Post date / 2011年5月27日

☆奈良県桜井市 O様 PAOトラディショナル納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。

さて本日は奈良県桜井市より遠路はるばるお越し頂き、

オーナーとなられたO様のPAOをご覧頂こう。

日産 パオ PAO

PAO トラディショナル 前方姿見

今回O様の車両はフロントバンパーやグリルなどは

純正カラーを再現。その他は濃赤を基調とし、外装、内装

(トップ生地、内装生地のカラーリング)はまとめられている。

パオ ヘッドライト まつ毛

ヘッドライトピーク (通称まつ毛)

PAOのヘッドライトは正面より見れば丸型であるのだが、

規格にある丸型のライトではない。

レンズ面はやや下側に向けて勾配がつけられレンズのスリットまで

きっちりデザインがされており、PAOだけのヘッドライトである。

またデザインすることにより(丸型=旧い)という感覚を排除しているようだ。

ジャーマントップ 張替え

ジャーマントップに張替え

謹製ウェル帆布が製作するトップの張替えには

キャンバス生地とジャーマン生地を選択が可能だ。

キャンバス生地は表面がビニール素材であり、

メンテナンスが容易である。メーカー側としては

だれにでも扱い易いという感覚によりキャンバス生地が

選ばれたのであろう。

ジャーマントップ生地は、現在ある全てのトップ生地のなかでも

群をぬいて耐候性が高く、特に高級車に採用されている。

簡単に言えば高価な生地といえる。

パオ 内装 ダッシュ張替え

ダッシュ廻り

ダッシュパネルとアンダートレイにはシートと同色の

濃赤色のレザーをあつらえた。

この濃赤色は感覚でいえば英国調であり今回の内装は

その雰囲気でもちきりだ。

パオ ダッシュパネル ダブルステッチ

ダッシュの縫い合わせはダブルステッチで上質さを彷彿

絶妙なラインでダブルステッチによる装飾が施される。

謹製ウェル帆布ならではのデザインがオーナーの心を魅了する。

また、このステッチ色はオーナーが選択できるというところが

楽しみでもある。

パオ 内装張替え

謹製ウェル帆布による内装の張替え

内装の張替えに使われるレザーは日本製の

最高級品を使用。特に表面にはフッ素コートが

施されており、ボールペンのインクが着いても落とすことが

可能であり、座面に明るい生地を持ってきても問題はない。

納車おめでとう御座います。

O様ご夫妻とPAOちゃんをガシャ!!

この度はO様PAOトラディショナル納車、誠におめでとう御座います。

10年20年と末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレまで~。

本日の名言

ほかでやれないことをやれ
by吉田俊男

そうですなぁ。日本とはその考えの元で成長したとおもいますが、

現在では世界に追い抜かれてばかり。

皆様、ウェルも頑張りますので一緒に頑張りましょう。

Post date / 2011年5月25日

●日産PAO ボディークォーターパネルを交換するの巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様本日はPAOのクォーターパネルの交換をご覧頂こう。

