Post date / 2013年1月3日

年籠りとPAO

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年籠りとPAO

年籠り(としこもり)とは主人が祈願のために大晦日から元日の朝にかけて

氏神様の社に籠るという習わしであるが、

現在では大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、

その元日詣に参るいわゆる初詣の原形となった。

時代によりその参り方なども異なることから、これが日本の文化であると

地元の神社の参道を歩きながら、正月早々哲学めいていた矢先

出店のダーツゲームの景品にPAOが奉納されている事に気が付いた。

奇しくもそれは2年前に2000円ほどでヤッホーオークションで手に入れたものと同型なのである。

すぐさま、出店の少し優しそうなお姉さんの手に400円を渡して、弓矢をダーツに向けた。

しかし、どうしてだろう、これが3本のトータル50点~100点を取れば、PAOがもらえるのである。

わざわざ新年早々、時を同じくして参拝した親戚のたくさんいる前でダーツに手を抜くわけだから

隣の矢を持つお兄さんなんかは、80点、90点と高得点であるのに対し

あたしは20点やら50点を取るというのだからちょいと小恥ずかしい。

一矢目は10点。親戚らは、どこに矢を向けているのだ!!とあたしを嗾けてくる。

新年の酔っぱらいはたいそう困ったものである。

二矢目は30点。だからどこに矢を向けていると言わんばかりの親戚達。

80点ぐらい取れ取れとおだてられながらの三矢目。

心の矢先は確実にPAOに向けられていた。

そして、コレこそがあたしの100点なのである。

※PAO チョロQ 諸元表

PAOチョロQ タカラ製 TCトレーディングⅡ イエローモデル

2002年10月、コンビニで販売されていた。バラエティーパック同様くじ引き形式。
袋の中でさらに厚紙で包まれているため確認は困難。しかし、パッケージに貼って
ある日付みたいな数字でパオを識別できたようだ。
パオのチョロQは日産(PIKE FACTORY)がデザインの注文を出し製作が行われた為
チョロQシリーズの中で唯一、前後輪同じ大きさのモデルとなっている。

