Post date / 2013年2月17日

月刊スピードウェル2月号刊行 パオ ラシーン フィルム写真

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月刊スピードウェル2月号が遂に刊行された。

今回は、お洒落なクルマをお洒落なカメラで撮影しようということで、

フィルムカメラで撮影がおこなわれており、アナログの持つ温かさを感じてもらえれば幸いである。

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RASHEEN

岐阜県は関市で撮影されたRASHEEN。

デジタルではハロったり、また周辺がケラれたりするのは

許されないが、フィルム写真ではある種アートとして観るコトが出来る。

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PAO

静岡県は浜松市で撮影されたPAO。

さすがにデジタルではこんなふうにアスファルトも写らないのだから

フィルムカメラの光の記憶は素晴らしい。

月刊スピードウェル2月号はお洒落なクルマを

これまたお洒落なフィルムカメラで撮影するという内容である。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間が人間として 生きるときの時は 

いつでもいま

昨日でも明日でもない 

今日ただいまのいま

by相田みつを

そう、これをご覧頂いている今です。

そう、その今。

希望と目的をしっかり持てば、しっかり今を大切にすることが出来るでしょう。

Post date / 2013年2月13日

大阪府大阪市のA様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

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連子/れんじ

後期モデルのラシーンのフロントグリルの形状は連子である。

連子とは中間に補強用の水平材が入らず、角材を縦方向に並べた物を言う。

一般的には周期的に並んだ仕切りのコトを格子と呼ぶわけであるから

縦格子と言ってしまいがちではあるが、厳密にはそうではなく、

ちゃんと連子という名前が存在するのだから、あたしは丁寧語でお連子と呼ぶわけだ。

それはさておき、それでは前期モデルのラシーンのグリルの形状はといえば

縦横に規則正しく格子状に組み合わさっているのであるから、これは格子である。

ラシーンエクステリアデザイナーの平林俊一氏が一番時間をかけたのが

この前期モデルの格子の形状であり、例えるならばガンダムに着いている

機械的でプリミティブな形状をした空気の通風孔であり

ちゃんとココから空気を吸い込みますと言えるような部品の一部であった。

ココで面白いのが、前期モデルをマイナーチェンジさせた後期モデルのラシーンは

格子から連子にデザインを切り替えたコトにある。

連子とは、日本古来から建築デザインにも取り入れられており、それはより装飾的な

効果が求められ欄間や襖、障子等の高級な内部建具に使用されていた。

だから、前期モデルのラシーンはプリミティブ(原始的)なデザインのアプローチに対して

後期モデルのラシーンは、より装飾的なイメージと、それに加え高級さを演出し

今までとは違った新しい客層の心を掴もうとしたと、あたしは思うのである。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