まずクォーターパネルとはいったいなんぞやと申せば

後部座席横のパネルの総称である。

パオ 右リヤクォーターパネル

PAOリヤクォーターパネル 外板パネル『新品』

23年という年月が流れたというのにも関わらず

新品パネルが日産から出るという、感動モノである。

今回は右側のクォーターパネルを交換。

その全貌をご覧頂こう。

パオ リヤクォーター 切開図

PAOクォーターパネル切開図。

全てはスポット溶接により張り合わせされおり、

スポットごとに専用のドリルで表面を切削し

溶接面を外してゆくという、けっこうな作業を

行えば、パネルは分解されるのだ。

キャビティーワックスがてんこもり

インナーフェンダーとの境目

4代目、5代目のオーナーでも乗れるという

開発当初からのキーワードによりボディーが長持ちするように

仕上げられたコトが伺えるのが、このキャビティーワックス。

ボディーの隅に溜まる水分とパネルとを直接触れさせないようにして

錆を防いでいるのだ。

サイドステップ インナーシルパネル

サイドシルパネルはカナダ向け防錆鋼板が採用されている。

一般的に日本車には採用されないような、特殊な鋼板を

随所におごるという、このこだわりようはメーカーの意図ではなく

デザイナー陣の思いによるものだろう。

エンスーCARガイド日産パオ&フィガロ&Be-1のP,45では

『クルマを消耗品にしたくなかったんです。』

『冒険の道具にあるようなヘビーデューティーさを表現する為には

部品のひとつひとつを本物にする必要があった』

という内容があるが、まさにその通りであった。

パオのボディーの構造は非常に素晴らしい。

サイドステップとクォーターパネル接合部

サイドステップとクォーターパネルの継ぎ目付近は

クォーター側のインナーシルパネルより錆が発生。

パオでは錆びやすいところである部分だが、

これは裏側より錆が発生し表面に出てくるようだ。

今回は、表面の錆をサンダーで削り落としさらに

錆転換を行い新しいパネルを被せるコトとした。

ということで、今回はPAOのクォーターパネル交換を

ご覧頂いたがスピードウェルではこうして今後も

パイクカーの存命に力を尽くす。

今日はコレまで~。

本日の名言

その日をちゃんと生きること。

byエリック・クラプトン

人生にこの日は一度しか訪れないということで、

皆様、本日も大切にされましたでしょうか。

毎日大切にしている人ほど時間は流れがはやく、

むだにしている人ほど時間とは遅いものでも有ります。

Post date / 2011年5月22日

●月刊スピードウェル5月が刊行された!の巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日は遅ればせながらスピードウェルのホットなコンテンツ

