Post date / 2011年10月8日

☆奈良県桜井市 M様 FIGARO レストア納車おめでとう御座います☆

どんもす=ウェルです。

さて皆様、遂に10月の3連休ではありますが如何お過ごしでしょうか。

本日は奈良県は桜井市にお住いのM様がオーナーとなられたFIGAROを

ご覧頂くことに致そう。

FIGAROとは1991年(パイクカーと呼ばれるなかで一番後発)に

3回の抽選予約により限定2万台という台数で販売された車である。

フィガロ 前方正面姿見

フィガロ カラー名はエメラルド 前方正面姿見

スピードウェルでは稀に販売されているFIGARO。

機関類、足回り、ボディー、内装とバランスよく仕上げることにより

これからも長い付き合いができるモデルである。

フィガロ フロントフェース部

フロントフェース部を撮影

フィガロのボディーにはあちこちに銀モールがおごられ

全面的にクラシックさが演出されている。

鍍金=古い物という感覚をお持ちの方もおれば、

若い世代には真新しいものとして受けいれられているようであり、

最近の国産車では鍍金パーツがなんらかの形で(新しい使い方を模索した)

増えていることに時代が繰り返されているコトを感じてしまう。

ウェル的には鍍金バンパーは車の基本と認識していたが、原始的と解釈するほうが

正しいかもしれない。

フィガロ 後方姿見

フィガロ 後方正面姿見

トランクのアウターヒンジやナンバープレートの台座、バンパー

テールランプのリムなどもすべて鍍金パーツで装飾。

パイクカーのなかでいちば豪華な仕上げが施されている。

1991年当時の車産業の風潮では、流線形、鍍金レス、馬力、スポーツなど

そういった感覚であるのに対し、東京ヌーベルバーグ(東京の新しい波)と

タイトルが付いていたわけであり、これが非常に興味深い。

フィガロ 斜め前方姿見

フィガロ 斜め前方姿見の様子

フィガロはオープン2シーターのような錯覚にとらわれるが実は4人乗り。

ただし、後部座席の背もたれは垂直に立ち、長時間もたれることなどは

できない。あやまって後部座席に乗ろうものなら間違いなくエコノミー症候群に陥るだろう。

だから、やはり2人乗りと思って問題はないようだ。

しかし、その4人乗れるが2人しか乗らないとか贅沢なところが

フィガロの魅力でもあるようだ。

謹製ウェル帆布 フィガロ ダッシュ張替

謹製ウェル帆布 ダッシュパネル全面 レザー張替え

フィガロの内装はダッシュパネル上面とフロアーカーペットを除き

ホワイトで統一されており、特にヨーロッパの方々に人気。

イギリスではフィガロの専門店ができるほど並行輸入されている。

外国の車的な造りこみがきっとうけているいるのだろう。

フィガロ メーターはクラシックなデザイン

メーター廻りもクラシカルなデザイン

クラシカルなデザインは現代人において心休まるデザインと表現されることもある。

単純に丸型だとか四角型だとか、いびつでないデザインは心理学的にも安定しているようで、

現在のいびつな新型車にはウェルのような古い人間には安心する隙が存在しない。

これからの時代は、新車ばかりでなく、心休まる旧い車をレストアして楽しく乗る

という感覚もありだろう。

またエコやロハス的感覚や、これからの時代の波に乗る、

それがEVフィガロ(フィガロ電気自動車)を製作する

大阪電気自動車が題した『大阪EVヌーベルバーグ』の発想だ。

謹製ウェル帆布 フィガロドアトリム張替

謹製ウェル帆布 フィガロ ドアトリム張替え

ドアトリム(内張り)も全面で張替をおこなった。

今回は純正よりさらに豪華さをプラスするため、肘置き部に

折り返し合わせステッチでラインを一本プラス。

これにより上質さがさらに増しさらにフィガロらしくなった。

謹製ウェル帆布はこういう細かなデザインはプロダクトの価値を高めると

位置づけており、さらに魅力ある仕上げに磨きをかけている。

いつでも、ごはんお茶碗三杯は食べれる、そんな高揚感がたまらない。

謹製ウェル帆布 フィガロ レザーシート張替え

謹製ウェル帆布 フィガロ レザーシート張替え

フィガロは純正では本革が使用されており、コンパクトカーにその本気度が気持ちいい。

いろんな意味でパイク(とんがった)カー(車)であることが伺える。

今回の張替は最新の合革防汚レザーを採用し経年の劣化にも対応している。

スピードウェルでは本革もしくは防汚合革と選択することが可能だ。

フィガロ エンジンルーム

フィガロのエンジンはマーチターボの後期型が搭載

パイクカーのなかで一番車両重量があるのがフィガロ。

その重量のため、Be-1やPAOに搭載したMA10S(自然吸気)エンジンでは

非力と判断されたようである。

今回は、走行距離は5万キロというわけだが、スピードウェルでは

走行距離にかかわらず、タイミングベルトやウォーターポンプ

オイルシール類などは標準で交換が行われる。もちろん消耗品である

プラグや、ハイテンションコード、エレメント類、ベルト類など全交換だ。

ちなみにミッション形式はATのみの設定ではあるが、神奈川のパイクカー工房さんの

ところではブリブリのMT仕様も製作されているようだ。

フィガロ ルーフトップ張替え

謹製ウェル帆布 フィガロ 天井張替え

経年の劣化でそろそ縮みがひどくなってきたフィガロの天井。

なにもあきらめることもなく張替えは可能である。

まだまだ、パイクカーはこれから。そしてパイクカーの新しい時代の幕開けだ。

今の時代にこそ、個性があり、主張でき、楽しく思い出が作れる車、

そういう車を大切にしなければならない。

フィガロ納車おめでとうございます。

M様とフィガロをキシュ!!(CANONの音)

M様、この度はフィガロ納車誠におめでとうございます。

これからも、大切にお乗り頂けることを楽しみに致しております。

今日はこれまで~。

本日の名言

過去のものといえども、

真に価値あるものは、

常に新しさを含んでいる。

by柳宗悦

こりゃ~パイクカーにもってこいの名言で御座いますなぁ。

真に価値のあるもの、間違いありません。

ただ、この価値をわからない人が多いことに残念でなりません。

Post date / 2011年10月6日

○日産フィガロ EV(エレクトリックビークル)製作のつづきの巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、雨も上がり本日は如何お過ごしでしょうか。

