスピーカーを鳴らしきる環境を整えるという事こそが大事で
あります。

ラシーンの内張りの様子。
↑この内張りの外し方ですが、左右端に2箇所ずつプラスチックの
スクリューが御座います。これを外し、お次は下側に3本スクリュー
が御座います。コレも外してください。
あとちょうどドアの取っ手のところに目隠しされたふたが御座いまして
コレをマイナスドライバーでこじってあげれば、スクリューが一本
だけ御座います。
ねじ類は以上しか留まっておりません。

ドアノブ裏のパネルは力をかけて引っ張ると外れる。

パワーウィンドウスイッチパネルは前、中、後にクリップで留まっている
↑このクリップの位置は上の写真をご覧ください。真ん中に大きな
穴が2箇所開いてますが、それより前と後に小さな穴が一つずつ。
それと二つの大きな穴の間に一つクリップがはまりこんでいますので、
スイッチパネル下に細いマイナスドライバーを忍び込ませて、
クイッと、てこの原理でスイッチパネルを持ち上げて頂ければ
簡単に外れます。(力ずくで外したらパネルが割れます)
以上の点を全て分解できましたら、ドアガラスを一番下まで
下げてください。
次に内張り下の端から手前に少しだけ引っ張ってあげれば
中のピンが外れます。
さすれば内張りを上へ持ち上げると外す事が可能で御座います。

内張りを外すとこんな状態で御座います。
お次は、中のビニールを外してください。もう使いません。
ブチルテープという黒いねばねばした物で留まっていますので
なるべく手に付かないように気をつけたほうが良いでしょう。

ビニールを外した様子。
さてさて今回は防振処理という事で、このようなデッドニングキット
として販売されている物をご紹介しましょう。

デッドニングキットとして販売されている。約13000円のモノ。
↑左からスポンジ生地、ドア中パネル用生地、ドア外パネル用生地、
スポンジテープ、脱脂綿の順です。
?まず脱脂綿でドアの中パネルを綺麗にして下さい。

せっせこ中のパネルを拭くので御座る。
?ドア中パネル用生地をある程度張りやすいようにカットし熱で暖める

熱を加える事により、より高い密着が可能となる。
?ドア中パネルの骨に当たらないように分割して生地を張る。

サービスホールから手をいれドア中に一面生地を張る。
?スピーカーホール廻りを重点的にスポンジ生地をカットして張る。

スピーカーから出た音を乱反射させないための吸音の効果があるのです。
?ロッド類にコルゲートチューブを巻く。

ドアの内側から外側に出るロッド類にコルゲートチューブを装着!!
?ドア外パネル用生地をサービスホールの型を取り、カットして張る。

ドア外パネルも脱脂綿で汚れを落とし、生地に熱を加えて密着を良く
させ、貼り付けて下さい。
?スポンジテープをスピーカーの外周にそって貼り付ける!!
以上が全ての工程になります。
コレを施すと、確実にドアを閉めた時の音まで高級になります。
今まで<バン>っと音が鳴っていたのが、<ドンビジェっ>
見たいな重厚な音に変化致します。
スピーカー自体もドアがエンクロージャー(箱)になり、
本領発揮できる事でしょう。
オーディオサウンドも劇的な変化が生まれました。
まず低音。ぼわぼわしていたのが、タイトなベースサウンド!
しっかりした粒のある音になり、ビートも効いてます!
次にボーカル域。はっきりした音量が得られ、聞き取りやすく
なりました。
高音はどうしても、指向性(直線的にのびる)ため、防振では
はっきりした変化は生まれませんが、裏に吸音スポンジを張った
おかげで、ノイズがなくなりました!!
凄い、凄すぎる。
今回は基本的な事なので、まだまだ防振を追求していく事も
可能で御座いますが、まずは第一歩を踏み出してみては
如何でしょか!
今回はデッドニングを中心にご紹介致しました〜。
本日は迷言
NOミュージック NOカーライフ
いやいや、BYスピードウェルレコーズとでも申しましょうか。
音にこだわれば、答えは見つかりません。
人により好きなサウンドがあり、でも原音を忠実に再現という意味
であれば近づける事は可能でしょう。
本来の楽器の音を再現できたならそれほど臨場感のある物は御座い
ませんなぁ〜。
ウェルの車にはスピーカーが着いていませんがぁ、、、

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