アレックス・カー氏とうだつの町並み
スピードウェルがゴールデンウィーク直前にオープンするビューティフルジャパン。
それは、日本の美しい場所(歴史・文化や景観)を、パイクカー(Be-1,PAO,FIGARO)や
ラシーンに乗って、旅をしてもらいたいという発想から生まれたコンテンツである。
都会の大冒険のPAOや、旅行鞄のRASHEEN、それらのクルマに乗って
日本の美しさ、素晴らしさを五感で感じてもらえれば幸いであるのだが、
あたしは情報を収集していくうちに、日本人がなにより日本の事を解っていない、
ということに気付かされたのである。
そして、『日本の美しき残像』の著者、アレックス・カー氏に出会う事となった。
カー氏曰く、極言で言えば、日本では京都がウソの世界になっている。
東洋には「パリ」や「ローマ」はなく、京都、北京、バンコクは次々と粗末に扱われて、
コンクリート・ジャングルと化し、それと同時に田舎は、立て看板、電線、
アルミサッシなどが溢れ、伝統的生活様式はすっかり忘れ去られたと。
現在カー氏は、NPO法人を立ち上げられ、日本の各地の再生プロジェクトなども
手かけられており、あたしは感銘を受けその団体の加入お願いを先日した。
ご紹介するが、パイクカーデザイナーの古場田良郎氏も
石川県加賀市の山代温泉の景観事業に関わっている。
蘇る面影 明治の『湯の曲輪』 古総湯
単に景観を復元するというお話ではなく、美しく感じる場所、気持ちの良いなど
いわゆる日本人の心のよりどころを蘇らせているのである。
ということで、美しい日本を残す努力を怠ってはならないという考えを第一に
ビューティフルジャパンは美しい日本を紹介するから、是非とも楽しみにして頂こう。
今日はコレマデ。
本日の名言
政治が変わる前に、国民が変わらなければならない。
つまりはそうですわなぁ。
国の責任、政府の責任など、それらはあたしたち個人の責任であるのですから。
まずあたし達が変わらなければ、政治も国も変わりません。