Post date / 2011年9月24日

〇日産PAO 工期3ヶ月半レストアの巻〇

どんもす=ウェルです。

さて皆様、秋の夜長如何お過ごしでしょうか。

本日は山口県から遠路はるばるPAOのレストアにお持込いただきました

パ男氏の車両の出来上がりをご覧頂くことに致そう。

パオレストア前 走行は約34万キロ

パ男氏の愛車 PAOが遂にレストアされる。

レストアとは一帯何ぞやと申せば、元の状態に戻すとか、復元するという意味であるが、

その方法にも色々存在する。

完全な状態に復元する場合もあれば、オーナーの意見が取り入れられた

いわゆるモディファイが加えられたレストアも存在する。

今回のレストアには内外装と機関系をトータルにバランスよく仕上げるように心がけ

一つ一つ部品を選定し進められた。

レストア前の予感がする。

レストア前の予感。

23年という年月のなかで、目には見えない部分にそれなりの埃や汚れが

蓄積されている。それはごく当たり前のことではあるが、一掃すれば

新車までとはゆかないが綺麗な状態を取り戻すことが可能である。

ダッシュパネルもレストア前

ダッシュパネルも全て分解。

左右のデフロスターサイドグリルにはスピードウェルが完全リプロダクトを

行ったものを新調。

ダッシュ上下パネルの張替えが待っている。

この時点で内装はアイボリー色に塗装することが決まっている。

大阪バネ工業の松浦氏との調整

大阪バネ工業の松浦氏が登場。

今回のパ男氏の車両よりレギュレートスプリングがタイプ2を迎える。

そのため、松浦氏が製品をスピードウェルまでお届け。

タイプ2が出来上がった。

タイプ2は巻線数を減らし、バネレートはそのままに。

前回のティーポオーバーヒートミーティングや、前日のセントラルサーキット

でのテスト走行による調整によりバネ下重量の軽減を図るための

ブラッシュアップが行われたようだ。

コーナーリング特製はPAO用スプリングのなかで随一ではなかろうか。

レギュレートスプリング×モンローショックアブソーバー

フロント2,4kg リヤ1,9kg

ニスモ製がフロント2,0kg リヤ1,6kgであるから、

このスプリングのバネレートがかなり高めであることが伺える。

レートが高くなるほど突き上げ感が増すが、その突き上げを最大限抑える

ためにスプリングの巻き数や線径などにも凝っている。

謹製ウェル帆布によりシートが張替え中

謹製ウェル帆布によりシートが張替え中。

全体的な業務と平行して行われるため、誠に申し訳ないのだが

スローペースで作業は進められる。

小物類もアイボリー(象牙色)塗装が進められた

小物類もアイボリー(象牙色)にラッカーフィニッシュが進められた。

特に、艶肌はセミグロス<半艶>を採用し、元々小物類の表面に

シボの処理が施されているコトから、レザーを張り合わせた感覚に。

ウェル的にシボ感があるところにブリブリの艶々の塗装は考えにくく、

肌をおとして鉄板風にすればブリブリでもOKといったところ。

質感をどう表現するかがスピードウェルの仕事であると感じている。

謹製ウェル帆布のシフトブーツ

MTシフト用ブーツも交換に。

パ男氏とカラーの調整をし忘れ、ウェルの目線で作ってしまったシフトブーツ。

よろこんでもらえるだろうか~、どうだろうか~。

幾晩悩み続けるコトとなった。

フェンダー内側には防錆ワックスがおごられる

防錆ワックスが注ぎこまれる。

一度錆びた鉄は錆を落としても必ず錆びてくる。

レストアとは簡単に言うけれど、外板パネルをごっそり交換するまでの

工法はまだ取る時期でもなく、錆びたところをしっかりそぎ落とし

裏面からは防錆ワックスで入念な処理をおこなう。

あとは錆びないでくれと念じるだけだ。

ダッシュパネルが組み付けられる

ダッシュパネルが組み付け開始。

そうこうしているうちに、どんどん組み付けが始まる。

今回は外装はアクアグレイをリペイントを施し、内装はドアトリムのラインより

下でアイボリー、トリムより上でアクアグレイを残し、

より鉄板さをアピールするコトとなった。