美ラシーン・美パオグラビアの撮りおろし画像が満載の

月刊スピードウェル5月号が刊行された。

この月刊スピードウェルとは毎月ウェルの独断と偏見という

ものすんごいかたよった感覚で撮り下ろされた画像を

見てもらおうという業界初のクルマのエッチなグラビア写真。

今回は一昨年よりラシーンのオーナーになられた方々の

思いをシートのカラーに詰め込んで製作された

謹製ウェル帆布製レザーシート群である。

と言う事で、まだまだホットな話題は尽きることは無いが

今日はコレまで~。

本日の名言

いつまでも青春

by平尾昌晃

いやぁ~、胸にずっと持ちたい気持ちですなぁ~。

人間長生きすれどずっと青春でいたいものです。

Post date / 2011年5月20日

●福島県郡山市 I様 PAOトラディショナル納車おめでとう御座います●

どんもす。ウェルです。

本日は福島県郡山市にお住まいのI様の元へと嫁ぐコトとなった

PAOトラディショナルをご覧頂こう。

日産 パオ PAO

スピードウェル PAOトラディショナル

PAOの諸元だが、平成1年式。ミッション形式はマニュアル。

外装色はオリーブグレイ。

久しぶりにホイールは純正色(シルバー)を採用し、

純正(オリジナル)を彷彿とさせる仕上がりだ。

※アイボリーのホイールラッカーは純正ではなく

ノスタルジックさを強調するモディファイである。

パオ フロントグリル

フロント廻りの様子

今回もスピードウェルが拘る純正色をバンパーとグリルに

ラッカーフィニッシュが施された。

バンパーとグリルのシルバーの違いは絶妙といえるコントラストで

元々日産が持っていたカラーでの製作とは思えない。

まるでPAOのために造られたシルバーであると言える。

パオ シート張替え

謹製ウェル帆布 60スタンダードレザーシート

今回はPAOのハンドル類にある象牙色(アイボリー)にて

全てを張替えるコトとなったのだが、パイピングには

一癖利かしたカラーがオーナーI氏により加えられている。

パオ レザーシート 張替え

それはシート張替えには初めて使うレザー色。

パイピングに使用する事となったシルバーだ。

オーナーI氏にシルバーでお願いしますとTELを頂いた時、

おおぉ~、と感じてしまったが、今回のシルバーは

外装ではバンパーやグリル、ホイールとワイパーなど

シルバーで統一しているところに合わせ利いている。

リプレイスメントマフラー パオ

ウェルリプレイスメントマフラー

5ZIGENとの共同開発により燃費、馬力、トルクなど

純正を上回る機能と共に、PAOのデザイン性能を崩すことなく

純正ですよと言えるほどのこだわりの代替マフラー。

出口方向は純正と同じく若干外へ角度が付けられており、

視錯覚によるデザイン性能の低下は見当たらない。

PAOらしさを追求した結果がココにあるだろう。

パオ テールランプ

テールランプも艶は回復

テールランプやその他ウィンカーランプ類は

プラスチック製であり長い年月と共に艶が減衰。

スピードウェルではこの艶を取り戻す為に、

熱を加え表面を処理し納車している。

前回Be-1のテールランプのお話を致したが、PAOのテールランプのデザイン(形状)は

中心に行くほどシュッとしている。これはチーフデザイナー古場田良郎氏より

頂いたお話だが、ただ単に球状ではないところが、やっぱり優れたデザインだなぁと

ウェルは深く息を飲み込んだところであった。

デザイン一つひとつに目をつむりう~んと感じれるところが素晴らしい。

パオ エンジンルーム

PAOのエンジンルーム

全てのクルマにはタイミングベルトやウォーターポンプ

さらには負圧ホースや油脂類などなど、トラディショナルの

グレード用に整備が施されオーナーの元へ届けられる。

パオBy福島県

PAOちゃんとI氏をガシャ!!

この度はI様納車誠におめでとう御座いました。

ずっとずっと末永くお乗り頂ければ幸いです。

福島めいぶつ ゆべし 和菓子

福島名物 ゆべし

さらにはまたまたお土産まで頂き、本当に有難う御座います。

郡山の総鎮守

郡山の総鎮守、安積国造神社へ参拝。

あさかくにつこじんじゃ

安積国造神社

ご祭神は和久産巣日神(わくむすひのかみ)

天湯津彦命(あめのゆつひこのみこと)

比止禰命(ひとねのみこと)

誉田別命(ほむだわけのみこと)

倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

であられる。まさに神頼みではあるが、ウェルは参拝せずにはいられなかった。

現在、福島県は本当に大変なコトになっておりますが、

私どもは、こうしてPAOちゃんを

お届け出来たコトがたいへんうれしく思います。

今後はスピードウェルが出来ることを深く考え被災地の方々に

協力できるコトを遂行してゆきたいと思います。

頑張れにっぽん、頑張れ東北。

そして、にっぽんの自衛隊の皆様もまだまだ頑張っておりました。

にっぽんの自衛隊は素晴らしい

阪神淡路大震災の時には自衛隊は、かなり国よりいじめられたようですが、

自衛隊はにっぽんのためにほんとうに頑張っておられます。

今日はコレまで~。

本日の名言

経験をするたびに 勇気と自信が手に入る

つまりはそういうことですかな。何でもやってやろうと思う人間には

おのずと勇気と自信が蓄積されている訳であります。

できない、できないなどと悲観している人間は勇気も自信もありませんなぁ。

Post date / 2011年5月18日

●Be-1デザインのイロハとデザイナー古場田良郎氏の世界の巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日はBe-1のデザインのイロハ(豆知識)と

Be-1、PAOチーフデザイナー古場田良郎氏の

現在のご活躍の前編である。

『非常に特殊な時代に隙間をぬって出てきた

奇跡的なプロジェクトだった』

Be-1がパイクカーと呼ばれるクルマの祖であるコトは

現在パイクカーのオーナーである方でさえご存知でないかも

知れないゆえ、まずはウェルマガジンをご拝読頂きたい。

さて、今回のBe-1のデザインのイロハ(豆知識)だが、

今回はテールランプ周辺のデザインをご説明致そう。

Be-1

古場田氏とBe-1。

奇蹟的なプロジェクトであり、車両の完成まで1年ほどしか

無い中での開発。色々な苦労の連続とさらには時間とのたたかい。

今回は25年前の面白いお話を古場田氏より頂いた。

Be-1 テールランプ

Be-1のテールランプ

このテールランプだが、裏側よりアッセンブリーで装着する

という非常に手の込んだプロセス&プロダクトが施されており、

(こういう手の込んだ造りによりBe-1の良さがにじみ出ている)

