5ZIGENと共同開発!日産PAO&Be-1用 エコステンマフラー試作品の音質は最高の巻!!

どんもす!ウェルです。
遂に日産Be-1&PAO用、エコステンマフラーの試作があがった!!
待ちにまったこの日がとうとう来たのだ。
今回のマフラーは必ず往年の名器と呼べる様、5ZIGENとスピードウェル社で
共同開発を行っているのは皆もご周知の通り。
その中で今日は、音質、音量に焦点をあてご覧頂くコトに致そう。
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その前にまず出口形状の仕上がりは!。
ステンレスで仕上げているが、純正のほのかなかほりが漂う
『外カール』という仕上げが、最高の出来栄えを約束する。
純正品より若干ではあるが直径がやや大きくなっているところが
交換しましたよと言わんばかりに小憎い演出である。
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本邦初公開となったか!!5ZIGENのシャシダイナモだ。
後にこの場所で馬力&トルクの測定も行う事となる訳だが、
なぜココまでやるかと申せば、製品造りに対して絶対の自信があるという事と
もう一つは本当に良い物を目で見て確かめてもらいたいからだ。
ばちモンであればココまで見せれないであろう。
今日は、音質と音量という事でシャシダイナモは不要なのだが
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5ZIGEN矢野氏が用意しているのは音量の測定器。
法規にも定められた方法で音量を測定する。
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これがコンデンサーマイクだ。
コンデンサーマイクとは指向性に優れ、周囲の音は拾わず
直線的に向いている音のみを拾うという性質がある。
そう、マフラーの音のみを拾い、音量を測定するという公算。
本来なら野外で行うべきなのだが、測定が夜間だったということで暗く
今回は5ZIGENの明るいピット内で行った。
それでは最初に、試作であがったエコステンマフラーから測定を行う。
20090917e.jpg
これが、法規で定められたマイクの測定位置だ。
全てはこのルールに則り測定が行われる。
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これが、噂のウソ発見器。
そう、コンデンサーマイクから拾った音量のデーターが
この測定器にグラフとなって書き込まれる。
そして、そして。
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これが、回転計(タコメーター)だ。
パオにはタコメーターが存在しない。
さらに、存在していてもどの車種も本当の回転数をきっちり表示出来ているとは
限らない。
そこで、本気のタコメーターの登場となった。
これで、主役は揃った。
20090917h.jpg
遂にエンジンに火が入った。
マフラーに熱がこもる。
とうとうこの日がやってきた。
そしてPAOのアイドリングが始まる。
子気味よいドライでローピッチなエグゾーストノートが
ウェルの心臓にこだまする。
純正とは違った音色がなんとも交換しましたよとアピール。
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回転は一気に4500RPMまで上昇。
PAOの最高出力は6000RPM 52馬力。
測定には最高出力の75パーセントまで回転を上げる必要があった。
どんどんマフラーに熱がこもる。
そして、音量の測定結果が出た。
20090917j.jpg
グラフ上でなんと85db。
おお~静音ではないか。
音質はふくよかなローピッチでさらにドライ。大人らしくエレガントな印象。
まとまった音がすこぶる素晴らしい。
格段に音のつぶが揃っているので芯があり、
音量は上がったなと思っていたのだが、予測に反して音は静かであった。
音色と音量は別物である事も確認出来た。
この試作時点ではベターである。
そして、純正のマフラーをテスト致そう。
今回は、同じ条件をという事もご覧頂かないと気がすまない。
20090917k.jpg
という事で、並べて測定を行うことになった。
どうだ、ココまでご覧頂ければ本気度も伺えるであろう。
20090917l.jpg
測定結果がこれだ!!
パンパかパーン。
右から純正のマフラーの音量、中心がエコステンマフラーの音量。
なんと、両者とも85dbと
全く同じ音量という測定結果ではないか!!
音量は変わらないが、エコステンマフラーは音のつぶがそろい
芯がはっきりしているので音量が上がったと勘違いする。
しかし音量が純正と同じとあらばこれ以上ない出来栄え。
矢野氏曰くある程度の計算でタイコを試作したということだが、
ココまで理想通りのサイレンサーに仕上がるとは恐れ入る。
という事で、今回試作マフラーの音量測定をご覧頂いたのだが、
あくまでも、純正マフラー交換対象品という
材質、デザイン、音質&音量を高いハードルで求めた結果がココにある。
そして以降は、馬力&トルクまで明らかになるのだから目が離せない。
低速トルクが増す=待ち乗りで燃費が良くなるという理論を元に
この特性を追求し出来上がったマフラーは全てにおいてバランスが良く
名器になること間違いないであろう。
20090917m.jpg
おおっと~フロントパイプからキラキラ光っているが
これ以上はお預けである。
今日はコレまで~。
本日の名言
批評は批評を呼んで循環する
by三木清
そうですなぁ~。批判は循環し、元に戻ってきます。
批判ではなく意見をしてはいかがでしょうか?

5ZIGENと共同開発!日産PAO&Be-1用 エコステンマフラー試作品の音質は最高の巻!!” への2件のコメント

  1. いよいよですね♪
    マフラー出口のタイコ部分に
    スピードウェルのロゴを小さく入れたら
    カッコイイーと思うのですが
    いかかでしょう?

  2. どんもす。
    お世話になります。
    いやいや、このデザインは純正のを
    模した仕上がり。
    SWのロゴを入れるなど恐れ多いと存じております。
    しかし、JASMAのコーションプレートは
    取り付けられ、シリアルナンバーも
    刻印されるという。
    まだまだ試作段階では有りますが、
    すんごい事に気づきましたので
    また、後日のブログでお楽しみください。

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