千葉県四街道市のT様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

ナルディウッドクラシックステアリング

木星ステアリング

ナルディとそれ以外のハンドルを区別する太い線とは

ハンドルのグリップにある黒い環の事である。

木星には大きく分けて3つの環が存在し、まるでそれらがナルディのステアリングの

デザインであるかのような錯覚さえ漂うわけである。

だから、私は木星と木製を掛けるベタな大阪人だと思われるのも悪いので、

あえて古代ローマ神話に登場する神ユーピテルを語源とする

ジュピター(木星)のステアリングと本日命名した。

ジュピターは多くの文明で神話や信仰の対象となってるのと同じく

このジュピターステアリングもノスタルジア信仰の偶像である事に間違いはない。

PAOトラディショナル オリーブグレイ

PAOトラディショナル オリーブグレイ正面姿見

この度は千葉県四街道市にお住いのT様の元へお届けに上がられた

PAOトラディショナルをご覧頂くコトに致そう。

今回のPAOはオリーブグレイの純正カラーをこれまた当時日産で使用された

大日本塗料のマテリアルを使用して製作が行われた。

ヘッドライトピーク 通称まつ毛

ヘッドライトピーク 通称まつ毛

女性に人気のヘッドライトピーク。奥様がお乗りになられるということで

可愛らしいPAOに仕立てられているのが頷ける。

まつ毛は少し外側へ向けてぼんやりした顔に見せるとより愛らしくなる。

クルマの表情が変えられるというのが一つポイントである。

ダッシュ上下の張替え

weLLms INTERIOR 製 ダッシュ上下の張替え

ダッシュパネル上面とアンダートレイの張替えは、

濃い色をトップに持ってくるのが定説であったが、

今回はトップに明るい茶色でこげ茶をボトムに。

それがなんともとてもお洒落であった。

パオ レザーシート張替え

weLLms INTERIOR 製 60スタンダードレザー

オーナーのご要望により4色使いで製作された60デザインレザーシート。

写真を写し忘れたが、ポケットにも縦ステッチがあしらわれており

これまたお洒落な具合であった。

PAO リヤゲート

PAOの後部のポートレート

PAOのお尻はとても可愛いのはPAOオーナーならだれもが頷く話。

一つずつ独立したテールレンズなんどは、とてもコストがかかり過ぎて

今のクルマでは作ることが不可能の様子。

PAOトラディショナル 後方姿見

PAOトラディショナル 後方姿見

桜も咲いて、オリーブグレイの車体色に綺麗なものである。

PAOとTご家族と記念撮影

PAOさまとT様ご家族との記念撮影

この度はT様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

長くお待ちいただきましたが新しいエンジンも搭載され

これから末永くお乗り頂けると思います。

それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

偶然やラッキーなどない。

つかんだのはおまえだ!

by松岡修造

修ちゃん素敵!この方の名言は後を絶ちません!!

