愛知県名古屋市のT様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

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ヨーロピアンキルト

ラシーンは旅行カバンや家具というコンセプトと共に、お洒落なファッション

アイテムに対するアプローチが行われていた。

それは乗る人が主人公であり、そのお洒落を演出するための道具としての一部、

ラシーンデザイナー平林俊一氏の云う

いわゆるオーナーが描くための四角いキャンバスである。

だから、キルトを施したシャレたファッション的発想のタイヤカバーなどを

ラシーンに装着するというのは正しき思想であると、あたしは考えている。

そもそも、キルトはヨーロッパの寒冷地で発祥したといわれ、保温のために

布地に綿をはさんだのが始まりといわれているわけであるが、それは

中世に西ヨーロッパのキリスト教、主にカトリック教会の諸国が、聖地エルサレムを

イスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した『十字軍』の遠征に伴い

冬場の保温着としてヨーロッパ各地に広まったものである。

日本でもキルティングされた防寒着はお洒落なアイテムの一つとなってはいるから

遠路遥々、十字軍がこのキルトを日本にも広めたのかと

思いを馳せラシーンの頭上を見上げたら、

そこには赤添えに白い十字軍のらしき御旗が掲げられていた。

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ラシーントラベラー 前方正面姿見 大須

この度は愛知県名古屋市にお住いのT様の元へお届けに上がられた

ラシーントラベラー、サンドベージュをご覧頂く。

初めてご覧になられる方にも解りやすくお伝えせねばならないのだから、ご説明いたすが

ラシーンはその年式により販売されたカラーが異なった。

そしてこのサンドベージュは平成9年から12年までの間に販売されたカラーである。

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ラシーントラベラー 側面姿見

天井のルーフレールのカラー(シルバー)と同調し、背面タイヤのステーは

同じシルバー色で仕上げが行われたが、

バンパーやグリル、ホイールキャップなどは純正カラーを踏襲し

念入りにラッカーフィニッシュが施されている。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

外観のサンドベージュ色にコントラストの少しある赤茶系の生地を使用し

ナルディクラシックウッドハンドルと見事に調和する

60デザインにより張替えが行われた謹製ウェル帆布のレザーシート。

パイピングという装飾に黒を選定するオーナーのセンスは抜群だ。

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ラシーントラベラー 右舷後方姿見

この度はT様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。

お洒落なご自宅の駐車場にラシーンが入っている姿は、

とても美しい絵画のようでした。

それでは、また点検に記念撮影をよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

何かをしようとする時

何もしない人間が必ず邪魔をする

何もできない人間はできる人間の邪魔をすることにより

快楽を得ているという訳ですなぁ。

脳の判断は、実はできないことに快楽を得ているわけであります。

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