●寸法 全長 ● 47 ㎜ 全高 ● 28㎜ 全幅 ● 27㎜ 
ホイールベース ● 24㎜ 最低地上高● 3㎜  重量● 11 g

スピードウェルヘリテイジセンターで保管中

今日はコレマデ。

本日の名言

人は遠慮の二字、肝要なり。

遠慮さえあれば、分別にもなる。

by武田信玄

そうですわなぁ。とても新年早々勉強になります。

Post date / 2013年1月1日

謹賀新年 あけまして おめでとう ございます

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迎春

新年 あけまして おめでとう ございます。

旧年中はなにかとお世話になりました。そして遂に平成25年が明けた。

お正月ということで、本日1月1日は国民の祝日であり、まあ基本的には

三が日は祝日ムードであるのだが、1月15日までの間は松の内と言い

ずっと正月なのである。だからしめ飾りなどは松の内の間ずっと付けたままにする。

地方に行くほど日本の文化は残っている、というのはあたしが全国に

販売させて頂いた車両を納車する際に常に感じる事であり、

都市の若い者は、しめ飾りは何のために玄関に着けているのか、

鏡餅は何の意匠なのか、など知ろうともしない。

その前にそんなこと知って何になるの、なんて煙たがられる破目になるのだから

本当に騒々しくて難しい世の中だ。

そして、都市のスーパーなどでは干し柿の無い鏡餅セットのような奇妙なものが

販売されていても、だれもそれが(おかしい、間違っている)など思う人間などほとんど居ない

訳であるのだから、これは日本の伝統と文化の危機である。

だから、本日は鏡餅の形式だけでも正月早々ではあるがお教え致そう。

簡単にもうせば、これは三種の神器を模したものである。

ダイダイは八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)。

干し柿は天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)。

鏡餅は八咫鏡(ヤタノカガミ)である。

少しむずかしいだろうが、日本古来の(神宝)をモチーフにしたものであり、

年のはじまりにお迎えする穀物神である「年神(歳神)」様への供え物なのである。

日本人であるから、そのDNAによって必然的にお正月になると

飾ってしまうものではあるが、意味を知ることによって

『食物を頂ける』という感謝の念が沸々と沸くわけだ。

今日はコレマデ

本日の名言

挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。

でも挑戦せずして成功はありません。

何度も言いますが挑戦しないことには始まらないのです。 

by野茂英雄

最高の名言でありますなぁ。

今年も大きな目標を掲げ、挑戦致しましょう。

それでは、今年もガレージスピードウェルをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

Post date / 2012年12月30日

月刊スピードウェル PAO&RASHEEN 新春シートコレクション刊行

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謹製ウェル帆布

スピードウェルで販売される車両には、販売時に内装の張替えがそれぞれに着いてくる。

それらは、あたしを含め謹製ウェル帆布の職員がお客様のクルマのシートを

一台ずつ丹精込めて手作業により張替えが行われるわけだが、

平成24年の締めくくりは、今年にその張替えが行われたオーナー達のシート群を

月刊スピードウェルで公開する、というコトに致そう。

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PAO,RASHEEN共にオーナーの思いがとても詰まったシートを30台ずつ、合計60台を

ご覧頂くわけだが、座面、側面、縁にあるパイピングなどそれぞれが十人十色であり

見る側の視点に立てばそれぞれのセンスにより好みは分かれるであろうが

どれもとても良く考えられていて面白い。

皆々様方には本年もご指導いただき誠に有難うございました。

この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

そして、来る平成25年も、サービスと技術力の向上を目指して参りますので

温かく見守って頂ければ幸いです。

それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。

今年最後の名言

大切なのは、疑問を持ち続けること

byアインシュタイン

大人になってもモノやコトに常に疑問を持ち続け

そして疑問を解こうとする思考回路が大切であります。

Post date / 2012年12月28日

兵庫県神戸市のN様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

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トロピカルな夏のラシーン色

先日、初雪のラシーン色というお話があったが、日本四駆と謳われるラシーンには

『日本の四季に当てはまるカラーがどうやら存在するようだ』

というお話のその流れの続きである。

今回は当時ドラえもんブルー(ドラえもんがCMでラシーンを宣伝していたのだから)

と讃えられた『ブルー』というラシーンの純正色であるが

開発当初のキーワードである自然に当てはめれるとするならば、

やはり海や青空を想像すれば良いだろうか。

そこで海や青空というキーワードでも良いのだが、其処にこのような南国フルーツな

内装色で決めれば、トロピカルな夏のラシーン色と一筋通すことが出来る訳だ。

ラシーンにはリゾート気分はお似合いである。

しかし、ラシーンにはブルー色が前期、後期物を含め合計4色存在する、というのは

今では知る人ぞ知るお話であり、とても驚かされる。

それらは奇しくもラシーンデザイナー平林俊一氏の実家近くに広がる

北野たけしが愛する空の青色(通称=北野ブルー)と呼ばれている地域が存在することから

ブルーの拘りに何か通じるものがある、というのはあたしの勝手な想像であるが、

実はフィルム写真において、あたしのような人間でも拘っているブルーが存在するのだから

一車種で4色も違った色味でブルーを販売したラシーンは

日本一、青という色に拘ったクルマだと提言してもなんら不思議ではない。

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フィルムカメラを通したOSAKA AIR PORTの青空色

カラーフィルムにおいてそれぞれにこだわるブルーが存在する。

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フィルムカメラを通した淡路サービスエリアで撮影した青空色

フィルムは高いISOの物(フジカラー SUPERIA Venus 800)でその粗粒子感が素敵だ。

ということで、あたしの好きな青色を公開した。

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ラシーントラベラー 前方正面姿見

この度は、兵庫県神戸市にお住いのN様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラー(ドラえもんブルー)をご覧頂く。

今回のラシーンだが、タイプ3というグレードで販売された希少モデルである。

サンルーフはそれだけで車内を無限に広く出来る装置であり、

使ってみれば、それは毎回開けてしまうのだから

とても気持ちが良い、とそう言えるのだが、

これは使った人間にしか解らないことである。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

リゾートでトロピカルなイメージを彷彿とさせるイエロー色の内装は

ブルーの車体にはぴったりだ。

とても遊び心満載のラシーンであるとあたしは思う。

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タイヤカバー ラッカーフィニッシュ

タイヤカバーには中央が明るいシルバーで、外周はバンパーなどと同色にした。

内装のカラーやタイヤカバーのカラー以外に、外装ではホイールキャップの

塗装自体もオーナーが拘れる。

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Nご家族とラシーンちゃんをガシャ!!