この度は大阪府大阪市にお住いのA様にお届けに上がられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

いきなり内装から始まるわけであるが、サンドベージュ色のラシーンには

アイボリーやベージュ、茶系はどういう配置にするのかが、

オーナーのセンスであり、非常に楽しみである。

今回のように太もも部に濃い色をあしらうというのは、デザイン性だけでなく

機能的とも言え、何故なら一番汚れやすいところに濃い色が選択され、

汚れが目立たないという訳だ。

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ラシーントラベラー 後方正面姿見

バンパーはボディーと同色にラッカーフィニッシュが行われ、

さらにはタイヤカバーにはキルティングが施されたことにより

より装飾的なラシーンのイメージに変更が加えられている。

後期モデルのラシーンはこの概念の延長線上で製作を進めれば

お洒落なラシーンが出来上がるコトは間違いない。

20130213d本日の名言

どんなに悔いても過去は変わらない。

どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。

いま、現在に最善を尽くすことである。

by松下幸之助

つまりはそういうことですわなぁ。

最善を尽くすということは、過去において学んだすべてを

今に生かすというものでもありましょう。

Post date / 2013年2月10日

兵庫県加古川市のT様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

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PAOとスチールホイール

アルミニウムよりも安価で比強度に優れた鉄を主成分としているため、

アルミホイールと比較した場合、丈夫に製造できる点が長所である。

他に側壁などにヒットさせた時や、タイヤチェーンを装着する時など

ホイールへの傷付きを気にしなくて良く、錆が発生しやすいものの

ワイヤーブラシや粗目のサンドペーパーなどで錆を落とした後、

リペイントすればそのまま再利用できるところが美徳である。

そのいわゆるスチールホイールであるが、傷が付けば塗装すればよい、

磨きこんでホーローの鍋の使い込んだ味わいのような、と云う

PAOの開発当時のキーワードには良く似合う。

そして現在の市販乗用車では、ほとんどがホイールを全体的に覆うカバーが装着されており

だから余計に鉄製スタイルを楽しむという感覚は非日常であり、PAOの特権であると言える。

PAO純正ホイールはシルバー半艶色で仕上げらているのだが

SWではアイボリー色が昨今の流行である。

そもそもPAOはレトロとかヨーロッパ的な目線でクルマをデザインしたものでは

ないのだからアイボリー色は当てはまらなかったに対し

PAOも生産から25年と経つのだから、せかせかした現代社会と昨今のクルマに対する

一種の安心感、安らぎのような意味合いでのノスタルジー化が進んだためか、

(昔とったフイルム写真が、変色して黄ばんだ状態のよう)

アイボリー色に仕上げるという流れも生まれたように思える。

しかし、あくまでもPAOのコンセプトはシルバー色である。

それらを踏まえてPAOはいつまで経っても古くなることのない、近未来カーであるのだから

シルバーか、アイボリーなのかはオーナーの気分次第となるわけだ。

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PAOトラディショナル 前方正面姿見

この度は兵庫県加古川市にお住いのT様にお届けされた

PAOトラディショナルをご覧頂く事に致そう。

PAOトラディショナルとはSWが楽しく乗れるというキーワードにより

必要なところに手を加えて整備などがおこなわれた一つのグレードである。

今回はそれに加え、エンジン本体も新しい物に交換が施され製作が行われた。

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PAOフロントフェース ラッカーフィニッシュ

純正ホイールがシルバーである、というのはアイボリー色が純正色であるという誤解から

話がはじまった訳であるが、バンパーやグリルなども、

四半世紀も経つと本来のカラーが解らなくなってくる訳だ。

純正はバンパーは明るいシルバーの半艶色で、グリルはガンメタリック調である。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

