ヨーロッパの様式
ラシーンは本来は内側が四角く、外側が丸いハイブリッドされたヘッドライトが特徴的で、わたしは純正デザインが気に入っている訳であるが、 かの巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが手がけた初代ゴルフの丸目のようなスタイルが、昨今でも人気を博しており、そのようなイメージで仕立てるとこの写真のようなフロントフェースとなる。フロントグリルは色の入れ方次第で、まったく異なった見栄えとなるのだから、特に拘りたいところである。さらに今回のラシーンは、やり過ぎないように、ルーフレールやドアのアウターハンドル等はブラックペイントを施さず、純正カラーを踏襲している。お洒落は引き算とは、この事である。
この度は、岡山県岡山市にお住いのH様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きました。サンドベージュのこれまた走行4万キロ台という珍しい車体をベースにレストアを施し、フロントフェースなどはオーナーの個性に合わせて製作が進められました。ウッドハンドルやパネルペイント、シートカラーの調整等、オーナーの拘りがふんだんに反映されております。この後、天井にはSWオリジナルのルーフキャリア等取付も行われる予定です。H様、この度は納車誠におめでとうございました。また、沢山のお土産も頂き恐悦至極に存じます。
今日はコレマデ。
本日の名言
運がいい人も、運が悪い人もいない。
運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ。
by中村彰宏