パオのメカニカルチューニングサウンド

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オーバーヒート

人は何かと熱中しすぎるとオーバーヒートするものだ。

時に男というものはオーバーヒート気味であることに快楽を覚えてしまう事さえある。

それはあえていうと子供のような、とか幼稚なというような言葉で比喩されることが

あるわけだが、なかなか男というものは大人になれずにいるからずっと子供なのだ。

それでは今回は2012年7月15日に岡山国際サーキットで開催された

Tipoオーバーヒートミーティングでのパオ1100㏄エンジン『MA11SW型』の

メカニカルチューニングサウンドの一部をYouTubeにアップしたので、ご覧頂くコトに致そう。

1100㏄にボアアップが施されたパオのエンジン。

吸気系には往年のレーシングキャブレーター『ウェーバー』が鎮座し

その小気味良いウェーバーの吸気サウンドがサーキットでは人気者に。

Tipoオーバーヒートミーティングは今年で2年目の参戦ということで

チューニングの真価が問われる時期が来たようだ。

そして今年はもう一台が同じくして参戦するコトとなった。

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マーチレース6年連続タイトルカー (お抱え運転手は度胸がない)

スピードウェルでは今年はマーチとパオの2台でレースに参戦。

こちらの車両はあたしの恩師である城野氏が手掛けた日本一速いマーチである。

城野氏はニッサンのニスモのメカニックなども務めたが、なんとF1のメカニック。

どおりでマーチが速いわけだ。

そしてどういう訳か城野さんの宝物をあたしが預かるコトとなり

スピードウェルで出走の整備を終えて約20年ぶりにサーキットに復活させるコトとなった。

サーキットでは、この車両を当時から知る人も多く、皆が眼を輝かせ覗きこんでいたから

よっぽど人気のあるマーチであることがそこでようやく理解が出来たのである。

今後は年に1度だけTipoのレースに参戦するコトと、動体保存をココで皆に約束した。

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マシンの総合テストを終えた。

本日はその速報とまではいかないが、Tipoオーバーヒートミーティングの出来事を

少しご紹介させて頂いた。当日は皆様のご支援もあり事故もなく終えるコトが出来ましたので

この場をお借りいたしまして厚く御礼もうしあげます。

また、スピードウェルではこうしたレースに参戦することにより、

部品の性能を試験しより良いアフターパーツ造り、整備の技術向上などを

目標にいたしておりますので、臨時休業はご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

パオのメカニカルチューニングサウンド” への2件のコメント

  1. 熱い! 熱すぎる!! 失禁しそうだゼぇ!!!
    言い旧されてしまった言葉が浮かんだゼぇ。。。『羊の皮を被った狼』(by ハコスカ)

  2. 風来去さま
    当日は気温も上昇し私自身がオーバーヒートしました。
    羊の皮を被った狼もとい、羊の皮を被った仔羊かもしれません。
    しかし、メカニカル的なチューニングはとても魅力的で、音、匂い、振動
    心が揺さぶられます。

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