この度はN様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

ご家族とラシーンでたくさん思い出を作っていただければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

すべての反論を封じてからやろうとするならば、

何事もできないだろう。 

byサミュエル・ジョンソン

希望を政策にしない、と安倍首相がおっしゃられましたが

まさに、民主党政権ではそのような希望ばかりで結局ほとんど実現でなかったですわな。

理想と現実をしっかり考えなければなりません。

Post date / 2012年12月25日

茨城県つくば市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

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PAOとドアミラー

自動車が現在のようなフェンダー形状となったのは第二次世界大戦後の事であり

それまではフェンダーにもドアにもミラーなんぞは装着された状態で販売はされていなかった。

だからその頃の自動車は今よりとても危険なのりものだったのである。

しかし1950年代に入ると大英帝国においてオースティンなどが販売戦略のために

一部高級車種において外部ミラー、それもバイク用のミラーを取り付けた、

と言うのがフェンダーミラーのはじまりであり、おそらくはノートンやトライアンフやらは

レーサースタイルであったからミラーは無く、モッズ流行のベスパミラーであると

あたしは思うのだが、今回のPAOにはそのような丸型のミラーと

ドアミラーが豪勢に2連装しており、とても死角が少ない状態である。

しかし、やはりフェンダーミラーはドアミラーに比べて死角が少なく、

前方にあることから運転者の移動角度が少ないこともあり、

当時の日本国内では運輸省による法令で、

フェンダーミラーしか装着が認められていなかった。

当然、フェンダーミラーからドアミラーへの交換も違法であったのだから

今やそのお話は時代を感じさせてくれるわけだ。

しかし米国自動車業界からクレームが入り遂に1983年3月に規制撤廃となり

それ以降日本国内で製造・販売される国産車へのドアミラーの装着が許されたのである。

そして、最初にドアミラーが装着されたのは1983年の規制撤廃直後の日産のクルマであり、

そのデザインは、実にPAOチーフデザイナー古場田良郎氏であるところに

PAOとお洒落な純正ドアミラーの関係を快く感じるコトが出来る。

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PAOトラディショナル 左舷前方姿見

この度は、茨城県つくば市にお住いのK様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナルをご覧頂く事に致そう。

そのアクアグレイの車体色は、PAOの代名詞的存在であったため

PAOの中では一番販売台数は多かった。

しかしこの車両はMTであるという所になんとも魅力を感じる訳だ。

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ナルディクラシック ウッドステアリング

内装色を統一したいというオーナーの考えにより

ステアリングコラムとセンターコンソールをボディー色に

ダッシュパネルやアンダートレイの張替えはウッドステアリングと同調させた。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

こちらも内装色の統一ということで、ダッシュパネルやアンダートレーなどと

同じレザー色で張替えが行われている。

SWではシートの張替えは着いてくるわけだが、特にアンダートレイとシートのカラーを

同調させると上手にまとまるのだから、それはPAOの純正の法則と

照らし合わせいると言える。

※ヘッドレストは張替えが行われており、ちゃんと装着が必要である。

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AC100Vのコンセント

非常時に役立つAC100Vコンセント。

最近の電気自動車では自動車の電気でご飯が炊けます、などと

宣伝しているものもある。

しかし、今回のは100Vで100Wまで対応した仕様であり

エンジンをかけながら容量内であれば家庭用電源として使用は可能だ。

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PAOちゃんとK様をガシャ!!

この度はK様、PAOトラディショナル納車おめでとうございました。

100VのコンセントはとてもPAOらしく面白いと思いますが如何でしたか。

また、お土産まで頂き、恐縮です。

それでは、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

知る者は言わず

言うものは知らず

と、来年のカレンダーに書かれておりましたが、

さて来年も皆様と共に賢く生きましょう。