今日はスピードウェルの電気自動車部門、大阪電気自動車が製作を繰り広げている

日産フィガロのEV製作のつづきなどご覧頂く。

1991年製 日産フィガロ ミニチュアカー 当時物

YONEZAWA製 日産フィガロ ミニチュアカー 1991年当時物

なんと本日はこれまたレアなアイテムより始まるわけだが、

おもちゃらしく赤色とか非常に楽しいものだ。

ダイヤペットとは非常になつかしい

ダイヤペットとの表記はなんともなつかしい感覚。

今の若者達には申し訳ないが、この感覚は非常に幸せな時代であった。

おもちゃなのに金属製で重量感があり、今の値打ちのない外国製のプラスチックの塊

とはわけが違う。

その感覚は、今の日本車にも同じことが言えそうだが。。。

フィガロ ミッションとモーターのドッキング位置を測定

モーターとトルクコンバーターとのドッキング位置を測定

ストレートエッジやノギスを使いトルクコンバーター側へ

モーターシャフトをいくら出せばよいのかを測定している。

まあ単純な作業であるが、絶対的な精度が求められるため

なんどと繰り返し時間をかけておこなった。

モーター側へ取り付けるため穴をほげる

リングプレートは先にモーター側に装着する。

モーターとプレートの接合部は企業機密であり残念ながら

ご覧いただくことはできない。

ミッションとモーターの仮合わせ

ミッションとモーターを仮組する。

電気自動車で一番難しいのはモーターとミッションの接合と

さらに芯を出すことだろう。これが終われば半分作業は終了だ。

しかし、今回は新しいシステムを導入することにより

まだ2割の進み具合。

S45C以上の強度のあるボルトを使用

S45Cという規格のボルトやそれ以上の強度のあるボルト、ナットを使用

ネジやボルトにも強度があり、それぞれの適材を適所に組込まれてゆく。

ボルトの一つや二つと思いきやこれが重要なのである。

ホームセンターなどで販売されているボルトなどは生の鉄であり、

自動車に使用するには強度不足。大阪電気自動車は生産責任もあるゆえ

小さなところにも配慮して製作が進められている。

そして、今日のその時。

そして、今日のその時。

遂にモーターとミッションが連結された。

現在ボディーはレストアの最中で、レストアが終われば一機に

積み込むことに致そう。

日産フィガロ フードが前開きだ。

ミニチュアカーはフードが前開きである。

しかし、このエンジンルームのようにパイクカーの未来も

きらきらしたものでありたい。

スピードウェルでは、新しい時代にマッチした車造りをし、

そしてこれからもずっとパイクカーに乗れるという方法を見出すのが夢である。

今日はEVフィガロの製作のつづきをご覧いただいたが、

来る10月、27,28,29日に東京ビッグサイトにて

大阪電気自動車製 EVフィガロがお披露目となる!?から

乞うご期待。

今日はこれまで~。

本日の名言

成功者とは、どんな不幸にも屈せず、

逆境を有利な状況へ転化する術をこころえている

byエジソン

つまりは、プラス思考ということですかなぁ。

マイナス思考はある種保守的であり冒険することもできませんなぁ。

Post date / 2011年10月4日

☆大阪府大阪市 K様 ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす=ウェルです。

さて皆様、初雪すら観測されましたが如何お過ごしでしょうか。

本日は大阪市よりお越し頂き、晴れてラシーントラベラーを手にした

K様の愛車をご覧頂くコトに致そう。

ラシーントラベラー前方正面姿見

ラシーントラベラー 前方正面 姿見千両

今回のトラベラーだが、オーナーのこだわりにより

ラシーン本来の泥臭さというよりエレガント

(落ち着いて気品のあるさま。優美なさま)を表に打ち出した。

その結果、フロントグリルやドアミラー、さらにはホイールキャップや

背面のタイヤステーなど、それぞれがボディーと同色(ホワイト色)で

製作が行われた。

化粧直しを行ったフェース

化粧を施したフロントフェース

