○日産パイクカーデザイナー 古場田良郎氏のこだわりの巻○

ドンモス=ウェルです。

さて皆様、本日は昨日の号外に続きBe-1、PAO、FIGAROの

パイクカーの祖、チーフデザイナー古場田良郎氏のデザインに対するこだわりと

5月1日に何かが起こる!!をご覧頂くことに致そう。

チーフデザイナー古場田良郎氏

チーフデザイナー 古場田良郎氏

スピードウェルではトップページでもご紹介させて頂いておりますが、

初めてご覧になられる方もおられるのでご紹介。

古場田良郎氏は1977年に日産自動車に入社。

日産自動車デザイン本部在籍中は、数々の量産車のデザイン、

同社CIデザインシステム導入プロジェクトを始め、各種先行開発、

および限定生産車「Be-1」「PAO」「FIGARO」の商品企画、デザインを手掛け、

パイクカー(高感度商品)戦略の基礎を築かれた。

現在は、企業イメージの形成や企業、各種団体、地域などの活性化に向け、

情報と情緒をもとに、モノ本来の基盤を高めながら商品価値形成を行い

ヒトとモノと社会の良い関係をカタチづくるためのさまざまなデザイン活動

(コーディネート、ディレクション、プロデュース)など行われている。

Be-1の4つの原案

Be-1開発時の4つの原案

おおっといきなりデザインの原案の画像がアップされたわけだが、

5月1日にはいったい何が起こるのか。

パイクカーが製造されて四半世紀が経とうとしている現在、

当時の出来事、それもデザイン時のお話などは非常に興味津々である。

しかし、Be-1以外の車は直線的なデザインが目立つ。

丸い=旧いというパラダイムがそこには存在したのだろうか。

古場田良郎×由良拓也

古場田良郎×由良拓也

デザイナーが意図した事とは裏腹に評論家たちは自身の感覚。

ミニと比べられても、そんなものどうだって良い。

もちろんミニにはミニの良さがあるわけだが、勝負しているところは

全然違い、つまりはそういうことである。

ちなみに、ミニはオイルショックが引金となり小さくて大人4人乗れるクルマを

サ‐・アレック・イシゴニスがデザインを手がけた合理的なクルマ。

ではBe-1は!?それは5月1日に何かが起こるのか!

当時のPAOの評判

当時のPAOの評判

なぜかまたミニと比べられる。それは、日本では他とはくらべように

ならないほど、異色のクルマ(パイクカー)であったということだ。

う~ん、この記事も読みたいなぁ。5月1日に何かが起こる?

山代温泉 古総湯

加賀 山代温泉 古総湯

古場田良郎氏が温泉街の景観をデザイン。

一昨年には中心部に、明治時代にあった古総湯を再興。

1300年という時を超え現在に山代温泉の魅力が堂々とあふれている。

古場田氏曰く、文化財を目指す訳でなく、かならず文化財になるだろう。

山代温泉のデザイン案

古総湯のデザイン

文化財ともなるよう手がけられたデザイン。

頭もあらえない。体もあらえない。石鹸もつかえないという

男らしい古式ゆかしい入浴方法も踏襲されている。

文化と伝統、そして古場田氏のこだわりを全身で感じることができ、

パイクカーが好きな方には一生に一度は訪れなければならない温泉に

ウェルは認定させて頂く。

一番湯の札

翼の王国にも掲載された。

そう、飛行機の機内に配布されている翼の王国。

そこには、この古総湯も掲載されている。

※右側の札はその日最初に入った方に贈られる縁起の良い一番札。

九谷焼 機械式腕時計

九谷焼機械式腕時計

日本を代表する色絵磁器「九谷焼」は江戸時代前期、大聖寺藩の初代藩主

前田利治公が領内の九谷村において登り窯を築かせ、焼物を焼かせたことに始まる。

しかし40年ほどで謎を残して窯は廃絶。この「古九谷」が消えてから120年後

大聖寺藩の豪商・吉田伝右衛門が再興、その後山代温泉に窯を移したが、

この窯もわずか7年で廃窯。以来加賀の地では伝右衛門の信条だった「一品主義」を守り、

手づくり手描きによる作品づくりが受け継がれてる。

この腕時計は「身につける九谷焼」をテーマに、現代のものづくりの技術と

伝統的な九谷焼の技法、さらに当地で400年以上の歴史を持つ山中塗の

蒔絵技術をいかし、九谷焼の文字盤をベースに加賀の陶工、

蒔絵師がひとつひとつ手づくりしたものです。

古場田氏はこうした伝統工芸品と工業製品を合わせた全体的なデザインも手掛けられている。

一品主義、パイクカーにも通用する響きだ。

坂網鴨のブランディング

坂網鴨のブランディングデザイン

日本で唯一、天然の鴨を狩猟するその伝統の技法『坂網』。

以下読売新聞より抜粋。

加賀市ブランド推進協議会は、江戸時代から片野鴨池で行われている

坂網さかあみ猟で捕獲された天然カモを「坂網鴨がも」と命名した。

15日に解禁される今季のカモから1羽ごとに木札のタグを取り付ける

認証制度を導入、天然カモのブランド化を目指す。

坂網猟は飛び立つカモをめがけ、Y字形のさおの先に網を張った坂網を

空中に投げて捕獲する手法で、大聖寺藩が武士の鍛錬をかねて奨励した。

現在は、大聖寺捕鴨ほこう猟区協同組合の22人が伝統を伝えており、

県の有形民俗文化財に指定されている。猟期は15日から来年2月15日まで。

杉の間伐材を使った木札(縦9センチ、横5・5センチ)は、同組合が

捕獲したものにつけられ、さばいて肉質を確認したものには、

「古式猟法 坂網鴨」「加賀國大聖寺藩」と記された認定証をつける。

また、坂網鴨の味覚や坂網猟の歴史を解説したリーフレット(日本語、英語併記)も作成する。

市商工振興課によると、坂網猟で捕獲されるカモは年間約200羽。

市内の2軒の料理店で高級食材として使われている。

今後、市内の旅館などでもカモ料理を楽しめるようにしていきたいとしている。

来年1月26日と2月3日には市内の料理店で、認定証などの文字を

揮毫きごうした同市出身の料理人道場六三郎さんらを招いた

坂網鴨の食談会を開くなど、新たな加賀ブランドとして全国発信する。

ということで、いろいろなブランディングを行う古場田氏。

そして、あれれ、あれ、この木札はどこかで?!

11月のパイクカーオフ会(うなオフ)に参加された方たち限定の喜びがある。

5月1日は何かが起こる!?

それでは、是非とも楽しみにして頂こう。

今日はコレまで~。

本日の名言

あなたの夢は何か、

あなたの目的とするものは何か、

それさえしっかり持っているならば、

必ずや道は開かれるだろう。

byマハトマ・ガンジー

間違いありません。しっかり持っていればあきらめることなど

無いわけであります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です