号外○日産RASHEEN デザイナー平林俊一氏の車両整備の巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日は日産RASHEENのデザイナー、

平林俊一氏が所有するRASHEENの整備をご覧頂く。

今回はその整備内容などを、皆様に少しだけ御拝観頂くその訳は

当時、デザインを行われたお方が今でも大切に乗り続けているコト。

その素晴らしさに熱い思いがこみ上げてくると共に、

現在もしくは今からラシーンオーナーになろうとされている方々にとって

希望と勇気を与えて頂けるからに他ならない。

ラシーンデザイナー 平林俊一氏の愛車

ラシーンデザイナー 平林俊一氏の車両 平成7年式 タイプ2 サンルーフモデル

今回は24か月点検(通称=車検)をスピードウェルにより行わせて頂き候。

走行距離はオドメーターの不良により正確ではないが、おおよそ20万Kmに近く、

きっちり整備を行えばまだまだ走れるコトを証明しているようだ。

ドライブシャフトブーツの交換

ドライブシャフトのブーツは交換

こちらは前輪の左右のブーツ交換が今回行われるコトとなった。

特に足回りは走行距離に応じて交換が必要なパーツ

(ブレーキパッドやゴムブーツ類など)が存在し、

定期点検などで不具合を発見次第、交換すれば問題はない。

パワーステアリングラックのブーツが切断

パワーステアリングラック部のブーツも経年劣化

この部品はパワーステアリングの摺動部に埃などが混入しないために

ゴムブーツで覆い隠しているわけだが、経年の劣化により切断されている。

また自動車を駐車する際、ハンドルをまっすぐにしない性格の方も

ゴムが伸びたままになるのでちぎれやすい。

今回はその経年の劣化だ。

ヘッドカバーパッキン類からもエンジンオイル漏れ

ヘッドカバーパッキンよりオイル漏れ

GA15型エンジンはオイル漏れは実に多く(GA15型に限る訳ではない)

まあまあエンジンオイルは漏れてもよっぽどでない限り別段心配は要らないが、

エンジンルームと、直下の地面が汚れることが少し気にはなる。

特にヘッドカバーは、ほぼすべてのGA15型エンジンは漏れる癖があり、

修理とならばパッキンの交換を行う事により、すぐすればすぐすむ。

ウェルリプレイスメントマフラー

ウェルリプレイスメントマフラーの状態を確認

昨年5月に平林俊一氏の車両に装着されたウェルリプレイスメントマフラー。

その後の状態を点検するが、サイレンサーやテールパイプ共に

見事なほどに輝を発していた。

さすがのSUS304とSUS436のハイブリッドステンレスマフラーである。

油絵のような補修は平林俊一氏によるもの

まるで油絵のような、お洒落な補修

これは平林俊一氏の腕によるもの。

時代をかさねてきた証であり、随所に凹みなどがあるわけだが、

それは思い出としておいといて、ご自身により補修が施されている。

時間と共に古びてゆくのは当然のこと。

がしかし、ただ乗りっぱなしではこういう素敵なエイジングは見出せない。

そこには、クルマに対して自分なりの愛情や愛着があるわけで、

良いとか、カッコよくといった意味で

年をかさねてゆく、大人の生き方が感じられる。

平成24年2月号のモーターファン別冊に掲載

平成24年2月号のモーターファン別冊『90年代の国産車のすべて』に掲載

もう一度、過去の国産車に驚いてください。

というタイトルから始まる訳だが、ラシーンの記事を一部抜粋しよう。

『クルマではなく乗る人自身が主役になれ、日常生活の中で

扱いやすい(普通のくるま)が、これからの時代に求められるクルマの

姿ではないか』

そう、以前平林俊一氏にお尋ねした時に頂いたお話は、

『ラシーンは乗る人にとって四角いキャンバス』や、

『日本四駆』 日本の土壌に合った四輪駆動車の意

であったが、その通りのコトが記事になっており、読み応えと気合十分。

今でも当時と同じ、もしくは当時以上の人気を誇るクルマといっても

過言ではないだろう。

そして現在においてはそういう新車が出てこないことが非常に気がかりだ。

ということで、本日はラシーンデザイナー平林俊一氏が所有する

ラシーンの車両整備をほんの少しご覧頂いた。

そしてまだまだ、ラシーンは走り続けることだろう。

今日はコレまで~。

本日の名言

石の上にも三年という。

しかし、三年を一年で習得する努力を

怠ってはならない。

by松下幸之助

師と仰ぐ、松下幸之助翁の名言でございます。

人間努力するというものは自然な訳でありますが、

この志を持って進みたいものであります。

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