後期モデル(平成9年~平成12年式)のフロントグリルは

前期モデルのデザインよりあっさりした感覚。

ラシーン臭いのが好きな方は前期モデルを選ぶ傾向がある。

特に、後期モデルに対しフロントバンパーをボディー同色とした場合

エレガントさは増すようだ。

ラシーン用 ウッド調パネルの発売が秒読み段階

ウェル工芸所 ラシーン用ウッド調パネルが発売

遂にラシーン用ウッド調パネルの発売が秒読み段階に突入。

ウォルナット、ゼブラノと2種類そして前期モデル、後期モデルと

共に用意される予定だ。

今回ご覧頂いているのはその内の一つ、ウォルナットである。

ナルディクラシックウッドハンドル&ウッドパネル

ナルディクラシックは36Πが一般的

ナルディは新品とUSEDと購入時に選択することが可能だ。

価格は概ね1万円ほどの差。

またUSEDであれば年代により若干センターモチーフ用リングの

有り、無しが存在する。

謹製ウェル帆布 60デザインレザーシート

謹製ウェル帆布 レザーシート張替え

ラシーン専用60レザーシートは最近若干のアレンジが加えられ

さらに乗り心地がパワーアップ。

そして、MADE JAPANの最高級防汚レザーにより

張替えが行われる。

背面タイヤ周辺の様子

謹製ウェル帆布 タイヤカバー張替え

タイヤカバーには帆布が使用されており、純正以上の耐候性を

追求している。

ラシーントラベラー斜め後方姿見

ラシーントラベラー 斜め後方姿見

背面タイヤステーやホイールキャップもホワイト一色で統一された。

この度はK様ラシーントラベラー納車、誠におめでとう御座いました。

末永くお乗りいただけますことお祈り致します。

今日はコレまで~。

本日の名言

幸福とは幸福を問題にしない時をいう。

by芥川龍之介

ということで、日本ではだいたいの人々が幸福なのであります。

世界では約70パーセントの方々が一日1ドルも使えない貧困状態。

私たちは、テレビも見れて、車も乗れて、本当に幸せであります。

Post date / 2011年10月2日

●月刊スピードウェル10月号刊行 日産PAOレザーシートコレクションの巻●

どんもす=ウェルです。

遂に今年も残り2ヶ月、10月に入りましたが如何お過ごしでしょうか。

本日は月刊スピードウェル10月号が刊行されたということで、

ご説明に上らせて頂く。

型紙よりレザーを裁断する所から始まる。

謹製ウェル帆布 作業場

スピードウェルが販売する車両にはすべてにレザーシートによる張替えが

別途費用が掛からずについて来るわけだが、簡単に張替えと申せど、

手間隙のかかる仕事である。

まず、ウェル50、ウェル60のデザインの型紙により

オーナーより選ばれしカラーレザーを裁断。

最近はポケットなどの細かなカラー選定までおこなっており、

さらに手間隙がかかるコトとなったが、その次に工業用ミシンにより

縫製が行われる。

次に、PAO純正シートの生地をシートより外し、縫製した新しいシートを

オウムクリップなる特殊なクリップでレザーを張ってゆくのだ。

と言う事で、今年度に張替えが行われた謹製ウェル帆布により

張替えが行われたレザーシート群を本日よりご覧頂こう。

日産PAO シート張替え コレクション

月刊スピードウェル10月号

全てがオーナーの思ひのカラーに張り替えられたシートであり

それぞれが最高だと自負するシート達だ。

あなたならどんなデザイン、カラーのレザーシート張替えを行うであろう。

それでは隅から隅までズズイとご覧あれ。

今日はコレまで。

本日の名言

夢なき者に理想なし。

理想なき者に計画なし。

計画なき者に実行なし。

実行なき者に成功なし。

故に、夢なき者に成功なし。

by吉田松陰

吉田松陰先生。その通りですなぁ。

ゆえに、夢なき者に成功などありえまえん。

Post date / 2011年9月30日

☆新潟県佐渡が島 H様 PAOトラディショナル納車おめでとう御座います☆

どんもす=ウェルです。

皆様、とうとう9月も終わりますが如何お過ごしでしょうか。

さて本日は佐渡が島にお住まいのH様の元へお届けされた

