ラシーン フロントドア スピーカー交換の巻 初級編

どんむぉ〜おらウェルだどん。
さて、今日も暑かったですが、各地で花火大会など行われ
お祭り日和で御座いますなぁ〜!
という事で、車での移動中に聞くミュージックの音に
少しこだわって行こうと、今回は初級編をご紹介致しましょう。
今回、装着するスピーカーはカロッツェリアさんの
TS-J16Aという機種で御座る。

ウーファー部には適度に内部損失を与えているアコースティックコーンが!
そう、スピーカーと簡単に申しましても色々なメーカーから
色々な造りのものが出ておりまして、音の好みで選択するのが
一番よろしいかと思われます。
本当の楽器の音というものを再生する(原音に忠実)ような
スピーカーなど厳密に言えば存在しませんなぁ。
音などは所詮自分が好きな音が一番良い音になるので
御座います。

クロスオーバーネットワークが付く!
このスピーカーはコアキシャル2ウェイと申しまして、
ウーファーの中心に高音をつかさどるツィーターがあるというのが
特徴!!
低音と高音を分割して割り振りしているのがクロスオーバーという物!
先ほどの良い音の続きですが、お金をかければかけるほど、
表現力豊かな音を再生できると言うほうが望ましいでしょう。
例えば、ギターの指から弦が離れる時の音や、少しエロイですが
ヴォーカルの息使いまで、今まで聞こえることの無かった音が
実は存在しているのです。

ツィーター部はフィンが取り付けられており角度を調節できる!!
↑このスピーカーのミソがココに有ります。
高音は指向性(音の飛ぶ方向)が強いので、例えばこのスピーカー
をドアに取り付けましょう。一般的なコアキシャル2ウェイの
右スピーカーであれば高音は足元を通り助手席側方向に
左スピーカーは運転席の足元に音が飛び、運転席、助手席の
人の耳へは高音が届きません!!
このスピーカーはそれを改善すべくツィーター部にフィンを設け
角度を調整して運転手助手席の人の耳の方向へ音を飛ばすという。
まさしく猫の手を借りたような仕掛けがあったので御座った!

内張りを外すところ!
内張りは左右のプラスチックネジを4本と下側のプラスネジを3本
中心のドアの取ってのところにふたをされたネジが1本。
あと、ドアインナーハンドルの受けを外せば内張りを外す事が
可能で御座る。

内張りを外した様子!
↑左下にあるのが運転席側ドアのスピーカーで御座る。

スピーカーを拝見!!おおっと〜すでにエッジ部は脱落している様子。
やはり10年くらい経てばどのようなスピーカーでもエッジは
悪くなるものですなぁ〜。
交換時期とでも言いましょう。またエッジが悪くなれば音も
当然悪くなるので御座る。

スピーカーを外した様子!内張りの中のビニールのカバーが見える。
↑このビニールのカバーはサービスホールから室内へ水が
進入するのを防いでいるのですが、音には悪影響。
防振処理を施すならば全て取っ払って制震シートを張るので御座るが
今日は初級編という事でDIYで出来るところをご紹介しております。

配線はとっても簡単。同じカプラーを差し込むだけ!!
↑クロスオーバーネットワークは先にドアパネルの裏側に
配置し留めるので御座る。色気を出して内張りの外に見せる方法
も有りますが、今回はオーナー様のご意向で見せないように致し候。

スピーカーをきっちり取り付け致しました。
↑スピーカーという物は前後の振動で空気を震わせ音を作っている
ものですので、きっちり振動できるようにがちっとドアパネルに
くっつけなければいけません。
少しでもエネルギーが逃げれば音も悪くなるので御座るよ。
また↑のお写真のツィーター部をご覧くだされ。

ツィーターを耳のある方向へ調整した様子!!
さっきの写真と見比べてくだされ。
ツィーターの向きが変っているでしょう。
こうする事により、より臨場感が溢れるという。
さて、取り付けを終えた所で、音を食す。
センターユニットの影響も有りますが、このスピーカーは
特にアコースティックサウンドには優れている(ウェルの主観)
中域はまろやかで、高音に向かってなだらかな印象が特徴ですな。
高音はイヤミなく、つんけんした音はなりません。
低音は、デッドニングをしていないにも関わらず、前へ押し出してくる
感は有ります。バスドラムの響きは素直な印象。
トータル的にはリーズナブルではあるがかなり好印象な機種で御座い
ましたぞ!!
さてさて、皆様〜今日はスピーカー交換、勉強になりましたでしょうか!
パオのスピーカー交換は以前行いましたが、また
デッドニングの基礎から皆様と一緒にお勉強致しましょう。
今日はコレまで〜。
本日の名言
大事をなそうと思うなら 小事を怠るな 
小事が積もって大となるのである

by二宮尊徳
チリも積もれば山となり、小さなことからコツコツと〜
何事も精進しなければなりませぬなぁ〜。
大事をなそうと思うなら小事を怠る事なかれ!!

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