パオの点火系の整備の巻!

どうも 本日もご覧頂き有難う御座います。
ウェルです。今日はパオの点火系のお勉強を致しましょう!
まず点火系は何をしているのかと言いますと、エンジンの仕組みから
ご説明しないとわかりづらいのでお勉強いたしましょう。
まずエンジンはキャブレーターというものでガソリンと空気を
混ぜ混ぜし、ガソリンと空気の混ざった物(以降は混合気)
を吸い込みシリンダーの中で混合気を圧縮させ、
プラグという物で火花を飛ばす事により混合気が爆発し
動力を得ているのです。口で説明するのは難しいので、コレぐらい
にしておりますが、そう、点火系とはプラグで火花を飛ばす
までのパーツの事を総称して言います。
まず、火花はどうして造るかと言いますと、コイルという物が
約3〜5万ボルトの電圧を造り、その電圧をプラグに送り込み
空中放電することで出来上がります。
すごいでしょ、バッテリーの電圧は約12Vですが、その電圧を
何万ボルトまでコイルが引き上げているのですよ!
今回はこてこて話はやめておきます。
パオの場合、点火系が弱ると、すぐにエンジンが不調になります。
エンジンがかかりにくいやら、排気ガスが黒いやら、加速が鈍い
やら、燃費が悪いやら、電子制御車でないからこそ、敏感に現れ
ます。
整備という面でのお話ですが、(今回はパワーアップを目的にしている
のではない)メンテナンスしてあげれば本来の持つべき力を発揮
できるのではないでしょうか。
今回の交換パーツは、
ディストリビューターキャップ、ディストリビューターローター、
プラグコード、プラグ、この4点です。

ローター(コイルから発生した電圧を4気筒のコードへ分配する物)

キャップ(ここにプラグコードが接続され、各気筒へ電圧が送られる)

ディストリビューター(分配という意味)中に新品ローターが写ってる

プラグコード(一機に電圧をおくる為、約10KΩ位の抵抗の線である)
一つづつご説明したいのですが、かなり長々した文になるため、やめ
ときます。

こんな感じになります(コードはこの後まとめる)
いやいやぱっちり点火することで、燃費やレスポンスは、
改善したでしょう。また、エンジンはバランスなので、
点火だけを良くしても実際100%の力は出し切れないでしょう。
整備士の鉄則 良い混合気 良い圧縮 良い火花
このエンジンによる三種の神器がすべて整った上でより良い
効率が生まれるのでありますなぁ〜。
本日は以上で御座います。
本日の名言
気は長く 心は丸く
腹は立てず 己は小さく 人は大きく

ものすごい〜の一言。こんな大人になってみたい!ウェルは心底思います。
なかなか真似はできませんが、こういう事がなっている人は本当に
すばらしいですな。昨今、野蛮な事件が多いですが、大人たちがしっかり
していないから、子供たちがおかしくなるのではないのでしょうか。
頑張れ大人。負けるな大人。時代に飲み込まれるな大人!!

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