PAOの良いところは内パネルに鉄が露出している所であり、

そのことにより簡素さや重量感、プロダクト感が彷彿する。

ということでアクアグレイ色部(鉄板部)は外装色と

同色にしたと想像していただければそれで良い。

シルバーパーツはまとめて塗装が行われた

シルバーパーツ類は艶有りに。

レストアしましたよと解かり易く、純正のセミグロスとは一味ちがった

グロスで仕上げが施された。

と言う事で、それでは仕上がりをご覧頂こう。

パオレストア ついに完成 

PAO レストア完成

やっとこさの完成。

今回は3ヶ月の工期であるが、1年とお待ち頂いているお客様もおられる。

一点ずつの部品の手配や、仕上げにより工期は様々であり

作業の進展はなかなか説明することが出来なく御不便をおかけ致します。

良いモトリタが手に入った。

良いモトリタが手に入った。

今回のパ男氏のハンドルは実はスピードウェルで2本注文。

そのうちの木目の良いほうで装着がおこなわれた。

もう一本はスピードウェルで展示している。

パオ謹製ウェル帆布レストア完成

謹製ウェル帆布 ウェル60スタンダードレザーが採用

パイプにはダッシュ上下のカラーがあしらわれ、それとなく

協調されている。いいなぁ~と思った方はパ男氏のセンスに

引き込まれたと言えるだろう。

ポケットはバッグ風でお洒落である。

ポケットはたんなるポケットではなく冒険カバン風。

どこかしらにPAOに必要な冒険らしさ。

パ男氏が持ち歩いていたカバンがそれに近い風合いで

おお~、やっぱりパオイストだなぁと感じる時だった。

パ男様この度は納車おめでとう御座いました。

と言う事で、本日はパオのレストア風景をご覧頂いたが、

帰りになんとSL山口号と遭遇。

SL山口号

SL山口号

帰りは9号線を山口から小郡へひた走っていると、踏み切りに鉄男さんと

鉄子さんたちが群がっているではないか。

その様子を察知し、すぐさまカメラをセット。

この機械、機械したプロダクト

この機械、機械したプロダクト。

ハイテクでなく、ローテク。しかしこのピストンなどの精度は実に素晴らしく

機械美といえるだろう。

今の車にもこの機械美を求めては如何だろうか。(大手企業さま宛)

今日はコレまで~。

本日の名言

居てすることを立ってする

まあちゃきちゃき物事を進める感じが伺えます。

ウェルも最近体重が、、、これじゃぁだめですなぁ。

Post date / 2011年9月24日

〇スピードウェルよりお願い〇

どんもす=ウェルです。

日頃より格別のご高配を賜り誠に有難う御座います。

さてココ3週間ほどメールソフトの不具合により、ご連絡が行き届いて

おりません。

つきましては来週中に復旧する見込みですので、随時返信致します。

なにとぞよろしくお願い申し上げます。

ご不便、ご足労おかけ致しますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

スピードウェル店主より

Post date / 2011年9月21日

号外〇日産PAO ブランド『PAOSIDE』のお宝の巻〇

どんもす=ウェルです。

台風一過、皆様如何お過ごしでしょうか。

本日は号外と言うなのもと、スンゴイ、スンゴイ、お宝をご覧頂くコトに致そう。

まずはPAOSIDEとはなんぞやと申せば、PAOのアンテナショップ

東京は勝どきにあるパイクファクトリー内などでPAOのグッズを販売していた。

「パオにすっかり惚れ込んで、生活まるごと、朝から晩まで、パオで固めてやろうじゃないの」

というパオイストたちのためのひっこうアイテムのブランドネームである。

衣服や、眼鏡、キーホルダーやプラモデル、チョロQやラジコン。

いろんなアイテムがPAOSIDEというブランドで販売されていたわけだが、

特に、プラモデルやチョロQなどは版権により玩具メーカーなどが製作していたものであり

日産PAOSIDEと版権PAOSIDEと2つに分けるコトが出来るようだ。

そして今日ここでご覧頂くアイテムは、本邦初公開となるか!!