キャラメル色とアイボリーで仕上げた謹製ウェル帆布が製作する

ウェル60デザイン スタンダードレザーシート。

オーナーの思いのイメージを視覚的に表現できる部分でもある。

シートのカラーは最新の生地は130色ほどご用意しており、

旧式を含めると1000色は超えてしまうからなやましい。

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PAOトラディショナル 左舷前方姿見

この度はT様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。

無事にご自宅までドライブしながらお帰り頂けたコト、ご連絡頂き幸いです。

エンジンも新品ですから、ならし運転のほうもどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

至誠にして動かざる者は

未だこれ有らざるなり

by孟子

吉田松陰の名でしたしまれる幕末の明治維新の指導者が日本で引用したことで

有名になった言葉ではございますが、八重の桜でもこの名言は使われましたなぁ。

誠意を尽くして事にあたれば、どのようなものでも必ず動かすことができるということです。

Post date / 2013年2月5日

兵庫県神戸市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

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ホワイト・ルーフ

1964年、大英帝国において当時のBMC(ブリティッシュモーターカンパニー)が

ミニクーパーを発売したわけであるが、それがホワイト・ルーフの発祥であると言われている。

当時のクルマにはまだクーラーは存在してはなく、特にレース向けに開発された

クーパーにとっては、室内を冷却する目的で天井をホワイトにペイントが行われたので

あろうと推測される訳であるが、真相は定かではない。

ただ、当時のビートルズのホワイト・アルバム以降におこなわれた、アップルの

ルーフ・トップ・コンサートにホワイトとルーフに繋がるという謎も秘めている。

さらに、現在はそのホワイトルーフに塗装することによって、古典的な雰囲気に戻るという

イメージから、ルーフ・トップ・コンサートでビートルズが演奏したGet Backが

現在のクルマの未来技術志向に対しての何らかのアンチテーゼと言えば良いだろうか、

旧き佳き時代に戻って来いよと歌っているような、そのようなインスピレーションで

あたしは掻き立てられるのであった。

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ラシーントラベラー フロントグリルラッカーフィニッシュ

この度は兵庫県神戸市にお住いのM様にお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

今回のサンドベージュのラシーントラベラーではあるが、先にお伝えしたように

ルーフトップを『オールドイングリッシュホワイト』でラッカーフィニッシュが行われ

製作が進められており、フロントグリルなどは純正色で控えめである。

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ナルディクラシックとオールドイングリッシュ

メーターパネルのラッカーにはルーフトップに使用されたオールドイングリッシュで

塗装が行われ、ナルディクラシックとのコントラストを描き出している。

特にパネルラッカーでは、メーターパネルが鉄製であるという

いわゆる旧いクルマのモノづくりを彷彿とさせる仕掛けであり

その思想からいくと、外装色と合わせるのが基本となる訳だ。

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アナログメーターが心を癒す。

デジタル一辺倒の時代に、こうしたアナログメーターの動きは

音と共に心を癒すものである。

運転して楽しく、心が癒されるというこれ以上ない幸せなクルマ。

そういうクルマ造りがこれからの新しい時代にふさわしいとあたしは考える。

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ヨーロピアンキルトタイヤカバー

黄金比を考慮してデザインされたダイヤ型キルトタイヤカバー。

カラーはシートと同じく100色以上からお選びいただけるのであるから

オーナーの思い通りの仕上げを行う事が可能だ。

ラシーン開発当時に、メッシュ状のようなタイヤカバーも考案されていたのだから、

夏用、冬用と分けても楽しさが広がる事に間違いはない。

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ラシーンちゃんとM様方とガシャ!!

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

長らくお待ち頂き、さらにお土産まで頂きまして恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

いつも危険だと思うほうに自分を賭ける。

それが生き甲斐だ。

by岡本太郎

さすがは日本を代表する芸術家です。

だから人とは違った感性で世の中の人は魅了されるのでありましょう。

Post date / 2013年2月3日

ビューティフルジャパンとアレックス・カー氏 

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アレックス・カー氏とうだつの町並み

スピードウェルがゴールデンウィーク直前にオープンするビューティフルジャパン。

それは、日本の美しい場所(歴史・文化や景観)を、パイクカー(Be-1,PAO,FIGARO)や

ラシーンに乗って、旅をしてもらいたいという発想から生まれたコンテンツである。

都会の大冒険のPAOや、旅行鞄のRASHEEN、それらのクルマに乗って

日本の美しさ、素晴らしさを五感で感じてもらえれば幸いであるのだが、

あたしは情報を収集していくうちに、日本人がなにより日本の事を解っていない、

ということに気付かされたのである。

そして、『日本の美しき残像』の著者、アレックス・カー氏に出会う事となった。

カー氏曰く、極言で言えば、日本では京都がウソの世界になっている。

東洋には「パリ」や「ローマ」はなく、京都、北京、バンコクは次々と粗末に扱われて、

コンクリート・ジャングルと化し、それと同時に田舎は、立て看板、電線、

アルミサッシなどが溢れ、伝統的生活様式はすっかり忘れ去られたと。

現在カー氏は、NPO法人を立ち上げられ、日本の各地の再生プロジェクトなども

手かけられており、あたしは感銘を受けその団体の加入お願いを先日した。

ご紹介するが、パイクカーデザイナーの古場田良郎氏も

石川県加賀市の山代温泉の景観事業に関わっている。

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蘇る面影 明治の『湯の曲輪』 古総湯

単に景観を復元するというお話ではなく、美しく感じる場所、気持ちの良いなど

いわゆる日本人の心のよりどころを蘇らせているのである。

ということで、美しい日本を残す努力を怠ってはならないという考えを第一に

ビューティフルジャパンは美しい日本を紹介するから、是非とも楽しみにして頂こう。

今日はコレマデ。

本日の名言

政治が変わる前に、国民が変わらなければならない。

つまりはそうですわなぁ。

国の責任、政府の責任など、それらはあたしたち個人の責任であるのですから。

まずあたし達が変わらなければ、政治も国も変わりません。