プリミティブ/原始的
文化的価値が高い茅葺き(カヤブキ)屋根はもっともプリミティブ/原始的な屋根
であり日本では縄文や弥生時代からさかのぼり観るコトができる。
特に近年では茅葺屋根を守ろうという運動が起こり白川郷や五箇山の
合掌造り集落(岐阜県)なんかは世界遺産(文化遺産)に登録されたのだから、
これは原始的なものを守るという運動だと言い換えるコトが出来るだろう。
今回はそのラシーンの開発時にあったキーワード『プリミティブ/原始的』が
その運動の一つに数えられるのではないかと感じているわけだ。
昨今のハイブリッド車が売れれば売れるほど、その原始的なクルマ
(原始的な機能、または機能美を追求したデザイン性のあるクルマ)の魅力が
お洒落ですこしでもこだわりの持っている人々にきっと理解されているのだろう。
ラシーントラベラー 左舷前方姿見
本日ご覧いただくのは長野県松本市にお住いのI様の元へお届けにあがられた
ラシーントラベラー(サンドベージュ色)である。
このサンドベージュ色は後期モデル(平成9年~12年)までのモデルのカラーリング
であり、エンジンは1500ccのモノと1800㏄の2タイプが選択できた。
I様のお住いは坂道も多い長野県であるから土地柄からすれば少し馬力のある1800㏄が
お似合いであり、I様のはその1800㏄を選択されたのであった。
謹製ウェル帆布 50スタンダードレザーシート
熟練のクラフトマン達が手間隙かけて一脚づつ張替えを行う美しいレザーシート。
安価なPVCレザーなど一切使わずMADE IN JAPANを守り続けている。
新色も増して、オーナーの思いのカラーに張替えを施し
ラシーントラベラーは完成するわけだ。
謹製ウェル帆布 タイヤカバー張替え
こちらもおなじくオーナーのこだわりのカラーに張替えを行う。
外装のカラーと綺麗にコーディネートすれば、
街行く方に声をかけられることは間違いはない。
I様とラシーンちゃんをガシャ!!
この度はI様、ラシーントラベラー納車まことにおめでとうございます。
とても気に入って頂けたようでこちらも嬉しく思います。
これからは、ラシーンちゃんと一緒にあちこちお出かけしてください。
帰り際もお送り頂きとても恐縮です。
どうもありがとうございました。
今日はコレまで
本日の名言
変化するものが生き残るのだ
byチャールス・ダーウィン
その通りで御座いますなぁ。
現状維持は後退である。発展があるから継続するのである。
というのと同じようなことですかな。