PAOトラディショナルをご覧頂こう。

パオ斜め前方姿見

パオトラディショナル 斜め前方姿見

今回のPAOのカラーはオリーブグレイ。PAOの色見にはグレイ色が

特色であり、水色はアクアグレイ、緑色はオリーブグレイと言う。

たまにアクアブルーやらオリーブグリーンと呼ばれる方も居られるが、

まあ、気持ちさえ伝わればそれでも良いだろう。

パオ側面姿見

パオトラディショナル 側面姿見

パオのホイールのラッカーフィニッシュはアイボリー色が人気が高く、

この仕上げによりレトロ感が彷彿とされる。

新車発売時にはこのような※1レトロさは意識されていない訳であり、

しかしながら発売より23年という年月がレトロさを強調させたと言えるかもしれない。

※1元々はレトロフューチャー(19世紀後期から20世紀中期までの人々が描いた未来像)

のような発想である。

パオ ダッシュ上下パネル張替え

謹製ウェル帆布 ダッシュ上下の張替え

鮮やかなタン色のレザーによりダッシュ上下は張り替えられた。

オリーブグレイとレザーとの相性は非常に良く、誰が見ても美しく見える。

カラーは単色で製作されているが、それが逆にストレートで味が利いているだろう。

謹製ウェル帆布によるレザーシート張替え

謹製ウェル帆布 60スタンダードレザーシート

ラシーンでは50人気だが、パオでは60人気の模様。

50デザイン、60デザインともノスタルジックでそもそものPAOの

デザイン性からは外れている。

レザー張りとなればこの張り方はトラディショナルでレトロフューチャー

の感覚での未来的ではない。

ただ、逆に現在の市販されている車のシートの造りこみが端的でコスト重視に対し

50、60デザインは手の掛かる職人仕事として受け入れられているようだ。

スピードウェルでは『コストより価値観』という考えを軸にものづくりをしている。

納車おめでとう御座います。

H様とPAOトラディショナルをガシャ!!

この度はH様納車誠におめでとう御座いました。

また、新潟市までフェリーで出てきて頂き、感謝致します。

ということで、納車が終わった訳だが、なんと納車前にラジエーターに

ヒビが入るというアクシデントが発生。

もちろんすぐさま大阪工場より部品を明朝着で手配し、翌日佐渡まで渡り候。

佐渡が島へはジェットホイールで約1時間

佐渡が島へは高速フェリー(ジェットホイール)で約1時間

なんとこの船は1,5mも海上に飛びながら航行する船である。

その原理は水面下に飛行機と同等の翼をもうけ、浮力により船ごと持ち上げ

船底で起こる摩擦を減らすことで時速80kmという驚異的なスピードで飛ぶ?走る?のだ。

佐渡が島へ到着

佐渡が島へ到着。

日本一大きい島、佐渡が島。日本一金が採掘された島、佐渡が島。

と日本一づくしであるが、トキを飼育している島でもある。

なんと2008年にはトキは122羽まで増えているとは皆ご存知だっだであろうか。

パオのエンジンルーム

PAOのエンジンルーム

タイミングベルト、ウォーターポンプ、オイルシールなど一式の整備を

終えたが、ラジエーターにヒビが入り現地での予防整備がおこなわれた。

コア増ラジエーターへ交換された

右がお古で左が新品のラジエーター

今回はせっかく交換するのだから、コア増ラジエーターを用意。

万全の整備を行っていても、中にはこうしたトラブルもある。

それは、やっぱり機械はいつかは壊れるということだろうか。

しかし、100%を目指して整備するという発想は間違いではなく、

どれだけ壊れにくく、気持ちよくお乗りいただけるかが一番重要なことだとおもふ。

佐渡のお土産有難う御座います。

この度はお土産を沢山頂き、H様本当に有難う御座います。

佐渡でPAOが走る、想像するだけでワクワクします。

今日はコレまで~。

本日の名言

我が身をつねって人の痛みを知れ

これはコトワザではありますが、人の痛みの解かる人は

自分自身でこの痛みをしっておりますなぁ。

人の心を知ることは人を思いやるコトの出来る人ですなぁ。

なかなか人間というものは、これも勉強です。