アメノムラクモノ剣
熱田神宮は皇室の三種の神器の一つ、草薙の剣が祀られている。元は、出雲のスサノオがヤマタノオロチの尾を切った際に出てきた剣『アメノムラクモノ剣』が大和政権の手に渡り、12代垂仁天皇の皇子、ヤマトタケルノミコトが熊襲退治の為に持ちだし、現在の静岡県静岡市の草薙という地で、熊襲が放った野火を剣で払った事により草薙の剣という名に改名されたわけである。時はながれ、源平の戦いで壇ノ浦において草薙の剣は安徳天皇と入水して失われてしまったというのは実話であって、現在の受け継がれている三種の神器である草薙の剣はレプリカである。となるはずである。そして、市井の人は現在の草薙の剣は平安時代以降の物であると思っていたはずだ。だが歴史は非常におもしろい。実はヤマトタケルが熊襲を討つために持ちだした剣は、草薙の剣ではなかった。草薙の剣はヤマトタケルが東国へ熊襲を討つ旅にでるところで、自身の分身として妻に預けていたのである。そして、その剣が祠で祀られていたのが、熱田神宮の前身であったのだ。そう、いまでも熱田にはヤマタノオロチの尾から出てきた出雲の聖剣アメノムラクモノ剣、別名草薙の剣が御神体として祀られているのであった。
この度は愛知県名古屋市にお住いの、W様の元にお届けに上がりましたラシーントラベラーをご覧頂きます。シダーグリーンカラーはラシーンの中でも希少色であり、なかなかめぐり合わせが無いと手にすることが出来ません。今回の車両は、その中でも特に状態の良い車両に手を施して製作いたしましたので、長くお乗り頂ける事と思います。W様、長くお乗り頂けます様に。
今日はコレマデ。
本日の名言