東京都武蔵野市のK様 PAO『SW-LTD』納車おめでとうございます

PAOの内装

ロイスなパオ

20年くらい前にレーサーの生沢徹氏が、エゲレスのロールスにパオを持ち込んだ。

聞くところによると内装は全て本革張りで、上質なウッドパネルなどの

装飾が施され壱千五百萬圓はかかったらしい。

こんなバカげた事をするのは、パイクカー史上後にも先にも

彼のみであるからそのロールスロイス仕様をふと思い出し

ロイスのパオカラーを復活させてみたのである。

生沢パオの当時を知っている人類からすれば、カラーだけとってみれば

これは瓜二つであるから、『生沢パオ、二十一世紀東京の街を走る』

などのゴシップが生まれれば面白い。

価格は十分の一。内装にはインストルメントパネルこそウッドパネルなどの

加工は行っていないがフロアカーペットからあつらえ近い雰囲気は出ている。

機関類は市販のパオと同じでエゲレス製のローバーミニあたりのアルミホイールや

加工されたグリルやバンパーがついていない。

しかしロイスのように高い価格をかけて作らず

異国なパオを味わえるのならそれはそれで良い。

生沢パオはその後芸能人に転売され行方をくらました。

PAO SW-LTD

パオ「SW-LTD」右舷前方姿見

この度は、東京都武蔵野市にお住まいのK様の元へお届けに上がられた

パオ「SW-LTD」をご覧頂く事に致そう。

ロイスナパオをイメージしてカラーリングが行われた

スピードウェルのリミテッドモデル。エゲレスのトラッドな

イメージにピッタリで、アイビーなファッションにも良くに合う。

謹製ウェル帆布 内装仕上げ

謹製ウェルレザー 60スタンダードレザー

国内最高位の合革レザーを使用して張替えがおこなわれた、ウェル60デザイン

スタンダードレザーシート。

茶系で整えられた内装におシャンティな小物を載せて楽しむコトが出来る。

一泊くらいの小旅行が出来るボストンバッグや銀色のキャメラなど

想像するだけで、休日が楽しみとなる。

フロアーカーペット&マットのセット

フロアカーペット&マットの新調

アメリゴベスプッチから取り寄せた、60年代を彷彿とさせる

フロアカーペット&マットの生地をパオ用に仕立てたセット。

往年のクルマらしさが雰囲気を醸し出す。

トノカバーもお洒落アイテムとなる

PAOさまと記念撮影

パオとK様の記念撮影

この度はK様、パオ「SW-LTD」納車誠におめでとうございます。

後に北海道に移動されると云ふコトで寒冷地仕様に変更もお伺いいたします。

また、お土産まで頂き恐悦至極に存じます。

トラッドなファッション、素敵でした。

今日はコレマデ。

大阪府堺市のI様 PAOトラディショナル『モケット60』納車おめでとうございます

モケットシート(ヘッドrストは着く)

PAOは所有するだけで自慢して良いのか

これは禅問答のようなものである。

菩提樹の下で開かれたブッダの教えによれば、世の中、形あるものすべて空であるから

「パオを自慢すること、すなわちそれもまた空である」と戒られるわけである。

人間の煩悩といふものは百八つあって、PAOに乗るコト自体が煩悩の塊である。

だから、パオ人類はやはりパオを所有することを自慢してしまう訳である。

しかしただ単に自慢するのは、それこそ煩悩そのものであるから

パオのコンディション、つまりはメンテナンスが行き届いた状態にする為の

不断の努力があって、初めてパオを自慢できるわけだ。

そして本当のパオ人類はパオをメンテナンスすることの大切さを

最大限に知った人種でもある。

パオ信仰とはそういったもので、油をさすだとか、タオルでゴシゴシ磨くとか、

アナログ的な日常のメンテナンスが崇拝の基本体系であって、

そこに、自分らしさをプラスしたいと云ふ煩悩にかられて

カスタマイズなど施す信者が後を絶たない。

勿論、わたしもその信者のひとりではあるが、

ド級のパオイストは同時にパオをカスタマイズする事の無意味さを

最大限に知った人種でもあると云うところに、すなわち空を感じる。

PAOとモケットシート

この度は、大阪府堺市にお住いのI様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナル『モケット60』をご覧頂く事に致そう。

今回のPAOであるが、昨年末に納車が行われたK様のPAOトラディショナル『モケット60』

と同時にご購入頂き、お友達そろってモケモケしていただいた。

謹製ウェル帆布 モケット60シート

謹製ウェル帆布『モケット60』シート

美しい茶色のモケット生地で張替えが施されたシート。

素材は全国各地の電車などで使用されている上質なモケット生地を

採用することにより、より耐久性、耐候性と時間の経過により

風合いが良くなっていくといふ。

※ヘッドレストは張替え済み。道路交通法的にヘッドレストは装着は必要。

謹製ウェル帆布 モケット60シートが登場

謹製ウェル帆布『モケット60』シート

絶妙にデザインが行われたモケット60は、合計で21色がご用意。

定番なところではこげ茶や抹茶、それにワインレッドといったところ。

それぞれがレトロモダンなテイストである。

謹製ウェル帆布 モケット60デザイン

謹製ウェル帆布『モケット60』シート

座面や側面、背面のすべてと

パイピングまですべてがモケット生地で張替えが行われるが、

同色のレザーなどとハイブリッドで製作しても面白いかもしれない。

パオちゃんとI様の記念撮影

PAOとI様の記念撮影

この度はI様、PAOトラディショナル『モケット60』納車誠におめでとうございます。

K様のPAOが先に納車された時にはやきもきされたと思いますが

2台そろってPAOが並んだ瞬間には圧倒されました。

それでは、次回の撮影はどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

何かを始める事は簡単だが

継続することはとても難しい。

by津田梅子

そうですねー。継続は力なりと言いますが、

継続することに力がいるとも取れます。