PAOSIDEネクタイ用ピン

PAOSIDE ネクタイピン

この品はお客様よりスピードウェルに寄贈された。

今後のヘリテイジセンターで展示保存されてゆくコトが決定している。

まあ、なんとこのような物までPAOブランドがあったようだ。

PAOSIDEネクタイピン

そして、今日のその時。

23年前のシロモノであり、現在販売価格は調査中。

販売はパイクファクトリー内で行われていたものではないようではあるが、

それにしてもこれはお宝中のお宝であり五つ星に認定。

ということで、PAOの発売時にはいろんなグッズが存在し、

現在PAOのファンである方々は、ウェルと共にPAOの勉強を

これからも行ってもらいたい。

今日はコレまで~。

本日の名言

二つの可能性がある。

宇宙にいるのは私たちだけか、そうでないか。

どちらも同じくらいゾッとする。

byアーサー・クラーク

これは面白いお話ですが、どちらもぞっとしますなぁ。

生命そのものがぞっとします。しかし、生まれたからには

何かを残したいと思い、生きてみませんか。

Post date / 2011年9月16日

〇臨時休業のお知らせ〇

どんもす=ウェルです。

拝啓 初秋の候 ご愛顧賜り誠に有難う御座います。

さてこの度、9月17日18日の両日は誉田八幡宮のだんじり祭に付き

誠に勝手ながら臨時休業致します。

試験曳きの様子

試験曳きの様子。

当八幡宮は八幡様の御陵の前に鎮座し、だんじり祭の始まりと

称されており、ウェルも氏子ながら参加致しております。

ということで、誠に勝手では有りますが祝日の月曜日はOPENしておりますので、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

ガレージスピードウェル 店主より

Post date / 2011年9月15日

☆大阪府吹田市 Y様 ラシーントラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日は大阪府吹田市よりはるばるお越し頂き、

はれてラシーントラベラーのオーナーとなられたY様がご自慢の車両を

隅から隅までズズイとご覧頂こう。

前方正面姿見 ラシーントラベラー

ラシーントラベラー 前方正面姿見

今回のラシーントラベラーであるが、後期モデルのシーダーグリーン色。

後期モデルでは標準モデルではなかったサンルーフが特徴的で

1年に一台入荷すれば御の字であるくらい希少車である。

はれてオーナーとなられるまでは、幾月もお待ちになられ

こうして納車する日をお迎えになられた。

パネルラッカーフィニッシュ

メーターパネルのラッカーフィニッシュ

パネルラッカーには艶々(グロス)半艶(セミグロス)艶消し(マット)と

3つの仕上げより選択が可能であり、今回はセミグロスでの仕上げが施されている。

グリーンと茶色の色合いはトラディショナルなカラーだ。

ナルディウッド&ウッドシフトノブ

ナルディウッド&ウッドシフトノブ

ウッドハンドルやウッドシフトノブなど車が成立する段階

(馬車や人力車から原動機に換わった)時代の名残だろうか。

特に人にぬくもりを感じさせるプロダクトが味を利かせている。

※ウッドシフトノブは日産純正オプションを装着

謹製ウェル帆布 ウェル50スタンダードレザー

謹製ウェル帆布 ウェル50スタンダードレザーシート

ラシーンには50(ゴウマル)60(ロクマル)そして、70(ジョルジェット)と

3種類のデザインをご用意。シート生地配色には200色以上の防汚レザーにより

張替えが行われる。レザー生地はメイド ジャパンを使用し

現在自動車に使用される生地ではナンバー1の物だ。

もちろん車検にもばっちり適合する。

ラシーン 後方正面姿見

ラシーントラベラー 後方正面姿見

タイヤカバーにはダイヤ形状のキルトデザインが施され

暖かな雰囲気が見てとれる。

このダイヤカット型は本当のキルトであり、中身のスペアタイヤは

冬場はとてもあたたかいだろう。

シャンパーンゴールドのバンパー

シャンパーンゴールドに調色されたバンパー

バンパーの塗装カラーには大人らしいシャンパンゴールドに。

本来の純正バンパーの色をベースにしてカラー配合し製作したコトにより

ラシーンラシさが抜けることなくエレガントな面持ちに変化したようだ。

奥が純正バンパー色 手前がシャンパーンゴールド色バンパー

奥が純正バンパー色、手前がシャンパンゴールドバンパー色

こうしてみれば純正色とシャンパンゴールド色バンパーの色味

が違うのが一目瞭然であろう。スピードウェルでは

カラーリングにもオーナーのこだわりをふんだんに

詰め込むコトが可能である。

納車おめでとう御座います

Yご夫妻とラシーンちゃんをガシャ!!

この度はY様ラシーントラベラー納車、誠におめでとう御座いました。

大変長らくお待たせ致しましたが、これからは長く大切にお乗り下さい。

今日はコレまで~。

本日の名言

一歩一歩は苦しいんだ。

だけどいつかは頂上に着く。

by黒澤明

黒澤監督、さすがですなぁ。その一歩一歩も苦しいと。

そう、一歩が苦しいところに物凄い高い頂上が待っているのであります。