移り込み
ずいぶん日が落ちるのが早くなったものであるが、わたしの写真を撮る道具には
フラッシュやストロボなど存在しないから少なからず明るくなければ撮れないので
まさしく太陽の光と天候という運まかせである。
群馬は大阪より日没が早いのは当たり前であるが、いつもの大阪にいる感覚で
時間を過ごしていると、関東ではシャッターチャンスを確実に逃してしまう。
せっかくのスピードウェルリミテッドモデルが目の前にあるのだから
ちゃんと美しいところを撮影してあげないと大変失礼であり、
冬の午後3時近くの斜光状態にある太陽光下で撮影したが、
恥ずかしながら、やっぱりわたしがそのままPAOに写りこんでしまった。
いつも思うのだが写真は光と影の性質を十分勉強し理解する必要がある。
撮影を終えて、午後9時にM氏の元へお届けに上がらせて頂いて、
せっかくの納車なので今度はHi ISOのカメラで記念撮影をさせて頂いた。
今度は光が少なくてPAOにはわたしが写りこむことは無かったが、
数か月の製作期間を十分に待って頂いて、納車された瞬間にはすでに
オーナーの心がPAOに移り込んでいた。
PAO スピードウェルリミテッド 右舷前方姿見
この度は群馬県高崎市にお住いのM様の元へお届けにあがられた
PAO『SW-LTD』をご覧頂く事に致そう。
リミテッドモデルにはロイアルブルー(濃い)と、インデゴブルー(浅い)の2色が用意されており
今回はその浅い方のインデゴブルーで製作がおこなわれた。
PAOフロントフェス
ヘッドライトピークはいつもは少しねむたく愛らしい印象で
取り付けを行っているが、今回のPAOのイメージでないため、
オーナーの希望によりニュートラル位置に装着されている。
PAOフロントフェス
レイヨットのデッドストックフォグランプ。
すでに新しいものはほぼ手に入ることのない、レイヨット700シリーズ。
レンズカットが大胆な縦スリットが特徴であり、灯光時には丸く光る。
これがとてもオシャンティーな光り方である。
ダッシュパネルにルームミラーが鎮座した
正直見えやすいかと言えば、見えにくいと答えるダッシュミラー。
お洒落は我慢と云う格言がとてもよく似合うアイテムである。
謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー
ワインレッド一色に統一された内装の仕上がりに、
優しさを添えるインストルメントパネルのアイボリー色。
女性さしい印象がとてもCOOLである。
室内の雰囲気
移動中もドキドキわくわくする車内は、オーナーの思いのカラーにより完結する。
これから、お洒落な小物などマストなアイテムを飾ることにより
もっとオシャンティーになることだろう。
ダットサンバッジ
スピードウェルでの製作期間中にオーナーが探して
送ってきてくれたダットサンバッジ。
二個一組ということで、もう一個はインストルメントパネルの
グローブボックス全面中央に配することを勧進した。
PAOとM氏の記念撮影
この度はM様、PAOスピードウェルリミテッド納車誠におめでとうございました。
インストルメントパネルのカラーは本当にお悩み頂き、
とても素敵に仕上がった事をうれしく思います。
これからは、PAOと会話をしながら大切に末永くお乗り頂ければ幸いです。
今日はコレまで。
本日の名言
願望や目標をあなたの心の中で養い続けなさい
それがあなたの心を満たした時
真っ盛りの花のようにそれは開花します
あなたの願望に水をやるのはあなた自身です
byジョセフ・マーフィー
願望や目標、を持った時点で明日からすることも決まります。
それが水とういものなんですね。