このテールランプは形状さらにはボディーのサイドエッジラインまで

一つのパーツの大きさにより全てが決まっているのだという。

Be-1 反射板

Be-1のテールランプ反射板

実はこの反射板(くぼんだ所)はIKI製パーツ。

形状を見ると上部の角にはRがつけられているが、下部は

直角に折れている。

実は元々Be-1のために造られたモノではなく、他車種の流用だった。

それでは、なぜ流用だったのかと申せば、新しいパーツを作った場合

国土交通省の認可を受けるのに歳月がかかり1年という製作のスパンのなかで

新しいパーツを作ってしまうと完成にまで間に合わなかったのだという。

そして、古場田氏はIKIのパーツの中で、一番それに近いパーツを探し出し

一番意図したデザインに使いパーツを使うことによって

販売までに間に合わせたのであった。

そして今日のその時であるが。

この反射板の大きさによりテールランプの大きさが決まり、

さらにはランプとランプ間の隙間が決まり、さらにさらに

サイドに入る水平のエッジラインの位置まで決まったという

非常にまあ大事なパーツであったようだ。

Be-1 サイドエッジライン

サイドエッジラインは丁度テールランプ上とテールランプ中の

隙間中央より前側へ伸びて描かれている。

ということで、Be-1のデザイン豆知識はまたご紹介致そう。

グッドデザイン賞受賞

『グッドデザイン賞』受賞

Be-1、PAO、FIGAROも

グッドデザイン賞を受賞しているのは知る人ぞ知る。

現在は古場田良郎氏は古場田デザインスタジオにて

いろいろなプロダクト、デザインをおこない、

数々の賞を受賞しているという。

今回は古場田氏が現在行われている事業を

スピードウェルで特集させて頂くため、

5月17日に取材を行わせて頂いたコトを少しだけご覧頂こう。

九谷焼 蒔絵 腕時計

加賀九谷焼蒔絵機械式腕時計 

加賀の伝統工芸である九谷焼と山中漆による蒔絵が文字盤に入った

工芸、美術品を持ち歩けるという素晴らしい概念の腕時計だ。

『一品主義』『高品質な手作り』『作家の顔が見えるものづくり』が

強く守られ、力強く独創的で美しい。

伝統工芸が未来のために守り続けるだけでなく、変化し続けていきたい。

そういう伝統工芸の未来を創るという希望が込められている。

今回で第三弾となるのだが、第一弾よりすべて限定での製作であり

熱烈なファンに支えられているのである。

実はウェルもその一人で、古場田氏に九谷焼美術館をご一緒させて

頂いた頃より九谷焼のあじわいにはまっている。

(第二弾は昨日「2011年度 石川ブランド優秀新製品」に認定)

この腕時計(The Japanese Watch)は下記アドレスよりご覧下さい。

http://www.kagacable.ne.jp/~kagakutani/

今回の古場田氏によるデザインは、単なるモノに対するデザインだけではなく、

始まりから終わりまで(事業全体のデザイン)を行われている。

続きはウェルマガジンに以降掲載されるゆえ、楽しみにして頂こう。

なんと、パイクカーの魂のようなものに出会えるかもしれない。

今日はコレまで~。

本日の名言

目を閉じて手でなでまわしたり、

材質の匂いをかいだり、

静かに音を聞いていただくと、

目に見えない、

時を超えていくデザインの価値が伝わるかもしれません。

by古場田良郎

ウェルは古場田氏にお会いするまでは、デザインとは

単なる目に見えるものに対するモノだけだと思っておりました。

今回も色々とお勉強させて頂くにあたり、スピードウェルから

皆様へ、モノに対する価値、日本のものづくりの素晴らしさを

あらためて感じて頂ければと思います。